2016.05.05[梅ノ木~三舞谷左俣~左俣南小尾根~西南稜~御殿山~坊村]with Sさん
※三舞谷は一般登山道ではありません!
35年ぶりの沢登り。ロープの結び方もすっかり忘れてしまっている。ロープワークを勉強し直し、ヘルメットとハーネスを新調し、いざ出陣。きょうはSさんという強力な同行者がいる。堰堤群を左岸から越え、小滝を登ると二俣。すかさず左俣に。しばらくはゴーロだが徐々に滝が現れ始める。両岸に岩が見えだすといよいよ大滝間近。登るにつれ右岸岩に隠れていた滝がその姿を現してくる。新緑とヤマツツジの中、圧倒的な迫力でそれは飛び込んできた。きょうは水量もそこそこあって素晴らしい景観。あこがれの大滝にようやく念願叶って対面する事ができた。左岸高巻き途中から見下ろす姿も高度感たっぷりでまたいい。大滝上の大崩壊地を左手に見る次の滝も美しい。この滝も左岸を巻く。途中素晴らしいスギの巨木を発見。せまいゴルジュの上で谷におり小滝をひとつひとつ越えていく。調子よく登っていたが、5m程の小滝で気が緩んだのか、判断ミス。木をつかんで体重をかけたところ岩もろともすっぽり抜けてしまった。1mほど滑り落ち、尻餅をついてひっくり返った先が滝頭。一気に3m程転落。右肘と右脇腹を強打したようだ。右手に力を入れると激痛がはしる。このまま溯行は無理と判断。さて登るか下りるか、地形図を見て検討。ここは標高900m地点まできているため登り切って登山道に出る方が賢明。下りはスリップの危険性がある。右手の小さな尾根に取り付き急斜面を登る。さして難所もなく30分ほどで西南稜に飛び出す。そこはワサビ峠からひと登りした武奈ヶ岳西南稜のピークだった。昼食をとっていると外したスパッツの下から巨大なヤマビルが這い出してきた。献血してしまったのか。しかし転落したときのケガ以外の出血はなさそうで安心。たまたま他の登山者か鹿などの動物からポロリと落ちたヒルの上でおにぎりをほおばっていたようだ。さて昼食後、武奈ヶ岳に行こうとするが歩き出してまもなく今度は足がつる。急斜面を右手を使えないので左手と両足でぐいぐいと登ったので、ちょっと足が悲鳴を上げている様子。仕方なく御殿山コースを下って坊村へ。下り着いた頃には右肘に加え右脇腹も痛くなってきた。車を走らせ家に着くころには痛みがさらにひどくなってしまった。腕を見ると腫れが尋常でない。救急で病院に行くと右肘粉砕骨折&肋骨骨折と診断された。Sさん迷惑かけてすみませんでした。
F1
F2
F3
眩しい流れ
F4
F5
F6大滝の勇壮
この大滝は裏比良最大の落差がある
大滝を巻く途中から
大滝上の大崩壊地
美瀑F7
F7高巻き途中に見つけた杉の巨木
F7より上は小滝が詰まっている
ひとつひとつ小滝を登っていく
小滝群で最大の滝
ここまで来るとFナンバーが分からない
ここで・・・
飛び出したところは見慣れた風景
(※手書き地図は主に記憶を元に私の主観で作成しています。距離やルートなど実際とは違っていることもありますので、あくまでもこのマップは目安・参考にとどめておいてください。また集中豪雨等で様子が変わっていることもあります。何かあったときの責任は負いかねますのでご了承ください。※今回は特に数日後に記憶を元に書き起こしていますので、正確さに欠けると思います。)
※三舞谷は一般登山道ではありません!
