2018.7.16[イン谷口09:21〜09:33登山ポスト(神璽谷道)09:36〜09:39カマブロ洞09:44〜10:07神璽谷・釈迦岳分岐〜10:15神璽の滝(雄滝)10:50〜11:10神璽谷の赤鳥居11:11〜11:57神璽谷道下降点〜12:01北比良峠12:18〜12:34八雲ヶ原12:51〜13:37金糞峠西側下の分岐13:39〜13:42金糞峠13:57〜14:17金糞滝14:25〜14:27青ガレ〜14:38カクレ滝14:45〜15:00大山口〜15:13イン谷口]
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6月の口ノ深谷遡行で左足親指の爪を痛めた。半分浮いてしまって巻き爪気味。いっそのこと剥がれてくれればいいのだがしっかりとくっついている。
普段は痛みはないのでしっかりとテーピングして様子を見るためにひと月半ぶりに比良山を訪れた。
京都では連日38°超えの猛暑。なるべく涼しいコースを歩こうと、神爾谷を登ることに。
イン谷口で既に京都では信じられないほど涼しい。まずはいつもの通りカマブロ洞さんにご挨拶。先日の豪雨の影響でまだ水量は多め。
登山道に戻りすぐ左の古い橋を渡り旧道経由で雌滝へ行こうと思う。ところが2つ目の堰堤を越えたところでひどい流木群。谷の水量も多くて足も濡れてしまいそう。きょうは様子見ぃでやってきたので、この流木群を越える気力はないので引き返す。
一般登山道に戻りカマブロ洞の上段とも言える小滝に下りる。カマブロ洞を上から覗き2条の小滝を写真に撮って、シャカ谷沿いの登山道を上る。谷の水量多く登山道でも涼しい。
釈迦岳への道と分かれ歩きやすい中腹道を進み急に谷音が近づいてきたらすぐに神爾の滝雄滝の下り口に着く。急斜面を下りると雄滝の勇壮が眼前に飛び込んでくる。最後の段差は下りやすいように改良されていた。それを下りると正面から滝しぶきが襲ってくる。ヒンヤリどころか寒いくらい。
今日も気持ちよく水が跳ねている。表比良の中ではわたしの一番好きな滝だ。写真を撮っていると体が冷えてきた。
登山道に戻り雄滝を巻きに入ると、道の脇にキノコが多く顔を出していた。なかなか写真写りの良いものだった。
堰堤を越えるのは登山道でだが、その他は登山道を離れて水流の中を歩く。谷水はよく冷えていて水飛沫がほどよくかかり気持ちいい。花崗岩なので滑りにくいのがいい。途中水流近くの流木にシイタケが生えていた。
谷のツメの支流に入るとギボウシなどの花が多く見られたがちょっと距離があったので写真には撮れずじまい。小滝の続く谷道は相当荒れているようで左手の小尾根に道が新たにつけられている。イワカガミの大群落の中の道なので春は楽しめそうだ。そんなイワカガミの群落の中に巨大なイグチ科のキノコが生えていた。手のひらサイズ。アカヤマドリだろうか、おそらく食べられるが写真に収めるだけ。
ロープが設置されている急斜面を登ると周囲が開け、ダケのガレに入る。草地を登ってもいいがザレた溝を鎖を頼りに、蟻地獄のような花崗岩の砂の斜面を登る。足の爪が痛む。
北比良峠でちょうど12時だったので昼食休憩。時々日差しはあるがキツくなく吹く風も爽やか。琵琶湖方面の展望は良くないが気持ちいい。
さてさてここからは今日は武奈には行くつもりもなく、八雲ヶ原に下りて奥の深谷沿いの涼しいだろう道を行き、金糞峠から滝で涼みながら戻ることに。
