滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2018.05.05 比良山/蛇谷ヶ峰・地蔵山・釣瓶岳・武奈ヶ岳・烏谷山・比良岳・蓬莱山・ホッケ山・権現山(縦走33.7km)

2018-05-05 21:50:14 | 比良の山
2018.5.5[朽木支所前バス停08:15〜08:37くつき温泉てんくう08:39〜08:49釜の谷登山口〜09:02釜の谷〜09:14釜の谷分岐〜09:24670m点ベンチ〜09:36カツラの谷分岐〜09:41866m分岐〜09:45蛇谷ヶ峰09:49〜10:10滝谷ノ頭〜10:15ボボフダ峠〜10:30ヨコタニ峠〜10:49地蔵峠〜10:52地蔵山11:03〜11:30イクワタ峠〜11:52釣瓶岳12:01〜12:12細川越〜12:33武奈ヶ岳12:48〜12:57コヤマノ分岐〜13:01パノラマコース分岐〜13:06RP八雲3〜13:18八雲ヶ原13:23〜13:33比良ロッジ跡〜13:38北比良峠13:39〜13:42前山〜13:55金糞峠14:04〜14:13東レ新道分岐〜14:27南比良峠〜14:40荒川峠〜15:05烏谷山15:10〜15:18葛川越〜15:28比良岳(道標)〜15:46木戸峠15:47〜16:01打見山16:32〜16:37レストランバードキャッスル〜16:49蓬莱山16:51〜17:07小女郎峠〜17:24ホッケ山17:28〜17:44権現山17:48〜18:06ズコノバン〜18:31権現山登山口〜18:59栗原バス停〜19:13妹子の郷]with Sさん

朽木から蛇谷ヶ峰に登って、そのまま南に縦走し、権現山から妹子の郷まで比良山縦走に挑戦した。
18歳の夏に葛川平から近江高島駅までの縦走はしたことがあった。今回は年齢も3倍になって、果たしてそれより長距離の縦走できるのかどうか。猛者S氏を誘っての挑戦。
道の駅「妹子の郷」集合。1台デポ、もう1台で志賀駅へ。まだ7時だというのに駅前無料駐車場がもうほぼ満車。湖西線に乗って安曇川駅へ。
朽木行き朝イチのバスに乗り込み朽木支所前下車。8時12分、もうちょっと速いバスがあれば余裕を持って出発できるのだが……。
近道で「グリーンパーク想い出の森」経由、蛇谷ヶ峰登山道に入る。雲ひとつない快晴、新緑の緑と青空が目に痛い。

途中、木道が破損している箇所があるが雨後のスリップさえ注意すれば問題なく通れる。「グリーンパーク想い出の森」より蛇谷ヶ峰まで66分。ちょっと飛ばしすぎたか。山頂からの風景は東側がかなり霞んでいて琵琶湖の対岸がわからない。
蛇谷ヶ峰よりしばらくは激下りだがその後は歩きやすい道。快適に歩きボボフダ峠、横川峠と通過して地蔵山へ。蛇谷山頂に次いで2度目の水分&エネルギー補給。
今回はバテてものが喉を通らなくなる前に、なるべくこまめに補給することにする。
このあたり2週間前から70代夫婦が行方不明になっている。はたしてここを通ったのか、もしくはここに来るまでの遭難したのか。早く見つかることを望む。

釣瓶への登りはいつ来ても美しいところ。シダ原で芽吹く頃と秋のシダの紅葉時期が特に美しい。釣瓶山頂で休憩&補給。続いて最高峰の武奈ヶ岳へ。予定タイムより50分早い。ここで比良の達人であるkol-yosiokaさんが応援に駆けつけてくださっていた。差し入れまでいただき頭が下がる思い。
それにしても武奈ヶ岳山頂の賑わいと言ったら……数十人が休んでいて入れ替わり立ち替わり続々と登山者がやってくる。
Kol-yosiokaさんと八雲ヶ原経由北比良峠までご一緒する。またどこかご一緒しましょうと別れ、ダケ道を下りて行かれた。Kol-yosiokaさんありがとう!

前山から金糞峠へ。シャクナゲが美しい稜線だ。今年は当たり年だったようで、淡いピンクから真っ赤に近いものまで数々の花が出迎えてくれる。ただわずかに最盛期は過ぎたようで、萎れているものや茶色く変色しかかっているものが見受けらる。金糞で補給、堂満には登らず縦走路のトラバース道へ。烏谷山への登りからはさすがに足の動きが鈍くなってきた。シロヤシオの花が辛さを紛らせてくれる。烏谷でまたまた補給。今のところこまめに補給作戦が功を奏しているようだ。

葛川越、比良岳、木戸峠と通過、辛いゲレンデを登って打見山へ。うわっ!と思わず声が出るほどの人ひとヒト。金糞峠以降ほぼ人に会ってないのでこのギャップに目が回りそうだ。ロープウェイ乗車に並ぶ長蛇の列が200mを超えているのではないだろうか。
それでもここに来れば食料飲料が手に入るのがうれしい。レストランのテーブルで大休憩。十分に英気を養って人混みに突入。満開の水仙園を登って蓬莱山頂へ。

