2019.05.04[大津ワンゲル道登山口09:18〜09:26登山ポスト(神璽谷道)〜09:29カマブロ洞09:31〜09:45神璽谷・釈迦岳分岐〜09:56神璽の滝(雄滝)10:04〜10:32神璽谷の赤鳥居10:38〜10:53上流滝下11:07〜11:24神璽谷道下降点〜11:27北比良峠〜11:32比良ロッジ跡〜11:37八池谷下り口〜11:52通称シャクナゲの滝12:01〜12:14まぼろしの滝12:21〜12:58広谷13:16〜13:45コヤマノ分岐〜13:53武奈ヶ岳14:01〜14:07コヤマノ分岐〜14:10パノラマコース分岐〜14:31上林新道四辻〜14:37ヨキトウゲ谷入口の分岐14:39〜14:41金糞峠西側下の分岐〜14:44金糞峠14:47〜14:58青ガレ〜15:15大山口〜15:21暮雪山多目的保安林駐車場〜15:26イン谷口〜15:28大津ワンゲル道登山口]
八池谷上流は道はなく河原歩き。大きな難所はない。まぼろしの滝手前からは左岸から軽く巻く。
まぼろしの滝から左岸尾根へは急斜面の藪。尾根になってからもひどい藪だが尾根が広がると景色は一変、歩きやすくなる。
広谷からの尾根は道なく最初こそ急登だが、上部は歩きやすい。
また金糞峠から青ガレに下っていくとき、右手斜面上方が崩れて土石が登山道にまで流れ込んでいるところがあります。不安定な石があったり花崗岩の砂クズで滑りやすい状態ですので、下りは落石や転倒に注意してください。
連休前半は寝込むほど体調を大きく崩してしまって、どこへも行けなかった。2日前から急速に快復し、最後まで残っていた頭痛も昨日から治まっている。病み上がりなので、のんびりシャクナゲとイワカガミでも観賞しにと比良に向かう。
今日は快晴で登山日和のため登山者は多いようで、大津ワンゲル道登山口付近には多くの車が止まっている。気持ちよい青空と新緑を見上げつつ出発。
ワンゲル道を登ってイワカガミを見るか、神爾谷上部のイワカガミを見るか迷ったが滝も見たいので神爾谷にコースへ。
やっぱり出だしは体が重い。ゆっくりペースでスタートする。
カマブロ洞さんにいつものようにご挨拶をして、新緑を愛でながら神爾の滝へ。きょうは雄滝だけ見る。
滝上で登山道が右岸に渡ると、数は少ないがところどころにフデリンドウが咲いている。
鳥のさえずり、谷の流れの音、まばゆい日差し、どれも病み上がりの体には良さそうだ。
今日は初めて鳥居をくぐって比良明神さんに寄り道。今日の無事の登山を願う。
このあたりから腹痛が襲ってきた。谷を離れる箇所で大休憩。用を済ますと治まった。右手奥の本流に滝が見えているので見に行く。6mほどのナメ滝で、これを登りたい気分だが、やっぱりイワカガミの大群落のある急登道を行くことにする。
しかしそのイワカガミ、まだほとんどがつぼみ。今年は遅いようです。
ここはイワカガミとイワウチワが密集しているにもかかわらず棲み分けをしていて、登山道脇では下からイワカガミ、少し登るとイワウチワにかわり、上部はまたイワカガミとなるのが面白い。ただ、双方が同時に咲くことはなく、本日はイワカガミはつぼみ、イワウチワがほぼ終わりという、中途半端な時期だった。イワナシも多く見かけるが花は終わったのだろうか。
ダケのガレから北比良峠へ。相変わらず誰かが昼寝をしている。
今日の眺望は良いが鈴鹿はやや霞んでいる。
ここまで歩いて、腹痛も治まっているし、体調もほぼ快復していて、体もだんだんと軽くなってきているのに気づく。当初はシャクナゲ尾根を歩いて、金糞峠経由で堂満から下りようかなと思っていたが、ちょっと欲が出てきた。