途中奥深のスギの巨木を愛で、キノコを探しながらゆっくりと歩く。久しぶりに通るが橋など新にに掛け替えられていたり随分と整備されている。ありがたいことだ。
金糞峠の下りは足の爪に気を遣いながら下り、金糞滝とカクレ滝に寄り道。ほとんど訪れる人はなく静かなところだ。そういえば今日はメジャーコースなのに登山者が少ない。ダケのガレで数人、北比良峠で数人、八雲ヶ原でも数人、奥深道で1人、金糞峠で1人、正面谷下りでも数人会っただけ。3連休だが暑さのために敬遠されてるのだろうか。暑さのためならそれは大きな間違い。全行程涼しい登山ができた。
カクレ滝でにわかに空がかき曇り雷鳴がとどろいてきたので慌てて下るもイン谷口では再び晴れてきた。途中、トイレ前の駐車場すぐ上が1箇所崩れていた。豪雨の影響は今日のコースでは神爾谷旧谷沿い道とこの正面谷下部の崖崩れだけだった。
足の爪の痛みは下りではまだまだキツいのでもうしばらくはおとなしい登山になりそうだ。
まずはカマブロ洞さんにご挨拶。
豪雨から10日経つけどまだ水量が多めです。
古い橋を渡り、神爾谷の右岸の旧道を行くが2つ目の堰堤の上が流木で大荒れ。今日は気合いが入ってないので引き返しシャカ谷方面の登山道へ。写真はカマブロ洞の上段です。
谷の音が急に近づいてきたら滝への下り口、
急坂を下ると神爾滝雄滝が正面に現れます。
今日も気持ちよく跳ねています。
このねじれながらヒョングって落ちるさまが何とも言えません。
滝壺は浅く花崗岩の砂で埋もれています。
滝の下は滝飛沫(ミスト)で肌寒い。京都では今日も38℃越え、信じられないほどここは別天地です。
やはり水量はやや多め。このくらいがこの滝を鑑賞するにはちょうど良いかもしれません。
ここからのアングルは今回初めて撮影。案外いけます。
中段のバンドで滝に近づいてパシャリ
イグチの仲間(おそらくコガネヤマドリ)
ツルタケの仲間(おそらくカバイロツルタケ)
毒キノコです。
巨大なヒッキーが登山道に居座っていました。
上流にある小滝。ここは左の急斜面をロープを伝って登ります。
今回はなるべく水流の中をジャブジャブ歩きました。
ミズタビラコの花。小さな小さな地味な植物ですが可憐な花を咲かせます。
シイタケ発見。水流のすぐ横、こんなところで見るのは初めてです。
多くあればとって帰ったのですが、4個だけ、傘も開ききっているので今回は鑑賞するだけにしました。
神爾谷のツメは谷沿いの道は荒廃していて、新たに左の小尾根に道がつけられています。一面イワカガミの群落の中巨大なキノコがありました。アカヤマドリで手のひらくらいの大きさがありました。食べられます。
アカモノの実。ダケのガレ横に多くありました。
八雲ヶ原の湿原、木道が随分と傷んでいます。
八雲の人工池。前回の口の深谷で痛めた足の親指の爪が治ってなくて痛むので、今日はここまでにします。
チチタケの仲間かなぁ。
奥の深谷源流域はスギの巨木が多くあります。
奥深源流を下流に向かって歩き、小屋群を過ぎて小谷を渡り右手奥にこのような巨木が多くあります。
特の際立つ巨木はないものの、特徴あり枝振りの大きな木が乱立しています。
2つ上の写真の木を裏から見たところ。
ここを通る時はたいていここに立ち寄ります。
奥の深谷沿い上流(十九の滝上から八雲ヶ原間)には点々と何カ所か巨木の生息地があります。
マスタケの幼菌かな?
奥の深谷の様子。いい雰囲気です。この写真を撮っていると膝裏がチクリ。アブに刺されました。
物思いにふけるヒッキー
奥の深谷の流れ
何だろう。ベニタケ科かな?
