師匠大谷内さんエリザベス女王杯154万馬券(3連単)に続き、マイルCS10万馬券(3連単)的中!(詳細はこちら)
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東京10R ジャパンC(GI 芝2400㍍)
◎エイシンデピュティ
○エアシェイディ
▲コンデュイット
△リーチザクラウン
×スクリーンヒーロー
×ウオッカ
【展開】
リーチザクラウンが馬任せでスッとハナに立つが、最内枠のアサクサキングスが岩田を起用して積極的に前へ。リーチの直後でプレッシャーをかける。こうなれば1角から向こう正面まで緊迫感のある締まった流れ。離れた3番手にエイシンデピュティ、そこからマシューサイドインティライミらが続く。スクリーンヒーローは好位の外め。ウオッカは後方で折り合いに専念し、それをオウケンブルースリーがマーク。直線で粘るリーチにエイシンが粘り腰を見せる。有力どころはスクリーンの動きに合わせてスパート開始。底力と時計勝負。
本命は復帰3戦目のエイシンデピュティ。前走の天皇賞9着は、府中2000㍍では鬼門の大外枠発走。案の定、テンの1ハロンにかなりの脚を使わされた市、2ハロン目でハナへ立つのがやっとだった。本来は淀みない流れで底力勝負に持ち込むのが信条だが、テンの1ハロンに脚を使ってしまっている分、鞍上としても2ハロン目以降にガンガン飛ばすことはできなかった。結果として先行馬でも33秒台の脚を要求される展開となり不向きなレースだった。それでも、4角から直線にかけて粘りを見せたし、十分な内容だった。右前脚の靭帯を損傷してから復帰3戦目。最終追い切りでは前脚を高く突き上げてグイグイ坂路を駆け上がる好調時の動きに戻り、自己ベストの半マイル49秒9。文句なしだった。調教後の馬体重が508㌔。前走よりも絞れているし、この後の長距離輸送で好調時の490㌔台に絞れそうだ。持ち味は抜群の勝負根性と粘りと底力。休養前の宝塚記念は泥んこ馬場を直線で一旦はアサクサキングスに迫られながらも突き放して優勝。当年の大阪杯では、ダイワスカーレットの2番手から三分三厘でズブさを見せながらも直線で盛り返して僅差の勝負に持ち込んだ。今回はリーチザクラウンとアサクサキングスの緊迫感ある先行が予想され、離れた3番手で十分。33秒台の決着にはならない。自身が35秒前後で粘れる展開なら強い。距離も折り合いに不安がないし、宝塚記念の内容から1ハロンの距離延長なら心配いらない。
相手は正直迷った。関東馬エアシェイディの天皇賞8着も鬼門の大外枠発走。テンの1ハロンに脚を使わされたし、内が伸びる馬場でありながら3角から大外へ進路を選択。内への進路を選択することもできただけに、瞬発力勝負ということも含めれば無謀だった。それでも、4着とは僅差だった。今回は待望の3番枠を引き、道中は中団のインで脚をタメる。直線まで脚をタメれば展開は向くし、一瞬の脚で突き抜けられれば。
コンデュイットはこの中間、白井と東京芝で2本時計を出してきた。海外遠征からの中2週を考えれば異例の攻め過程。それほど本気ということだ。ともにサッと流す程度だったが、白井では弾む感じの走りで期待を持ったが、直前の東京芝の追い切りはシャープさに欠けて迫力は一息だった。実績を考えれば今年の日本の顔ぶれなら堂々の主役になれるが、状態面を考慮して3番手。
逃げるリーチザクラウン。前走の菊花賞5着は、イレ込みが激しく3角まで息を入れられない厳しい流れでの逃げになったが、ゴール前100㍍まで粘った。かなり評価できる内容。ここは距離短縮で競馬がしやすいのは間違いない。攻めではリラックスして走ることができているし、気性は安定してきている。あとは最内枠のアサクサキングスの動向が気になる。抜群のスピード力で二の脚も使える。府中2400㍍を逃げ切るのは至難の業だが、鞍上の意気込みにも注目。