まぼろしの滝を見に行こうかと考え、八雲ヶ原へ下りる途中から八池谷に下りるルートに入る。
このルートはシャクナゲが多いので期待したが、花の付けている木は少なく、あってもまだほとんどがつぼみで、ちょっと期待外れ。最後は急坂で谷に下り立つ。このあたり以前と比べルートが新しくなっている。
少し谷を遡ると、むかし「シャクナゲの滝」と言われていたことのあった小滝に出会う。落差は4mくらいだが周辺が岩壁が発達しており、滝壺も大きく深く、非常に雰囲気のいい滝。その名が示すとおり、滝の右上にはシャクナゲの木があるが、花は付けておらず。
ここまでは一部消えているが踏み跡のようなものはあるが、右岸をへつり気味に滝を越すと、踏み跡はない。でも平流で滝の淵もないので、左岸右岸と何度か石を飛び河原を進んでいく。谷は大きく右にカーブし、左から2本支流が滝となって合流してくると、まぼろしの滝は近い。
滝の手前は淵となっており、谷底を進むには靴を脱がなければならない。今回は左岸を巻いて滝の前の高台に行く。久しぶりに会うまぼろしの滝は、岩の苔が少なくなり流れも変わってしまって平凡な滝となっていた。
落差6mほどのこの滝は、このまま左岸から越えられるが、その上にも小滝が続き、沢登り用の靴が必要となるので、きょうはこのまま右の尾根に登ることにする。
急斜面だが灌木などの手がかりは多く、滑落の心配はない。標高差40mほどで尾根に出るが上に行くほど藪がキツく、シャクナゲなどの手強い藪もあって悪戦苦闘となった。
尾根に出るとこの藪はおさまるどころか、更に激しくなりうんざりしてきた。
標高が900mを越えるかどうか辺りからようやく藪はおさまり、今までの悪戦苦闘がウソのように明るく快適な尾根に変わる。これをしばらく登ると八ッ淵大摺鉢から登ってくる登山道に飛び出す。
登山道を辿り広谷に出て、遅めの昼食。せせらぎを聞きながら、陽の光を存分に浴びての握り飯はこの上なく美味い。広谷にはトリカブトの葉が広がりはじめ、エンゴサクやミヤマカタバミの花が咲き誇り、コゴミがあちこちで頭をもたげ春爛漫といった感じ。
ここで八雲ヶ原経由で帰ろうかと思っていたが、握り飯を食べてこの春の景色を眺めていると、このまま帰るのが勿体なくなってきた。体調も徐々に良くなり、手強い藪漕ぎでもそれほどの疲労を感じていない。今年はもう5回目となるが武奈ヶ岳に登ろうと思う。
きょうはここ広谷から直接尾根に乗っかり、コヤマノ分岐近くまで最短ルートとなるコースを行くことに。最初こそ急登だが、それ以降は道はないものの、なだらかで歩きやすい尾根。すぐ左手にはまだ残雪のある谷があり、水の音を聞きながら尾根を登るというちょっと不思議な感じも味わえる。
また数本の大きなスギの木もあり、時々右手に樹間から武奈ヶ岳山頂も望め、いいコースだ。低い笹が出だすとイブルキのコバからやってくる登山道が横切る。
そのまま登山道に乗り武奈ヶ岳へ。
朝からずっと快晴で、ある程度空気も澄んでいて360°の大展望が楽しめる。いつものように写真を撮るがチェックしてみると、ほとんどが露出オーバーで真っ白のものもある。撮り直すがやっぱり同じ。今日の今まで撮った写真を改めてチェックしてみると、約半分が露出オーバー。真っ白はないけど2/3~1オーバー。フデリンドウやイワカガミのまともな写真がほとんどない。
どうしてだろう。通常は絞り優先AVモードで撮るが、シャッタースピード優先モード、オートモードで撮ってみるがやはり同じ。AV補正でマイナス補正しても変わらず、壊れたのかなぁ。そういえば2週間前の比良の写真も明るめになっていたものが多かった。帰ってゆっくりチェックすることにし、きょうはこれ以降Mモードで絞りもシャッタースピードも感で設定して撮る。
