2020.08.10[暮雪山多目的保安林駐車場08:50〜08:59大山口〜09:25青ガレ09:27〜10:27金糞峠10:29〜10:31金糞峠西側下の分岐〜10:53大橋11:08〜12:38ヨキトウゲ谷入口の分岐12:39〜12:47上林新道四辻〜13:16コヤマノ岳〜13:21コヤマノ分岐〜13:31武奈ヶ岳13:47〜13:57コヤマノ分岐〜14:18イブルキノコバ〜14:31八雲ヶ原14:37〜14:50北比良峠15:05〜15:07神璽谷道下降点〜15:29カモシカ台〜15:50大山口15:55〜16:02暮雪山多目的保安林駐車場](距離12.28km 累積標高1065m)
●青ガレ上から金糞滝落ち口への下降と続く小滝経由最奥の堰堤までは道なし、滝登り
●大橋からは奥の深谷遡行
kol-yosiokaさんに奥の深谷で水遊びがしたいとおねだり。快く承諾いただき、8時半にイン谷口へ。10分ほど遅れてしまいました、すみません。
暮雪山多目的保安林駐車場まで車で上がる。駐車場はほぼいっぱい。本日は山の日ですからね。
奥の深谷までに金糞滝の上も登ってみませんかとkol-yosiokaさんのご提案。ここも一度登ってみたいと思っていた場所、もちろん断るはずもなく、青ガレを登り切ったところからロープで金糞滝上に下りる。
金糞滝の落ち口から下を覗いたのち、靴を履き替えヘルメット装着で2つの小滝を登る。kol-yosiokaさんは易々と登って行かれるが、私は悪戦苦闘。それでもなんとか滝芯をシャワークライムでお助けロープを借りることなく登ることができた。何とも気持ちがよい。
堰堤下でウオーミングアッププチ遡行を終了、登山道に戻り一旦靴を履き替える。
kol-yosiokaさん曰く、私は遅いので先に登って金糞峠で待っててくださいとのことなので、ペースを上げる。しかしどれだけ登っても後ろを振り返ると、すぐそこにはkol-yosiokaさんの姿が。挙げ句の果て少しだけ先に峠に着いたので、休憩しようとザックをおろすと、先に行きますねと通過して行かれる。
滝登りの身軽さ、ペース崩さず登って行かれる姿、バリ道ルート取りの的確さ、どれをとってもあらためて尊敬に値するし、見習いたいと思う。
先に言っておきます、謙遜じゃありませんから!
さて大橋まで登山道を下って、再び沢靴に履き換え、奥の深谷に入る。
ほどよい段差を快適に登って行くが、毘沙門滝手前の小滝を増水もあって巻くことに。それにしても梅雨明け10日ほど経ち、その間たいした雨は降っていなかったように思うのだが、いまだに谷の水量は多い。それだけ梅雨期間中にたくさんの雨が降ったということになる。
右岸から巻き登り、谷に下りようとするが、ぽっかり空いた大岩の空間に入り込み谷に出られない。再び巻き、谷に下りるとそこは毘沙門滝の落ち口。滝を下から見ることはできなかった。
その後もわたしにはギリギリの小滝登りが続き、全身びしょ濡れでテンションが上がる。いくつかの滝では先にザックを滝上に届け、身ひとつで滝登り。いずれも滝壺があるので、落ちても安全。
これくらいの規模の滝登りの方が私の技量には合っていそうで、怯むことなく楽しめる。
谷に落差がなくなり昼食。ここでkol-yosiokaさんとは別れて、まだ時間もあることなので一人武奈ヶ岳に向かう。
結構、滝登りで体力を消耗したので苦しい登りになるかと思ったが、まだ全身が濡れていて暑さを感じなく、汗もあまりかかないということもあってか、案外楽に登り切ることができた。
山頂は晴れて日射しはあるが、そこそこの風が吹いており、体感温度はほどよく、爽やかで気持ちがよい。
この時期の午後の時間帯にしては空気が澄んでおり、遠くまでが見渡せる。南には左には琵琶湖、右には京都市内を両手に従えた蓬莱山がハッキリと望めるし、北には日本海、西には幾重にも重なり終わりがなく続いているのではないかという丹波の山々もよく見える。
ただ残念なのは、東側の景色で、琵琶湖はくっきり見えるものの、鈴鹿の山々はやや霞み伊吹山はハッキリしない。
この爽やかな風に当たっていると、なかなか重い腰を上げる気にはならない。