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▲コンデュイット
△リーチザクラウン
×スクリーンヒーロー
×ウオッカ
【展開】
リーチザクラウンが馬任せでスッとハナに立つが、最内枠のアサクサキングスが岩田を起用して積極的に前へ。リーチの直後でプレッシャーをかける。こうなれば1角から向こう正面まで緊迫感のある締まった流れ。離れた3番手にエイシンデピュティ、そこからマシューサイドインティライミらが続く。スクリーンヒーローは好位の外め。ウオッカは後方で折り合いに専念し、それをオウケンブルースリーがマーク。直線で粘るリーチにエイシンが粘り腰を見せる。有力どころはスクリーンの動きに合わせてスパート開始。底力と時計勝負。
本命は復帰3戦目のエイシンデピュティ。前走の天皇賞9着は、府中2000㍍では鬼門の大外枠発走。案の定、テンの1ハロンにかなりの脚を使わされた市、2ハロン目でハナへ立つのがやっとだった。本来は淀みない流れで底力勝負に持ち込むのが信条だが、テンの1ハロンに脚を使ってしまっている分、鞍上としても2ハロン目以降にガンガン飛ばすことはできなかった。結果として先行馬でも33秒台の脚を要求される展開となり不向きなレースだった。それでも、4角から直線にかけて粘りを見せたし、十分な内容だった。右前脚の靭帯を損傷してから復帰3戦目。最終追い切りでは前脚を高く突き上げてグイグイ坂路を駆け上がる好調時の動きに戻り、自己ベストの半マイル49秒9。文句なしだった。調教後の馬体重が508㌔。前走よりも絞れているし、この後の長距離輸送で好調時の490㌔台に絞れそうだ。持ち味は抜群の勝負根性と粘りと底力。休養前の宝塚記念は泥んこ馬場を直線で一旦はアサクサキングスに迫られながらも突き放して優勝。当年の大阪杯では、ダイワスカーレットの2番手から三分三厘でズブさを見せながらも直線で盛り返して僅差の勝負に持ち込んだ。今回はリーチザクラウンとアサクサキングスの緊迫感ある先行が予想され、離れた3番手で十分。33秒台の決着にはならない。自身が35秒前後で粘れる展開なら強い。距離も折り合いに不安がないし、宝塚記念の内容から1ハロンの距離延長なら心配いらない。
相手は正直迷った。関東馬エアシェイディの天皇賞8着も鬼門の大外枠発走。テンの1ハロンに脚を使わされたし、内が伸びる馬場でありながら3角から大外へ進路を選択。内への進路を選択することもできただけに、瞬発力勝負ということも含めれば無謀だった。それでも、4着とは僅差だった。今回は待望の3番枠を引き、道中は中団のインで脚をタメる。直線まで脚をタメれば展開は向くし、一瞬の脚で突き抜けられれば。
コンデュイットはこの中間、白井と東京芝で2本時計を出してきた。海外遠征からの中2週を考えれば異例の攻め過程。それほど本気ということだ。ともにサッと流す程度だったが、白井では弾む感じの走りで期待を持ったが、直前の東京芝の追い切りはシャープさに欠けて迫力は一息だった。実績を考えれば今年の日本の顔ぶれなら堂々の主役になれるが、状態面を考慮して3番手。
逃げるリーチザクラウン。前走の菊花賞5着は、イレ込みが激しく3角まで息を入れられない厳しい流れでの逃げになったが、ゴール前100㍍まで粘った。かなり評価できる内容。ここは距離短縮で競馬がしやすいのは間違いない。攻めではリラックスして走ることができているし、気性は安定してきている。あとは最内枠のアサクサキングスの動向が気になる。抜群のスピード力で二の脚も使える。府中2400㍍を逃げ切るのは至難の業だが、鞍上の意気込みにも注目。