2時になったので山頂をあとにする。5時には帰ると言って家を出たのでこの時間が限界だ。イン谷口から自宅までは車で1時間15分から25分。京都市内が連休の影響もあって込んでいるだろうから、ぎりぎりの時間。
コヤマノ岳から上林新道を下り、途中金糞峠で水分補給したのみで、きょうは金糞滝さん、カクレ滝さんには寄らずに、イン谷口まで一気に下る。
連休中一番の好天ではないでしょうか。登山日和で多くの人が訪れています。大津ワンゲル道登山口付近にもいっぱい車が止まっています。
今日は快晴です。新緑とのコントラストが眩しい。
カマブロ洞さんにご挨拶。
あちこちにマムシグサ。
新緑がまばゆい。
神爾の滝雄滝に下ります。
今日も元気にヒョングッてます。
滝と新緑。
白いイワカガミ。
若葉も抜けるような青空の下、陽を存分に浴びて気持ちよさそう。
神爾谷中流部ではフデリンドウを見かけました。
神爾谷のシャクナゲはこれ1本のみが咲いています。
赤い鳥居を2つくぐって、比良明神まで寄り道。
比良明神さんにご挨拶。
タチツボスミレ?
神爾谷上流の滝。ここを登ろうと思ったのですが急に腹痛が。
ダケのガレ付近のイワカガミの大群落は一部咲いているのみ。今年はやっぱり遅いですね。
ダケのガレまでは急登が続きます。
ダケのガレ。
北比良峠付近のシャクナゲ。
八雲ヶ原旧スキー場東ゲレンデ上から八池谷に下ります。この尾根にはシャクナゲが多いのですが、あまり花を付けている木はありませんでした。あってもつぼみばかりです。
一部花の開いている木もありました。
八池谷に下り、上流へ少し行くとこの滝があります。小さいですが存在感のある滝で、昔はシャクナゲの滝と呼ばれていたこともあったようです。その名の通り、滝の右手上部にシャクナゲはありましたが咲いていません。
河原を適当に歩き、まぼろしの滝へ。久しぶりに訪れましたが流れが変わっています。
まぼろしの滝を左岸で巻く途中から右の尾根に直登。これがシャクナゲなどのひどい藪の急斜面で悪戦苦闘。尾根に出てもひどい藪はマシになるどころか行く手を阻み辟易しましたが、尾根が広がると下生えのない美しい林に変わり、ところどころ大きなスギが現れます。
藪が終わるとナガオの続きとも言える尾根で気持ちよく歩けます。
広谷のヤマエンゴサク?
チャルメルソウの一種?
広谷からイブルキのコバを通らず、尾根を行きます。最初こそ急登ですが、その後は左手に谷の音を聞きながら快適に歩けるいい尾根でした。
尾根の途中には大きなスギが数本あります。
尾根の上部。背の低い笹が出だすとイブルキのコバからやってくる道と合流です。
武奈ヶ岳まで登りました。快晴で景色よく、360度写真を撮ったのですが、なぜかほとんど露出オーバーで真っ白け。
ここまでで撮った写真もかなりの枚数、露出オーバーでした。なぜだろう。
京都北山なだらかな峰峰。この写真はちょっとまともなので補正して見やすく調整しました。
コヤマノ岳のブナ林。
コヤマノ岳山頂から釈迦岳と、琵琶湖の対岸に鈴鹿北部の山々と伊吹山を望む。
コヤマノ岳山頂北のブナ林は私のお気に入りの場所。
シンボル的なブナ。この木を含む数本でコヤマノクラウンが形成されています。
上林新道を振り返る。
正面谷のムラサキケマン。
琵琶湖と新緑を望みながら快適に下っていきます。
八池谷上流は道はなく河原歩き。大きな難所はない。まぼろしの滝手前からは左岸から軽く巻く。
まぼろしの滝から左岸尾根へは急斜面の藪。尾根になってからもひどい藪だが尾根が広がると景色は一変、歩きやすくなる。
