中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

大阪杯(G I)回顧

2022-04-10 16:31:38 | 回顧
12.3 - 10.3 - 12.0 - 12.2 - 12.0 - 12.1 - 11.7 - 11.5 - 11.8 - 12.5=1:58.4
34.6-58.8-59.6-35.8 インも残る馬場。
雨の良馬場

ポタジェはAJCCがスクミが見られてデキが万全ではなかった。この中間は中2週で坂路で軽く乗られただけだった。好発を決めると促して好位のインへ。行けなかった前走とは雲泥の差。平均ラップの流れでも引っ張り切りの手応えで追走。3角から外めへ持ち出して直線も馬場の良い3分所へ。脚力があるのでスッとポジションを動かせた。直線は内へモタれながらも叩き合いを制した。スパッとは切れないが、いい位置でひと脚使えた。上がりの掛かる展開も良かった。

レイパパレは海外遠征明けを叩いて今回は発馬から攻めて行った。その分、1角までにジャックドールが脚を使わされたし、内のアフリカンゴールドも締めて行った。1角からスッと3,4番手の外へ控える。少し行きたがって力んでいた。直線残り150㍍で単独先頭になるもゴール前で脚が上がってしまった。道中力んだ分は勿体なかった。掻き込みの強いストライドで道悪は強い。ベストは1800㍍の一貫したラップでの持続性を生かす展開。

アリーヴォはそんなにいい発馬ではなかったが、縦長の平均ラップの流れを後方のイン追走。3,4角で馬群の中を通って進出開始。直線は上がりの掛かる展開で差し込んできた。頭の高い走法でゴール前でフワッとした分、差し切れなかった。1800㍍から2000㍍で上がりの掛かる展開で。

ヒシイグアスは海外遠征明け。1,2角から内へモタれて向こう正面でも左手綱を引くほど内へモタれていた。それでも勝ち馬からコンマ3秒差。力がある。

ジャックドールは発馬後は速くない為、押して押してハナへ。ウインマリリンが行って、外からレイパパレとアフリカンゴールドも行く気を見せた為にかなり脚を使わされた。雨の中の馬場で58秒8。右回りも影響したか。3,4角からアフリカンゴールドひ早めに来られてスパートも早かった。その分、最後は苦しくなった。パンパンの良馬場の後半持続力勝負がベスト。好時計駆けの中2週も影響したか。

アフリカンゴールドは攻めた2番手。3,4角で逃げたジャックドールを早めに捉えに行く。直線ラスト200㍍まで粘れた。厳しい展開でも持続力を活かせた。2200㍍で。

ニュージーランドT(G II)回顧

2022-04-10 16:30:13 | 回顧
12.3 - 11.2 - 11.2 - 12.1 - 12.0 - 11.7 - 11.4 - 11.6=1:33.5
34.7-24.1-34.7

阪神牝馬S(G II)回顧

2022-04-10 16:26:21 | 回顧
12.7 - 11.2 - 11.4 - 11.5 - 11.3 - 11.2 - 11.4 - 12.1=1:32.8
35.3-22.8-34.7 Bコース1週目 有利 後半5ハロン57.5

桜花賞(G I)回顧

2022-04-10 16:24:16 | 回顧
12.4 - 10.8 - 11.4 - 12.2 - 12.0 - 11.1 - 11.5 - 11.5=1:32.9
34.6-24.2-34.1 Bコース1週目、イン有利

勝ったスターズオンアース。この中間は川田騎手が跨った最終追い切りが圧巻の動き。仕掛けてスッと抜け出した。右にモタれる癖もハミを替えて矯正。発馬は行き脚がつかず促しながら挽回して中団馬群から。馬群の外を通らずじっくり我慢。3〜4角は手綱が動いて忙しかった。4角から直線入り口もハミを掛けながら。直線はびっしり前が壁になりながらも、ハミを掛けながら助走体制を取った。残り300㍍付近からスパート開始するも坂上で内から激しく接触する。それでも怯むことなく、ラスト50㍍で鋭伸。ゴール前できっちり捉えた。課題の右へモタれる面は全く見せなかった。道中促しながらでむしろ距離延長は歓迎。直線もスムーズに捌けずぶつけられながらも伸びた。オークスでも。

