滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2016.02.28 比良山/武奈ヶ岳

2016-02-28 11:34:50 | 比良の山
2016.02.28[イン谷口~カクレ滝~金糞峠~コヤマノ岳~武奈ヶ岳~イブルキのコバ~八雲ヶ原~奥の深谷源流~金糞峠~イン谷口]
最近は登山中、また帰りの車の運転中に足がよくつる。ついつい大股で大きな段差も勢いに任せてグイッと登っていたものだが、これが筋肉に負担をかけていたのではないか。きょうはなるべく小股で筋肉の負担を少なくする歩行法を試してみる。青ガレを過ぎて金糞峠への急登も意識して小さく登る。そのかげんか足に疲れは感じず、足の回転速度もかえって速かったようで、カクレ滝に寄ったにもかかわらず、イン谷口バス停から金糞峠まで1時間20分で到着。マラソンで言うところのピッチ走法。さてさて雪はというと、金糞峠直下からようやく見られるようになるという、例年なら考えられない状況。暖冬、少積雪にもほどがある。金糞峠はいつもなら止まらず通過していくがきょうは休むことにする。晴れてはいるものの霞んでいて琵琶湖がほとんど見えないのが惜しい。3分休憩。休んだうちに入るのかどうだか分からないが休んでるより歩きたいから仕方ない。峠から西は道にも積雪。コヤマノ岳登りは土道と積雪道が交互に現れる。それにしてもきょうはポカポカ陽気。下着の上は薄い長袖シャツ1枚だが、風もないため立ち止まっても全く寒くない。もちろん手袋、帽子なども未装着。樹氷の全くないコヤマノ岳を通り過ぎ、武奈まで休むことを忘れていた。でも歩幅は意識してせまく。1時10分武奈ヶ岳到着。足がつることはなかった。山頂でも半分土が見えている。遅めの昼食とするがコンビニで買ったのり弁にお箸が付いていない!そういえば新米っぽい店員だった。こら!で仕方なく素手で食べる。食べ終わってぺろっと指を舐めて、雪でシャカシャカと洗って自然乾燥。例年のこの時期ならそんなことしたら指に感覚なくなって下手すりゃ凍傷にもなりかねないけど、きょうは問題なし。ちなみに山頂でも上着を着ることはなかった。ダウンジャケットもアイゼンも持ってきたけど全く出番なし。下りはイブルキのコバ経由コース。ここは北斜面となるため雪はそこそこある。それでもせいぜい30センチあるかどうか。例年なら軽く1mは超えるところ。ときどき横切るウサギ、シカなどの足跡や斜面に平行に走る木の影などを写真に収めつつ八雲ヶ原へ。池の上を若い男性登山者が横断している。暖かいだけに途中で割れないかどうかヒヤヒヤものだったが無事渡り終えた。無謀。八雲通過、アップダウンの少ない奥の深谷をノンビリ散策気分で進む。再び金糞峠で休憩後正面谷を下る。そういえば最近、青ガレが青くなくなった。苔等の付着や汚れなどで灰色から茶色へとその色が変わってきている。このコースまた武奈ヶ岳に初めて登ってから今年でちょうど40年。正面谷道も数えれば72回目、武奈は63回目、八雲にいたっては100回を超える訪問数になっている。登山道の様子も風景も随分と変わったものだ。青ガレ下付近までダンプカーが入っていたなどそんな面影もなくなりつつあるし、金糞峠も随分木々が多くなったし、山頂周辺のクマザサもなくなったし、八雲周辺でよくみかけたモウセンゴケがほぼ見られなくなったし・・・




カクレ滝。氷柱も氷も見られない




コヤマノ岳への登りにて。ブナやスギの大木が多いところ


コヤマノ岳が近づいてくるとようやく一面雪となった


コヤマノ岳から釈迦岳を望む。遠くはかすみ琵琶湖が見えなかった


コヤマノ分岐付近から武奈ヶ岳を見上げる


武奈ヶ岳から見たコヤマノ岳


山頂付近の様子。ところどころ地肌が露出








コヤマノ分岐からイブルキのコバ間。動物の足跡が多く見られた


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