広谷からの尾根は道なく最初こそ急登だが、上部は歩きやすい。
また金糞峠から青ガレに下っていくとき、右手斜面上方が崩れて土石が登山道にまで流れ込んでいるところがあります。不安定な石があったり花崗岩の砂クズで滑りやすい状態ですので、下りは落石や転倒に注意してください。
連休前半は寝込むほど体調を大きく崩してしまって、どこへも行けなかった。2日前から急速に快復し、最後まで残っていた頭痛も昨日から治まっている。病み上がりなので、のんびりシャクナゲとイワカガミでも観賞しにと比良に向かう。
今日は快晴で登山日和のため登山者は多いようで、大津ワンゲル道登山口付近には多くの車が止まっている。気持ちよい青空と新緑を見上げつつ出発。
ワンゲル道を登ってイワカガミを見るか、神爾谷上部のイワカガミを見るか迷ったが滝も見たいので神爾谷にコースへ。
やっぱり出だしは体が重い。ゆっくりペースでスタートする。
カマブロ洞さんにいつものようにご挨拶をして、新緑を愛でながら神爾の滝へ。きょうは雄滝だけ見る。
滝上で登山道が右岸に渡ると、数は少ないがところどころにフデリンドウが咲いている。
鳥のさえずり、谷の流れの音、まばゆい日差し、どれも病み上がりの体には良さそうだ。
今日は初めて鳥居をくぐって比良明神さんに寄り道。今日の無事の登山を願う。
このあたりから腹痛が襲ってきた。谷を離れる箇所で大休憩。用を済ますと治まった。右手奥の本流に滝が見えているので見に行く。6mほどのナメ滝で、これを登りたい気分だが、やっぱりイワカガミの大群落のある急登道を行くことにする。
しかしそのイワカガミ、まだほとんどがつぼみ。今年は遅いようです。
ここはイワカガミとイワウチワが密集しているにもかかわらず棲み分けをしていて、登山道脇では下からイワカガミ、少し登るとイワウチワにかわり、上部はまたイワカガミとなるのが面白い。ただ、双方が同時に咲くことはなく、本日はイワカガミはつぼみ、イワウチワがほぼ終わりという、中途半端な時期だった。イワナシも多く見かけるが花は終わったのだろうか。
ダケのガレから北比良峠へ。相変わらず誰かが昼寝をしている。
今日の眺望は良いが鈴鹿はやや霞んでいる。
ここまで歩いて、腹痛も治まっているし、体調もほぼ快復していて、体もだんだんと軽くなってきているのに気づく。当初はシャクナゲ尾根を歩いて、金糞峠経由で堂満から下りようかなと思っていたが、ちょっと欲が出てきた。
まぼろしの滝を見に行こうかと考え、八雲ヶ原へ下りる途中から八池谷に下りるルートに入る。
このルートはシャクナゲが多いので期待したが、花の付けている木は少なく、あってもまだほとんどがつぼみで、ちょっと期待外れ。最後は急坂で谷に下り立つ。このあたり以前と比べルートが新しくなっている。
少し谷を遡ると、むかし「シャクナゲの滝」と言われていたことのあった小滝に出会う。落差は4mくらいだが周辺が岩壁が発達しており、滝壺も大きく深く、非常に雰囲気のいい滝。その名が示すとおり、滝の右上にはシャクナゲの木があるが、花は付けておらず。
ここまでは一部消えているが踏み跡のようなものはあるが、右岸をへつり気味に滝を越すと、踏み跡はない。でも平流で滝の淵もないので、左岸右岸と何度か石を飛び河原を進んでいく。谷は大きく右にカーブし、左から2本支流が滝となって合流してくると、まぼろしの滝は近い。
滝の手前は淵となっており、谷底を進むには靴を脱がなければならない。今回は左岸を巻いて滝の前の高台に行く。久しぶりに会うまぼろしの滝は、岩の苔が少なくなり流れも変わってしまって平凡な滝となっていた。