ウォーターナビレラは叩いて思惑通りにデキアップ。きっちり絞れていた。レースでは好発を決めて逃げ馬を見ながら2番手。しかし、2ハロン目から外から被されてプレッシャーを受ける形は誤算だった。それでもしっかり折り合って、中緩みの3,4角でもしっかり脚をタメる。直線入り口も手応えは良い。残り350㍍付近からスパートすると、一旦は完全に抜け出した。ゴール前で僅かに差された。発馬が速くてスッと先行できて、終いもいい脚が使える。

ナムラクレアは生涯最高のデキ。一週前が6ハロンから追われて、直前も坂路ですごい動きだった。課題の発馬を決めて手綱を押して3,4番手のイン。阪神JFは初距離を意識して消極的だったが、今回は攻めて行った。それでも折り合いはスムーズでBコース1週目の恩恵を受けて経済コースを立ち回る。直線入り口もいい手応え。仕掛けてからも一瞬の脚で一旦は抜け出したが、最後力尽きた。100点の競馬。やはり若干長い。

サークルオブライフは一度叩いて落ち着きが出ていた。前走で出して行っただけに今回は控える形。16番枠から好発を決めるもスッと控える。道中は縦長の流れを後方から。道中はナミュールに被され、フォラブリューテにも被された。流れの落ち着いた3角ではハミを取って力んだ。それでも直線は大外へ持ち出すど、メンバー最速の33秒3の決め手を繰り出すも届かず。イン有利てわ縦長で競馬しづらいし、人気馬同士が外で牽制する形。時計はオッケーで、もう少し上がりが掛かってほしかった。

ピンハイは8キロ減の406キロ。今後は馬体回復が課題。今回はこの馬としては発馬は出た方。インの経済コースをしっかり立ち回り前走と同じ形。直線で何度も前が壁になり他馬に突進しながらも狭い所をこじ開けた。怯まない勝負根性と一瞬の脚がある。

パーソナルハイは押しても行けなかったが、中団のインから直線は内から突進されながらも最後まで脚を使えた。攻めでいい動きをするタイプ。距離が延びて行き切れば面白い。

アルーリングウェイは好発を決めてスッと先行策。平均ペースの中緩み。今日も4角は逆手前で走る若さを見せた。それでも揉まれながらも最後まで脚を使えたのは収穫。

サブライアンセムは中団から思った以上に壁を作って折り合えた。直線は伸びずバテず。あさみ1400㍍で。

ベルクレスタはしっかり壁を作って後方で折り合えた。3,4角で流れが緩んで馬群が密集。直線は立て直して外へ持ち出すロスがありながら伸びてきた。最後のひと押しは足りないが、折り合って上がりの掛かる展開で。

ナミュールは攻めでもフラつく所があり、馬体も減って馬体の幅が出るかがポイント。今日は発馬で右に寄れて接触。挽回して後方の外。サークルオブライフを見ながら流れの緩んだ3角で被せに行く。しかし、ここで流れが緩んでハミを取ってうまくタメができなかった。その分、直線は弾けず。

プレサージュリフトはこの馬としては発馬は出た方たが、後方から。初めての右回りで縦長の平均ラップ。初めての経験づくしで伸びなかった。




高松宮記念(G I)回顧

2022-04-03 14:09:21 | 回顧
12.1 - 10.3 - 11.0 - 11.0 - 11.5 - 12.4=1:08.3 やや重 雨上がり内有利
33.4-34.9

ナランフラグは悲願のGI制覇。2番枠からいつものように控えて後方から。内枠を利してインにこだわる。直線もインにこだわり、直線坂下でインが空いたところを突く。スムーズに追い上げてラスト1ハロン地点は前が壁になったが、レシステンシアとトゥラヴェスーラの間の狭い所を割って戴冠。左回りが合うし、追い込み脚質で注文はつくが、すべてが嵌った。切れ味はここでも通用した。