意外と山頂には人が少なく数名程度しかいないこと、風で虫がいないことも居心地の良さとなっている。
帰路はイブルキのコバから八雲ヶ原経由ダケ道。
北比良峠への登りで足の甲や踵が痛くなってきたと思ったら、それは靴下をはいていなかったための靴擦れだった。山靴と沢靴を何度も履き替え、足が濡れているところへ靴下を履くことが面倒で、素足だったせいだ。
峠から下界を見下ろしながら足を乾かし、今さらだが靴下着装。
ダケ道を快適に下っていくが、ちょうどカモシカ台で転倒。カメラを下敷きに地面に突っ伏す形でバタンと倒れたが、カメラに異常なくホッとする。足元を見たが、つまずくようなものは何もなく、どうしてこけたのかわからない。
あっ、ここで気づいた。恐竜の背骨のことを。先日kol-yosiokaさんがダケ道で一直線に石が列んでいるところがあって、恐竜の骨のようだと言われていたもので、これはぜひチェックして写真も撮りたいと思っていたのだが、どうも既に通り過ぎていたようだ。残念。また次の機会に。
大山口で水浴びと洗濯をして駐車場に戻る。
kol-yosiokaさん、とても楽しい滝登りができました。やっぱり見習うべき所は多いです。ありがとうございました。またおねだりさせてください。
正面谷F1(金糞滝)を上から
正面谷F2
さて靴を履き替えて滝登りの始まりです
易々とF3を登るkol-yosiokaさん
F3を登るkol-yosiokaさん
お手本を見て私も挑戦します
F3
オトギリソウ
金糞峠への登りにて
金糞峠からの景色
この夏はガスで見えないことが多いようです
大モミの木
毘沙門岩
この滝は滝壺が深いので巻く
大股と腕力で
kol-tosiokaさん、乗り越えられる
私も挑戦
ヒラタケじゃないよね
乾燥しています
上林新道四辻手前の杉林
上林新道も上部にいくにつれブナが増えてくる
上林新道にて
坂が一段落するところ
ここが好きです
上林新道上部
美しいブナ林となる
コヤマノ岳のシンボルツリー
コヤマノ岳のブナ林
リョウブが多く咲いていました
もうすぐ武奈ヶ岳
山頂手前になると南に展望が開ける
手前のピークにて
今日は案外登山者が少ない
風があって結構涼しい
武奈ヶ岳山頂から
高島の町と奥琵琶湖
武奈ヶ岳山頂から北に広がる風景
武奈ヶ岳山頂から
蓬莱山と右は京都の街
武奈ヶ岳山頂にて
山頂付近には苔が増えてきた
ホツツジ
カレバキツネタケでしょうか
ヤマジノホトトギス
イブルキのコバにある小滝
八雲ヶ原に咲くネジバナ
池の畔にはヤゴの抜け殻
八雲ヶ原にて
八雲ヶ原にて
北比良峠からの景色
再びヤマジノホトトギス
●青ガレ上から金糞滝落ち口への下降と続く小滝経由最奥の堰堤までは道なし、滝登り
●大橋からは奥の深谷遡行
kol-yosiokaさんに奥の深谷で水遊びがしたいとおねだり。快く承諾いただき、8時半にイン谷口へ。10分ほど遅れてしまいました、すみません。
暮雪山多目的保安林駐車場まで車で上がる。駐車場はほぼいっぱい。本日は山の日ですからね。
奥の深谷までに金糞滝の上も登ってみませんかとkol-yosiokaさんのご提案。ここも一度登ってみたいと思っていた場所、もちろん断るはずもなく、青ガレを登り切ったところからロープで金糞滝上に下りる。
金糞滝の落ち口から下を覗いたのち、靴を履き替えヘルメット装着で2つの小滝を登る。kol-yosiokaさんは易々と登って行かれるが、私は悪戦苦闘。それでもなんとか滝芯をシャワークライムでお助けロープを借りることなく登ることができた。何とも気持ちがよい。
堰堤下でウオーミングアッププチ遡行を終了、登山道に戻り一旦靴を履き替える。
kol-yosiokaさん曰く、私は遅いので先に登って金糞峠で待っててくださいとのことなので、ペースを上げる。しかしどれだけ登っても後ろを振り返ると、すぐそこにはkol-yosiokaさんの姿が。挙げ句の果て少しだけ先に峠に着いたので、休憩しようとザックをおろすと、先に行きますねと通過して行かれる。
滝登りの身軽さ、ペース崩さず登って行かれる姿、バリ道ルート取りの的確さ、どれをとってもあらためて尊敬に値するし、見習いたいと思う。
先に言っておきます、謙遜じゃありませんから!