落差6mほどのこの滝は、このまま左岸から越えられるが、その上にも小滝が続き、沢登り用の靴が必要となるので、きょうはこのまま右の尾根に登ることにする。
急斜面だが灌木などの手がかりは多く、滑落の心配はない。標高差40mほどで尾根に出るが上に行くほど藪がキツく、シャクナゲなどの手強い藪もあって悪戦苦闘となった。
尾根に出るとこの藪はおさまるどころか、更に激しくなりうんざりしてきた。
標高が900mを越えるかどうか辺りからようやく藪はおさまり、今までの悪戦苦闘がウソのように明るく快適な尾根に変わる。これをしばらく登ると八ッ淵大摺鉢から登ってくる登山道に飛び出す。
登山道を辿り広谷に出て、遅めの昼食。せせらぎを聞きながら、陽の光を存分に浴びての握り飯はこの上なく美味い。広谷にはトリカブトの葉が広がりはじめ、エンゴサクやミヤマカタバミの花が咲き誇り、コゴミがあちこちで頭をもたげ春爛漫といった感じ。
ここで八雲ヶ原経由で帰ろうかと思っていたが、握り飯を食べてこの春の景色を眺めていると、このまま帰るのが勿体なくなってきた。体調も徐々に良くなり、手強い藪漕ぎでもそれほどの疲労を感じていない。今年はもう5回目となるが武奈ヶ岳に登ろうと思う。
きょうはここ広谷から直接尾根に乗っかり、コヤマノ分岐近くまで最短ルートとなるコースを行くことに。最初こそ急登だが、それ以降は道はないものの、なだらかで歩きやすい尾根。すぐ左手にはまだ残雪のある谷があり、水の音を聞きながら尾根を登るというちょっと不思議な感じも味わえる。
また数本の大きなスギの木もあり、時々右手に樹間から武奈ヶ岳山頂も望め、いいコースだ。低い笹が出だすとイブルキのコバからやってくる登山道が横切る。
そのまま登山道に乗り武奈ヶ岳へ。
朝からずっと快晴で、ある程度空気も澄んでいて360°の大展望が楽しめる。いつものように写真を撮るがチェックしてみると、ほとんどが露出オーバーで真っ白のものもある。撮り直すがやっぱり同じ。今日の今まで撮った写真を改めてチェックしてみると、約半分が露出オーバー。真っ白はないけど2/3~1オーバー。フデリンドウやイワカガミのまともな写真がほとんどない。
どうしてだろう。通常は絞り優先AVモードで撮るが、シャッタースピード優先モード、オートモードで撮ってみるがやはり同じ。AV補正でマイナス補正しても変わらず、壊れたのかなぁ。そういえば2週間前の比良の写真も明るめになっていたものが多かった。帰ってゆっくりチェックすることにし、きょうはこれ以降Mモードで絞りもシャッタースピードも感で設定して撮る。
2時になったので山頂をあとにする。5時には帰ると言って家を出たのでこの時間が限界だ。イン谷口から自宅までは車で1時間15分から25分。京都市内が連休の影響もあって込んでいるだろうから、ぎりぎりの時間。
コヤマノ岳から上林新道を下り、途中金糞峠で水分補給したのみで、きょうは金糞滝さん、カクレ滝さんには寄らずに、イン谷口まで一気に下る。
連休中一番の好天ではないでしょうか。登山日和で多くの人が訪れています。大津ワンゲル道登山口付近にもいっぱい車が止まっています。
今日は快晴です。新緑とのコントラストが眩しい。
カマブロ洞さんにご挨拶。
あちこちにマムシグサ。
新緑がまばゆい。
神爾の滝雄滝に下ります。
今日も元気にヒョングッてます。
滝と新緑。
白いイワカガミ。
若葉も抜けるような青空の下、陽を存分に浴びて気持ちよさそう。
神爾谷中流部ではフデリンドウを見かけました。
神爾谷のシャクナゲはこれ1本のみが咲いています。
赤い鳥居を2つくぐって、比良明神まで寄り道。
比良明神さんにご挨拶。
タチツボスミレ?