ロータスランドは初スプリント戦。前半は行かずに好位馬群。3,4角でも少し促しながら。それでも、直線はスムーズに加速してゴール前で左手前に替えてもうひと伸び。イン有利の馬場で惜しかった。スプリントの経験を積めばかなり強くなる。

キルロードは気合いを付けて3番手。直線も一旦は抜け出すかの見せ場。時計の掛かる馬場もよかった。

トゥラヴェスーラは13番枠から道中でうまくインに潜り込んで直線もインを突いた。鞍上のファインプレー。勝ち馬の方が決め手は上手だった。

メイケイエールは不利な大外枠。折り合いもこの馬にしては付いていた。好位の外から最後も大外を通って伸びてきているが、イン有利の馬場ではここまで。課題をクリアしているので、今後もスプリント戦の主役を張れる。

レシステンシアは馬場を考えて果敢に手綱を押してハナヘ。ジャンダルムのプレッシャーはきつかったが、直線はあっさり沈んだ。18キロ増もあるが、年齢を重ねて1400㍍の方が良いか。

ジャンダルムはここも正攻法の2番手。3,4角も手応え抜群で抜け出すかと思ったが、坂を上がって失速。


毎日杯(G III)回顧

2022-04-03 14:09:15 | 回顧
12.9 - 11.4 - 11.6 - 11.7 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.1 - 12.5=1:47.5
35.9-36.0-35.6 稍重

ピースオブエイトは発馬で行き脚つかなかったが、楽にハナへ。その後は折り合い重視で脚をタメる形。うまく3〜4角で息を入れられた。直線も一旦は2着馬に並ばれたが、二の脚を使って逃げ切り勝ち。スッと前へ行けて最後もひと脚使えるが、距離延長には道中の力みは課題になる。

ベジャールも発馬で行き脚はつかず。二の脚ですぐに2番手まで押し上げる。大トビで引っ張り切りの手応え。3〜4角で外から来られてインに閉じ込められる形になったが、直線も一旦は抜け出す形で見せ場を使った。まだ頭が高くてスパッとは切れないが、時計の掛かる馬場はよかった。

ドゥラドーレスは1番枠で発馬で行き脚がつかず後方から。3,4角は馬込みでかなりゴチャついた。直線入り口も前が開かず。残り300㍍からスパート開始して鋭伸するも、届かなかった。道悪を気にしてから前半は押して手綱が忙しかった。

リアドは好発を決めるが3ハロン目からはスッと控える。伸び切った重心の低いフォームで道悪は良くない。

テンダンスも好発を決めるも、重心の低いフォームで、道悪が良くない。

日経賞(G II)回顧

2022-04-03 14:00:54 | 回顧
6.9 - 12.0 - 12.6 - 12.6 - 12.7 - 13.4 - 13.4 - 12.8 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 11.2 - 11.8=2:35.4 やや重
37.8-63.5-59.0-34.7

タイトルホルダーはコースで速い時計3本。仕上がっていた。好発から果敢にハナを主張。道中の折り合いはスムーズで道中は12秒後半から13秒台スローで脚をタメる。しかし、1〜2角は逆手前で走って外へ膨れた走り。この辺りは課題。その前のスタンド前のほとんどを右手前で走っていたのもよくなかった。3角から外から来られてスパート開始。前半に貯金があった分、最後まで粘れた。しかし、メンバー構成とペースを考えればもっと突き放してもよかった。

ボッケリーニは6番枠から発馬後に手綱を押して2番手のイン。2角で頭を上げるシーンはあったが、それ以外はスムーズでインの経済コースを立ち回れた。4角でズブさを見せたが、直線もインを通って首の上げ下げまで持ち込んだ。この距離でも折り合いは問題ないし、楽にいいポジションを取れる。

ヒートオンビートは押しての先行策。本当は2番手のインを取りたかったが、2着馬に取られた。4番手の外で外を通らされるロスはあったが、ジリ脚で伸びてきた。頭の高い走法で詰めは甘い。