ノリウツギの花。金糞峠にて
カエデの実。金糞峠にて
青ガレを下り、谷を渡る少し上から堰堤を越すとすぐに金糞滝がありますがあまり知られていません。この滝の上にも小滝が続きます。
金糞滝は10mには満たない小さな滝。
正面谷を下るときは大抵ここに寄り道をします。
もうひとつ、こちらは小さな道標で案内されているカクレ滝。
登山道からそれて谷を渡り3分でこの立派な滝に出会えますが、ここもまた訪れる人は僅か。
カクレ滝の写真を撮っていたら突然雷鳴が。にわかに空がかき曇ってきたので慌てて退散。しかし雨に降られることもなくイン谷口に戻れました。
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6月の口ノ深谷遡行で左足親指の爪を痛めた。半分浮いてしまって巻き爪気味。いっそのこと剥がれてくれればいいのだがしっかりとくっついている。
普段は痛みはないのでしっかりとテーピングして様子を見るためにひと月半ぶりに比良山を訪れた。
京都では連日38°超えの猛暑。なるべく涼しいコースを歩こうと、神爾谷を登ることに。
イン谷口で既に京都では信じられないほど涼しい。まずはいつもの通りカマブロ洞さんにご挨拶。先日の豪雨の影響でまだ水量は多め。
登山道に戻りすぐ左の古い橋を渡り旧道経由で雌滝へ行こうと思う。ところが2つ目の堰堤を越えたところでひどい流木群。谷の水量も多くて足も濡れてしまいそう。きょうは様子見ぃでやってきたので、この流木群を越える気力はないので引き返す。
一般登山道に戻りカマブロ洞の上段とも言える小滝に下りる。カマブロ洞を上から覗き2条の小滝を写真に撮って、シャカ谷沿いの登山道を上る。谷の水量多く登山道でも涼しい。
釈迦岳への道と分かれ歩きやすい中腹道を進み急に谷音が近づいてきたらすぐに神爾の滝雄滝の下り口に着く。急斜面を下りると雄滝の勇壮が眼前に飛び込んでくる。最後の段差は下りやすいように改良されていた。それを下りると正面から滝しぶきが襲ってくる。ヒンヤリどころか寒いくらい。
今日も気持ちよく水が跳ねている。表比良の中ではわたしの一番好きな滝だ。写真を撮っていると体が冷えてきた。
登山道に戻り雄滝を巻きに入ると、道の脇にキノコが多く顔を出していた。なかなか写真写りの良いものだった。
堰堤を越えるのは登山道でだが、その他は登山道を離れて水流の中を歩く。谷水はよく冷えていて水飛沫がほどよくかかり気持ちいい。花崗岩なので滑りにくいのがいい。途中水流近くの流木にシイタケが生えていた。
谷のツメの支流に入るとギボウシなどの花が多く見られたがちょっと距離があったので写真には撮れずじまい。小滝の続く谷道は相当荒れているようで左手の小尾根に道が新たにつけられている。イワカガミの大群落の中の道なので春は楽しめそうだ。そんなイワカガミの群落の中に巨大なイグチ科のキノコが生えていた。手のひらサイズ。アカヤマドリだろうか、おそらく食べられるが写真に収めるだけ。
ロープが設置されている急斜面を登ると周囲が開け、ダケのガレに入る。草地を登ってもいいがザレた溝を鎖を頼りに、蟻地獄のような花崗岩の砂の斜面を登る。足の爪が痛む。
北比良峠でちょうど12時だったので昼食休憩。時々日差しはあるがキツくなく吹く風も爽やか。琵琶湖方面の展望は良くないが気持ちいい。
さてさてここからは今日は武奈には行くつもりもなく、八雲ヶ原に下りて奥の深谷沿いの涼しいだろう道を行き、金糞峠から滝で涼みながら戻ることに。
途中奥深のスギの巨木を愛で、キノコを探しながらゆっくりと歩く。久しぶりに通るが橋など新にに掛け替えられていたり随分と整備されている。ありがたいことだ。
金糞峠の下りは足の爪に気を遣いながら下り、金糞滝とカクレ滝に寄り道。ほとんど訪れる人はなく静かなところだ。そういえば今日はメジャーコースなのに登山者が少ない。ダケのガレで数人、北比良峠で数人、八雲ヶ原でも数人、奥深道で1人、金糞峠で1人、正面谷下りでも数人会っただけ。3連休だが暑さのために敬遠されてるのだろうか。暑さのためならそれは大きな間違い。全行程涼しい登山ができた。
