複雑系と偶然

https://note.com/hiroki_nara/n/n4273d417f741

スパイ衛星落下

2008-02-03 16:46:37 | Weblog
落下する事は最初から分かってる事なので
慌てず見守るのが良い。

「スパイ衛星落下」の危険性は:元空軍将校が語る監視の実態(WIRED VISION) - goo ニュース
>最悪のシナリオは、放射性物質を積載した物体が再突入するケースだ。事実、このような事態は1978年1月に発生している。ソビエト連邦の海洋偵察衛星『Cosmos 954』がカナダ上空で再突入し、(ありがたいことに)人があまり住んでいない原野に、放射線を帯びた破片類をばら撒いたのだ。しかし、この事件以降、上空からの脅威に対処するため、一連の手順が作成された。

>まず最初に、米軍の統合宇宙作戦センター(JSpOC)が、断片が落下するおそれがある地域を予測し、軍および文民幹部に連絡する。落下物が米国またはカナダに落下する場合は、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)および米連邦緊急事態管理庁(FEMA)、ならびにカナダのFEMAに相当する機関に通知される。そのうえで危険性の大小が判断され、多少なりとも危険があれば非常事態計画が作成される。

>いくつか指摘しておきたいことがある。まず、再突入予測の対象となるのは、米軍の探査ネットワークが追跡可能な大きさを持つ物体だけだ、ということだ。通常の場合、これは直径10センチメートル(ソフトボールぐらいの大きさ)以上の物体ということを意味する。

>もう1つは、米国政府に関する限り、人工衛星の一覧表にない物体がいくつかあり、それらについては再突入予測の通知が行なわれないということだ。そして、現在世間が騒いでいるスパイ衛星は、これにあたる。

>もちろん、低周回軌道にあるスクールバス程度の大きさの物体なのだから、アマチュア用天体望遠鏡と少しばかりの忍耐心があれば観測は可能だ。アマチュア観測家がこうした「リストにない物体」を数多く追跡しており、その位置を特定したこともある。この件に関しては、『SeeSat-L』のメーリング・リストが最高の情報源となっている。