クレッシェンドラヴは歳を重ねてズブかなっている。押して先行策。正面スタンド前まではズブさを見せていたが、その後は折り合えた。3〜4角で逃げ馬を捉えに行く積極策。最後は脚が上がったが、見せ場十分だった。

フラワーC(G III)回顧

2022-03-24 21:03:46 | 回顧
12.8 - 11.9 - 12.2 - 12.2 - 12.2 - 11.8 - 12.0 - 11.4 - 12.0=1:48.5
36.9-36.2-35.4 緩い良馬場。

スタニングローズはフワッとした発馬もすぐに好位のインを取れた。その後はインの経済コースでロスなく立ち回れて、直線は早め先頭の2着馬を交わした。今回はメンバーに恵まれてロスなく立ち回れた分も大きい。

ニシノラブウインクは1ハロン距離延長で楽に2番手。スローペースで楽に流れに乗れたのが大きかった。その分、脚も溜まって最後ひと脚使えた。

阪神大賞典回顧(G II)回顧

2022-03-24 21:02:00 | 回顧
13.0 - 12.0 - 12.6 - 12.6 - 12.9 - 12.7 - 12.3 - 12.7 - 12.6 - 12.6 - 11.9 - 11.6 - 11.6 - 11.5 - 12.4=3:05.0
63.1-62.9-59.0

ディープボンドは57キロで貫禄勝ち。好発を決めても道中は無理することなく中団から。向こう正面では縦長になって無理することなくポジションを落とす。残り5ハロンからペースアップする流れを3角からスパート開始。大トビでスパッとは切れないが、長くいい脚を使って差し切り勝ち。3,4角でスムーズに加速できれば問題なし。被された時は不安。

アイアンバローズは好発から先行策。ハミを噛んで行きたがっていたが、何とか我慢。1角手前で外のマンオブスピリットが被せた時にハミを取ってポジションを上げたが、向こう正面で再び好位まで控えた。3,4角で早めに進出開始して残り300㍍で単独先頭で見せ場十分だった。

シルヴァーソニックは好発から好位のインで折り合いもスムーズ。向こう正面で外へ持ち出すも、3,4角からは再びインに潜り込む。直線も少し狭い所はあったが、全体にスムーズで力を出し切った。

スプリングS(G II)回顧

2022-03-24 20:59:49 | 回顧
12.9 - 11.6 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.3 - 12.0=1:48.4
36.7-36.4-35.3 稍重

ビーアストニッシドは攻めは頭が高くて地味なタイプ。1番枠からノメッていい発馬ではなかったが、二の脚でハナヘ。逃げ馬不在ですんなりハナへ。道中は行きたがるのをなだめながらスローに落とす。3角から再びペースアップして直線も二枚腰を発揮して逃げ切り勝ち。スパッとは切れないが、1800〜2000㍍ならマイペースで行ければ渋太い。

アライバルは足元が弱くて間隔を詰められないタイプ。外枠から気合いを付けて1角まで促して2番手。メンバーを考えれば
最高の位置取り。しかし、3,4角の勝負所からズブさを見せる。勝ち馬は射程圏内に入れていたが、その分、差を縮められなかった。距離延長は良いタイプ。

サトノヘリオスは中団のインから。3角では逆手前になって外へ張っていたし、全体的に外へ張っていた。直線は狭い所に入ってまともに追えたのはラスト1ハロン付近。ゴール前も外へ張っていた。右回りが良くないのか。

ディオは大トビで迫力あるフットワーク、
今日は馬込みに揉まれて馬場も緩くて大トビの同馬にとっては不利だった。道中はハミをグッと噛んでいたが、3,4角の手応えは十分で弾ける雰囲気はあったが、追ってジリ脚。トモの強化待ち。

ドーブネはフワッとした発馬で無理せず後方で折り合いに専念する形。緩い馬場にノメッていたし、イン、先行有利の展開も向かなかった。最後の伸び脚は目立っていたし、豊騎手が競馬を教えたことが次に繋がれば。

アサヒは発馬で行き脚がつかなかったし、向こう正面から上がって行っても最後は伸びなかった。右回りと道悪の影響もあったか。