カクレ滝でにわかに空がかき曇り雷鳴がとどろいてきたので慌てて下るもイン谷口では再び晴れてきた。途中、トイレ前の駐車場すぐ上が1箇所崩れていた。豪雨の影響は今日のコースでは神爾谷旧谷沿い道とこの正面谷下部の崖崩れだけだった。
足の爪の痛みは下りではまだまだキツいのでもうしばらくはおとなしい登山になりそうだ。
まずはカマブロ洞さんにご挨拶。
豪雨から10日経つけどまだ水量が多めです。
古い橋を渡り、神爾谷の右岸の旧道を行くが2つ目の堰堤の上が流木で大荒れ。今日は気合いが入ってないので引き返しシャカ谷方面の登山道へ。写真はカマブロ洞の上段です。
谷の音が急に近づいてきたら滝への下り口、
急坂を下ると神爾滝雄滝が正面に現れます。
今日も気持ちよく跳ねています。
このねじれながらヒョングって落ちるさまが何とも言えません。
滝壺は浅く花崗岩の砂で埋もれています。
滝の下は滝飛沫(ミスト)で肌寒い。京都では今日も38℃越え、信じられないほどここは別天地です。
やはり水量はやや多め。このくらいがこの滝を鑑賞するにはちょうど良いかもしれません。
ここからのアングルは今回初めて撮影。案外いけます。
中段のバンドで滝に近づいてパシャリ
イグチの仲間(おそらくコガネヤマドリ)
ツルタケの仲間(おそらくカバイロツルタケ)
毒キノコです。
巨大なヒッキーが登山道に居座っていました。
上流にある小滝。ここは左の急斜面をロープを伝って登ります。
今回はなるべく水流の中をジャブジャブ歩きました。
ミズタビラコの花。小さな小さな地味な植物ですが可憐な花を咲かせます。
シイタケ発見。水流のすぐ横、こんなところで見るのは初めてです。
多くあればとって帰ったのですが、4個だけ、傘も開ききっているので今回は鑑賞するだけにしました。
神爾谷のツメは谷沿いの道は荒廃していて、新たに左の小尾根に道がつけられています。一面イワカガミの群落の中巨大なキノコがありました。アカヤマドリで手のひらくらいの大きさがありました。食べられます。
アカモノの実。ダケのガレ横に多くありました。
八雲ヶ原の湿原、木道が随分と傷んでいます。
八雲の人工池。前回の口の深谷で痛めた足の親指の爪が治ってなくて痛むので、今日はここまでにします。
チチタケの仲間かなぁ。
奥の深谷源流域はスギの巨木が多くあります。
奥深源流を下流に向かって歩き、小屋群を過ぎて小谷を渡り右手奥にこのような巨木が多くあります。
特の際立つ巨木はないものの、特徴あり枝振りの大きな木が乱立しています。
2つ上の写真の木を裏から見たところ。
ここを通る時はたいていここに立ち寄ります。
奥の深谷沿い上流(十九の滝上から八雲ヶ原間)には点々と何カ所か巨木の生息地があります。
マスタケの幼菌かな?
奥の深谷の様子。いい雰囲気です。この写真を撮っていると膝裏がチクリ。アブに刺されました。
物思いにふけるヒッキー
奥の深谷の流れ
何だろう。ベニタケ科かな?
ノリウツギの花。金糞峠にて
カエデの実。金糞峠にて
青ガレを下り、谷を渡る少し上から堰堤を越すとすぐに金糞滝がありますがあまり知られていません。この滝の上にも小滝が続きます。
金糞滝は10mには満たない小さな滝。
正面谷を下るときは大抵ここに寄り道をします。
もうひとつ、こちらは小さな道標で案内されているカクレ滝。
登山道からそれて谷を渡り3分でこの立派な滝に出会えますが、ここもまた訪れる人は僅か。
カクレ滝の写真を撮っていたら突然雷鳴が。にわかに空がかき曇ってきたので慌てて退散。しかし雨に降られることもなくイン谷口に戻れました。
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