35年ぶりの沢登り。ロープの結び方もすっかり忘れてしまっている。ロープワークを勉強し直し、ヘルメットとハーネスを新調し、いざ出陣。きょうはSさんという強力な同行者がいる。堰堤群を左岸から越え、小滝を登ると二俣。すかさず左俣に。しばらくはゴーロだが徐々に滝が現れ始める。両岸に岩が見えだすといよいよ大滝間近。登るにつれ右岸岩に隠れていた滝がその姿を現してくる。新緑とヤマツツジの中、圧倒的な迫力でそれは飛び込んできた。きょうは水量もそこそこあって素晴らしい景観。あこがれの大滝にようやく念願叶って対面する事ができた。左岸高巻き途中から見下ろす姿も高度感たっぷりでまたいい。大滝上の大崩壊地を左手に見る次の滝も美しい。この滝も左岸を巻く。途中素晴らしいスギの巨木を発見。せまいゴルジュの上で谷におり小滝をひとつひとつ越えていく。調子よく登っていたが、5m程の小滝で気が緩んだのか、判断ミス。木をつかんで体重をかけたところ岩もろともすっぽり抜けてしまった。1mほど滑り落ち、尻餅をついてひっくり返った先が滝頭。一気に3m程転落。右肘と右脇腹を強打したようだ。右手に力を入れると激痛がはしる。このまま溯行は無理と判断。さて登るか下りるか、地形図を見て検討。ここは標高900m地点まできているため登り切って登山道に出る方が賢明。下りはスリップの危険性がある。右手の小さな尾根に取り付き急斜面を登る。さして難所もなく30分ほどで西南稜に飛び出す。そこはワサビ峠からひと登りした武奈ヶ岳西南稜のピークだった。昼食をとっていると外したスパッツの下から巨大なヤマビルが這い出してきた。献血してしまったのか。しかし転落したときのケガ以外の出血はなさそうで安心。たまたま他の登山者か鹿などの動物からポロリと落ちたヒルの上でおにぎりをほおばっていたようだ。さて昼食後、武奈ヶ岳に行こうとするが歩き出してまもなく今度は足がつる。急斜面を右手を使えないので左手と両足でぐいぐいと登ったので、ちょっと足が悲鳴を上げている様子。仕方なく御殿山コースを下って坊村へ。下り着いた頃には右肘に加え右脇腹も痛くなってきた。車を走らせ家に着くころには痛みがさらにひどくなってしまった。腕を見ると腫れが尋常でない。救急で病院に行くと右肘粉砕骨折&肋骨骨折と診断された。Sさん迷惑かけてすみませんでした。
F1
F2
F3
眩しい流れ
F4
F5
F6大滝の勇壮
この大滝は裏比良最大の落差がある
大滝を巻く途中から
大滝上の大崩壊地
美瀑F7
F7高巻き途中に見つけた杉の巨木
F7より上は小滝が詰まっている
ひとつひとつ小滝を登っていく
小滝群で最大の滝
ここまで来るとFナンバーが分からない
ここで・・・
飛び出したところは見慣れた風景
(※手書き地図は主に記憶を元に私の主観で作成しています。距離やルートなど実際とは違っていることもありますので、あくまでもこのマップは目安・参考にとどめておいてください。また集中豪雨等で様子が変わっていることもあります。何かあったときの責任は負いかねますのでご了承ください。※今回は特に数日後に記憶を元に書き起こしていますので、正確さに欠けると思います。)
大変な事故でしたね、
右わき腹と右ひじに手を当てて読ませていただきました・・
根の浅い木や浮石や枯れ木だったりもしますので沢では気が抜けませんね
しばらく治療に専念、ときどき仕事を・・というわけにはゆかないですよね~
とにかくお大事になさってください、
私も気をつけなくちゃ・・。
反省\(. .)
もう仕事始めてます。右手「動かさなくては固まってしまうよ」って
医者に脅されてますからいいリハビリです。
大変な事故でしたね、無事?帰還出来て良かったですね。
私も無理しないようにしなくちゃあ!
十分注意してたんですけどねぇ。もっと注意します。
無事手術も終わり退院してきました。まずは完治さす事に専念します。