比良の各山々は手に取るように見えるが、遠くは相変わらず霞んでいて京都市街もぼんやり。小女郎からホッケ山までは展望のよいササ原を行く。行く先ざきで鹿が白いお尻をふりふりして逃げていく。そして僅かな登りでとうとう南端の権現山までやってきた。2人ともさすがに疲れていることと、日暮れが近いので今回は霊仙山をパスすることに。長い林道歩きから栗原集落を抜け、道の駅妹子の郷に着く頃ちょうど日が暮れた。

10時間57分、33.73km、累積標高2193m、約51,000歩で、縦走は達成できた。正直、金糞までは行けるだろう、その先は常にエスケープルートを考えていた。荒川峠から大岩谷へ、打見よりキタダガ道、小女郎谷ルートなど。その場合に備えての志賀駅前車デポだったが、それに頼らず完歩できたのはうれしい。

同行のSさん、激励くださったkol-yosiokaさん、そして比良さん、ありがとうございました。


※今回は歩くことが目的だったので写真は一眼レフを使用せずコンデジで簡単撮影したものばかりです。



きょうは比良山がすごくクリアに見えます(志賀駅前から撮影)


iPhoneのパノラマ撮影を初めて使ってみた


湖西線の車窓から


湖西線の車窓から


安曇川に架かる橋の上から、一番目に登る蛇谷ヶ峰を望む


「グリーンパーク想い出の森」から見た蛇谷ヶ峰


蛇谷ヶ峰より東方を見る 近くは非常にクリアに見えるのですが、遠くが霞んで琵琶湖の向こうはよく分かりません
山頂にはまだ誰もいません


蛇谷ヶ峰より望遠で見た釣瓶岳(中央手前=武奈ヶ岳と重なってよく分からない)、武奈ヶ岳(中央上)、コヤマノ岳(左)
まだまだ遠いなぁ~


蛇谷ヶ峰より西から北西方面を見る


蛇谷ヶ峰山頂


蛇谷ヶ峰よりリトル比良越しに見た琵琶湖と沖島
霞んでよく分かりませんが


蛇谷ヶ峰山頂西側には芝生の広場があり朽木の集落が見下ろせます
手前は「くつき温泉てんくう」もある「グリーンパーク想い出の森」


蛇谷の次は地蔵山で休憩


地蔵山から見たリトル比良


笹峠付近から見た釣瓶岳


イクワタ峠手前から釣瓶岳を望む(山頂はもうちょっと奥で見えない)


釣瓶岳の登りから釈迦岳(中央)とカラ岳(右)を望む


もうすぐ釣瓶岳
振り返って蛇谷ヶ峰を見る


釣瓶で休んで、武奈ヶ岳まで駆け上がる
kol-yosiokaさんと同行のS氏


武奈ヶ岳より北比良峠越しに見た琵琶湖


武奈ヶ岳から望遠で蓬莱山を見る
まだまだ先だなぁ~


八雲ヶ原にて
kol-yosiokaさんとツーショット


北比良峠から金糞峠に向かう稜線はシャクナゲがいっぱい


今年はシャクナゲのあたり年みたいです
最盛期は少し済んでしまっているけどキレイです


こんな感じでいっぱい花をつけている木がいっぱいあります
ピンぼけですが


色もうすピンクから濃いピンクまで


金糞峠で休憩


烏谷山への登りではシロヤシオを見かけた


青空と先の赤い若葉と白い花
キレイです


イワカガミもたくさん咲いています


烏谷山にようやくやってきました
さすがにちょっと足に疲労感が


烏谷山から望遠で見た蓬莱山


烏谷山から望遠で見た堂満岳(手前)と釈迦岳(奥)
ほぼ重なって見えます


烏谷山から望遠で武奈ヶ岳を


烏谷山の三角点


比良岳道標です
本当の?山頂は道から外れて西へ


中ユリの分岐に居るこのあたりの長老


打見山のレストランで大休憩後、水仙咲き乱れる中蓬莱山に登る


蓬莱山の中腹から振り返って


その望遠
ロープウェイ待ちの長蛇の列


蓬莱山山頂三角点と奥に見えるのは武奈ヶ岳


その武奈ヶ岳を望遠で


蓬莱山頂地蔵前からこれから行く南の稜線を見る


小女郎峠までの大展望登山道から琵琶湖を見る
ちょっと霞みがとれてきた?


小女郎峠への下りから見るホッケ山
こちらから見ると僅かな突起にしか見えません


ホッケ山山頂で休憩


ホッケ山から見た蓬莱山


権現山山頂で再度休憩
だんだんと休憩するタイミングが短くなってきています


権現山から霊仙山(左の緑の山)
奥は比叡山


見事に満開のツツジ


<覚書>朽木支所35-23てんくう140-56カツラ分岐30-9蛇谷55-25ボボフダ30-15横谷50-19地蔵峠50-30イクワタ40-22釣瓶25-11細川越50-21武奈15-9コヤマノ分岐40-21八雲25-11ロッジ跡10-5北比良峠40-16金糞50-23南比良峠20-13荒川40-33葛川越40-28木戸峠30-14打見35-17蓬莱25-16小女郎峠60-33権現40-18ズコノバン30-25霊仙登山口40-28栗原


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