さて大橋まで登山道を下って、再び沢靴に履き換え、奥の深谷に入る。
ほどよい段差を快適に登って行くが、毘沙門滝手前の小滝を増水もあって巻くことに。それにしても梅雨明け10日ほど経ち、その間たいした雨は降っていなかったように思うのだが、いまだに谷の水量は多い。それだけ梅雨期間中にたくさんの雨が降ったということになる。
右岸から巻き登り、谷に下りようとするが、ぽっかり空いた大岩の空間に入り込み谷に出られない。再び巻き、谷に下りるとそこは毘沙門滝の落ち口。滝を下から見ることはできなかった。
その後もわたしにはギリギリの小滝登りが続き、全身びしょ濡れでテンションが上がる。いくつかの滝では先にザックを滝上に届け、身ひとつで滝登り。いずれも滝壺があるので、落ちても安全。
これくらいの規模の滝登りの方が私の技量には合っていそうで、怯むことなく楽しめる。
谷に落差がなくなり昼食。ここでkol-yosiokaさんとは別れて、まだ時間もあることなので一人武奈ヶ岳に向かう。
結構、滝登りで体力を消耗したので苦しい登りになるかと思ったが、まだ全身が濡れていて暑さを感じなく、汗もあまりかかないということもあってか、案外楽に登り切ることができた。
山頂は晴れて日射しはあるが、そこそこの風が吹いており、体感温度はほどよく、爽やかで気持ちがよい。
この時期の午後の時間帯にしては空気が澄んでおり、遠くまでが見渡せる。南には左には琵琶湖、右には京都市内を両手に従えた蓬莱山がハッキリと望めるし、北には日本海、西には幾重にも重なり終わりがなく続いているのではないかという丹波の山々もよく見える。
ただ残念なのは、東側の景色で、琵琶湖はくっきり見えるものの、鈴鹿の山々はやや霞み伊吹山はハッキリしない。
この爽やかな風に当たっていると、なかなか重い腰を上げる気にはならない。
意外と山頂には人が少なく数名程度しかいないこと、風で虫がいないことも居心地の良さとなっている。
帰路はイブルキのコバから八雲ヶ原経由ダケ道。
北比良峠への登りで足の甲や踵が痛くなってきたと思ったら、それは靴下をはいていなかったための靴擦れだった。山靴と沢靴を何度も履き替え、足が濡れているところへ靴下を履くことが面倒で、素足だったせいだ。
峠から下界を見下ろしながら足を乾かし、今さらだが靴下着装。
ダケ道を快適に下っていくが、ちょうどカモシカ台で転倒。カメラを下敷きに地面に突っ伏す形でバタンと倒れたが、カメラに異常なくホッとする。足元を見たが、つまずくようなものは何もなく、どうしてこけたのかわからない。
あっ、ここで気づいた。恐竜の背骨のことを。先日kol-yosiokaさんがダケ道で一直線に石が列んでいるところがあって、恐竜の骨のようだと言われていたもので、これはぜひチェックして写真も撮りたいと思っていたのだが、どうも既に通り過ぎていたようだ。残念。また次の機会に。
大山口で水浴びと洗濯をして駐車場に戻る。
kol-yosiokaさん、とても楽しい滝登りができました。やっぱり見習うべき所は多いです。ありがとうございました。またおねだりさせてください。
正面谷F1(金糞滝)を上から
正面谷F2
さて靴を履き替えて滝登りの始まりです
易々とF3を登るkol-yosiokaさん
F3を登るkol-yosiokaさん
お手本を見て私も挑戦します
F3
オトギリソウ
金糞峠への登りにて
金糞峠からの景色
この夏はガスで見えないことが多いようです
大モミの木
毘沙門岩
この滝は滝壺が深いので巻く
大股と腕力で
kol-tosiokaさん、乗り越えられる
私も挑戦
ヒラタケじゃないよね
乾燥しています
上林新道四辻手前の杉林
上林新道も上部にいくにつれブナが増えてくる
上林新道にて
坂が一段落するところ
ここが好きです
上林新道上部
美しいブナ林となる
コヤマノ岳のシンボルツリー
コヤマノ岳のブナ林
リョウブが多く咲いていました
もうすぐ武奈ヶ岳
山頂手前になると南に展望が開ける
手前のピークにて
今日は案外登山者が少ない
風があって結構涼しい
武奈ヶ岳山頂から
高島の町と奥琵琶湖
武奈ヶ岳山頂から北に広がる風景
武奈ヶ岳山頂から
蓬莱山と右は京都の街
武奈ヶ岳山頂にて
山頂付近には苔が増えてきた
ホツツジ
カレバキツネタケでしょうか
ヤマジノホトトギス
イブルキのコバにある小滝
八雲ヶ原に咲くネジバナ
池の畔にはヤゴの抜け殻
八雲ヶ原にて
八雲ヶ原にて
北比良峠からの景色
再びヤマジノホトトギス
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