神爾谷上流の滝。ここを登ろうと思ったのですが急に腹痛が。
ダケのガレ付近のイワカガミの大群落は一部咲いているのみ。今年はやっぱり遅いですね。
ダケのガレまでは急登が続きます。
ダケのガレ。
北比良峠付近のシャクナゲ。
八雲ヶ原旧スキー場東ゲレンデ上から八池谷に下ります。この尾根にはシャクナゲが多いのですが、あまり花を付けている木はありませんでした。あってもつぼみばかりです。
一部花の開いている木もありました。
八池谷に下り、上流へ少し行くとこの滝があります。小さいですが存在感のある滝で、昔はシャクナゲの滝と呼ばれていたこともあったようです。その名の通り、滝の右手上部にシャクナゲはありましたが咲いていません。
河原を適当に歩き、まぼろしの滝へ。久しぶりに訪れましたが流れが変わっています。
まぼろしの滝を左岸で巻く途中から右の尾根に直登。これがシャクナゲなどのひどい藪の急斜面で悪戦苦闘。尾根に出てもひどい藪はマシになるどころか行く手を阻み辟易しましたが、尾根が広がると下生えのない美しい林に変わり、ところどころ大きなスギが現れます。
藪が終わるとナガオの続きとも言える尾根で気持ちよく歩けます。
広谷のヤマエンゴサク?
チャルメルソウの一種?
広谷からイブルキのコバを通らず、尾根を行きます。最初こそ急登ですが、その後は左手に谷の音を聞きながら快適に歩けるいい尾根でした。
尾根の途中には大きなスギが数本あります。
尾根の上部。背の低い笹が出だすとイブルキのコバからやってくる道と合流です。
武奈ヶ岳まで登りました。快晴で景色よく、360度写真を撮ったのですが、なぜかほとんど露出オーバーで真っ白け。
ここまでで撮った写真もかなりの枚数、露出オーバーでした。なぜだろう。
京都北山なだらかな峰峰。この写真はちょっとまともなので補正して見やすく調整しました。
コヤマノ岳のブナ林。
コヤマノ岳山頂から釈迦岳と、琵琶湖の対岸に鈴鹿北部の山々と伊吹山を望む。
コヤマノ岳山頂北のブナ林は私のお気に入りの場所。
シンボル的なブナ。この木を含む数本でコヤマノクラウンが形成されています。
上林新道を振り返る。
正面谷のムラサキケマン。
琵琶湖と新緑を望みながら快適に下っていきます。
さてダケのガレとそこへのトラロープのある急坂のお写真がありますが、ダケのガレとは例の蟻地獄のことなのか、また立派なトラロープのある急坂は一体どのあたりか
教えていただきたく投稿致しました。
よろしくお願い致します。
チコのパパさんも比良三昧されていましたでしょうか。
コメントをいただいていたのをようやく今になってわかりました。大変申し訳ありません。
ダケのガレのロープ場は以前のガレに通じる神爾谷上流支流の右岸の小さな尾根に付けられています。谷筋が荒れて通行困難になってきたので、支流の取りつきから左に巻くように尾根に取り付く新しい道ができています。ここはイワカガミの群落の中の急坂で、上部は草付きのザレ場を登りだけ道に出ます。
ヤマレコの登録しており、写真撮影場所も特定できますので、こちらも参考になさってください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1828863.html
遅くなってほんとうにすみませんでした。
ありがとうございます。神璽谷は何度か歩いていますが、立派なトラロープの所は知らなかったのでご質問させていただきました。オトマッキーさんのような健脚者ではない私には神璽谷道はなかなかに手強いコースですが、このトラロープ道を頑張って歩きたいですね。
これからも美しい写真や豪快な山歩きの情景を記したブログを楽しみにしています。
またどこかでお会いしたいものですね。