<もう1つは、デフォルトという目に見える危機が発生することによって、経済の建て直しに対する国民の意識が高まり、経済成長のモメンタム、つまり「勢い」が出ることがあると考えられる。韓国などは、まさにこの例と言える。
資金調達の困難化やハイパーインフレも
デフォルトの弊害とその対応処置とは?
実際にデフォルトが発生すると、一般的にまずIMFが救済の手を差し伸べることになる。IMFは参加国からの拠出金を使って、当該国の当面の資金繰りを助ける。それによって、当該国はとりあえずの資金繰りから解放されることになる。
それと同時に、IMFは中期的視点に立って、デフォルトが発生した原因を解決する方策を当該国にアドバイスする。アルゼンチンの場合には、デフォルト発生によって、それまでのドルペッグ制を廃止し、自国通貨の変動を自由化することで、輸出の振興を図る政策を採った。
デフォルトが起きると、当該国の信用力は著しく低下するため、海外からの資金調達には大きな支障が出る可能性が高い。国内の資本蓄積の低い諸国では、海外からの資金調達がないと、国内経済の発展に障害が出る。その結果、国民は一時的に生活水準を落とすなどの「痛み」に直面することが考えられる。>
的確な財政措置がないと弱者に押し付ける事になる。
<98年にデフォルトを起こし、“ルーブル危機”を招いたロシアのケースでは、その後ルーブルが急落して輸入物価水準が急騰したこともあり、凄まじいハイパーインフレーションに苦しめられることになった。
その結果、通貨ルーブルのデノミネーションを実施せざるを得ない状況に追い込まれた。その間の国民の苦しみは、大きかったはずだ。>
だからデフォルトに成る前の今がラストチャンスなのに
その存在が悪である菅首相の居座りは犯罪なのである。
貴重な時間を浪費するばかりでなく貴重な財源を
人気とりの為に空費している。
<しかしロシアは、その後の原油や天然ガスの価格上昇などが追い風になって、国内経済が活発化し、現在ではBRICsの一角として高い経済成長を達成している。あるいは、アジア通貨危機を経験したアジア諸国も、今では世界経済成長のダイナモとしての地位を築くまでに至っている。
このように、デフォルトを発生させることによって、短期的に経済低迷や激しいインフレなどに苦しめられた国は少なくないものの、その後はデフォルトの経験を活かして、しっかりした成長への道を歩んでいるケースが多い。>
デフォルトではその痛みが弱者に集中するのが問題だろう。
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