2006/05/28 3回 東京 4日目 晴(稍)
10R サラ系3歳 東京優駿(G1) 牡・牝○指(定量) 芝2400
【馬場状態】明け方まで小雨が続き、重馬場からのスタート。昼前には完全に雨が上がるも、やや重までしか回復せず。水はけの良い内有利の馬場。
12.6-11.8-13.0-12.8-12.3-12.7-12.9-12.5-12.0-11.5-11.8-12.0
【展開】Aメインがハナ。2番手のFリシャールが手綱をガッチリ抑えたため単騎逃げ。前3走といは違い、馬場を考慮してスローに落とす。4角でスパートし、早めに抜け出したMサムソン、後ろDパスポートとの熾烈な争い。
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残り200㍍。眩い新緑のターフ上を、鞍上の石橋守騎手とメイショウサムソンは自信を持って抜け出した。騎手生活22年目で掴んだダービージョッキーの称号。皐月賞制覇に続いて2冠を達成し、世代の頂点へ上り詰めた。レースではAメインの作る緩い流れを5番手のイン追走。終始、折り合いもスムーズで流れに乗る。ペースを考慮して3~4角で除々に外目へ持ち出して進出。直線入り口で先行馬を捕らえて、残り200㍍地点で先頭へ躍り出る。そこから力強いフットワークで最後は手綱を抑える余裕を見せてダービー制覇。最後まで脚色は衰えず、強い内容だった。3冠達成の可能性は十分だろう。
本命視したアドマイヤメインは惜しくもクビ差届かなかった。発馬直後にスッとハナへ。2番手のFリシャールが抑えたことで単騎逃げの形。ユルい馬場を考慮して道中はスローに落とす。4角で加速して、一旦は後続を引き離すも、残り200㍍地点で勝ち馬に並ばれ、そこから懸命な抵抗を見せるも、僅かに及ばなかった。パンパンの良馬場だったら、持ち前のスピードを存分に生かせただけに悔やまれる。平均ペースの逃げ、タメ逃げ、どちらも対応できるように馬自信も力を付けている。
3着のドリームパスポートは道中、後方3番手で末脚をタメる。折り合いもスムーズで直線は大外へ。他馬が懸命に手綱を動かすなか、同馬は持ったまま。直線半ばでようやく追い出されると、ビュッと鋭い末脚を繰り出すも、ゴール前で脚色が同じになってしまった。上がり3ハロンはメンバー最速34秒9。ペースの上がった直線入り口の手応え、追ってからの反応は間違いなくGI級だろう。やはり、この距離は少し長い。
マルカシェンクは、やはり発馬が悪かった。道中は中団の内目で末脚をタメる。終始、内の経済コースを通れた。直線でも最内を突くと、狭いこところを一瞬の脚で抜け出してきた。最後は脚色が鈍ったものの、見せ場は作った。
5着のロジックは道中、中団馬群追走。マイル戦の後でもしっかり折り合いが付いた。直線でもジリジリ末脚を伸ばした。切れる脚がないだけに、時計の掛かる馬場が向いた。流れに乗れたことも大きかった。
アペリティフは終始、外目を通らされるロス。3~4角にかけても大外。それでも、懸命に直線で末脚を伸ばした。
3番人気に支持されたアドマイヤムーンは後方で脚をタメる。直線で一瞬の脚は見せるも、弾けなかった。やはり、この馬の持ち味を生かすにはマイル~2000㍍だろう。直線の長い府中では脚の使いどころが難しかった。
サクラメガワンダーはし3~4角で手綱が動き、直線入り口の坂付近では伸びかけたが、上ってからは完全に脚色が鈍った。現時点での力差だろう。距離も長かった。
フサイチジャンクは道中、後方で折り合うも、直線で全く弾けなかった。初の左回り、距離、とさまざまな敗因が考えられるが、ここまで負けるとは…
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10R サラ系3歳 東京優駿(G1) 牡・牝○指(定量) 芝2400
【馬場状態】明け方まで小雨が続き、重馬場からのスタート。昼前には完全に雨が上がるも、やや重までしか回復せず。水はけの良い内有利の馬場。
12.6-11.8-13.0-12.8-12.3-12.7-12.9-12.5-12.0-11.5-11.8-12.0
【展開】Aメインがハナ。2番手のFリシャールが手綱をガッチリ抑えたため単騎逃げ。前3走といは違い、馬場を考慮してスローに落とす。4角でスパートし、早めに抜け出したMサムソン、後ろDパスポートとの熾烈な争い。
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残り200㍍。眩い新緑のターフ上を、鞍上の石橋守騎手とメイショウサムソンは自信を持って抜け出した。騎手生活22年目で掴んだダービージョッキーの称号。皐月賞制覇に続いて2冠を達成し、世代の頂点へ上り詰めた。レースではAメインの作る緩い流れを5番手のイン追走。終始、折り合いもスムーズで流れに乗る。ペースを考慮して3~4角で除々に外目へ持ち出して進出。直線入り口で先行馬を捕らえて、残り200㍍地点で先頭へ躍り出る。そこから力強いフットワークで最後は手綱を抑える余裕を見せてダービー制覇。最後まで脚色は衰えず、強い内容だった。3冠達成の可能性は十分だろう。
本命視したアドマイヤメインは惜しくもクビ差届かなかった。発馬直後にスッとハナへ。2番手のFリシャールが抑えたことで単騎逃げの形。ユルい馬場を考慮して道中はスローに落とす。4角で加速して、一旦は後続を引き離すも、残り200㍍地点で勝ち馬に並ばれ、そこから懸命な抵抗を見せるも、僅かに及ばなかった。パンパンの良馬場だったら、持ち前のスピードを存分に生かせただけに悔やまれる。平均ペースの逃げ、タメ逃げ、どちらも対応できるように馬自信も力を付けている。
3着のドリームパスポートは道中、後方3番手で末脚をタメる。折り合いもスムーズで直線は大外へ。他馬が懸命に手綱を動かすなか、同馬は持ったまま。直線半ばでようやく追い出されると、ビュッと鋭い末脚を繰り出すも、ゴール前で脚色が同じになってしまった。上がり3ハロンはメンバー最速34秒9。ペースの上がった直線入り口の手応え、追ってからの反応は間違いなくGI級だろう。やはり、この距離は少し長い。
マルカシェンクは、やはり発馬が悪かった。道中は中団の内目で末脚をタメる。終始、内の経済コースを通れた。直線でも最内を突くと、狭いこところを一瞬の脚で抜け出してきた。最後は脚色が鈍ったものの、見せ場は作った。
5着のロジックは道中、中団馬群追走。マイル戦の後でもしっかり折り合いが付いた。直線でもジリジリ末脚を伸ばした。切れる脚がないだけに、時計の掛かる馬場が向いた。流れに乗れたことも大きかった。
アペリティフは終始、外目を通らされるロス。3~4角にかけても大外。それでも、懸命に直線で末脚を伸ばした。
3番人気に支持されたアドマイヤムーンは後方で脚をタメる。直線で一瞬の脚は見せるも、弾けなかった。やはり、この馬の持ち味を生かすにはマイル~2000㍍だろう。直線の長い府中では脚の使いどころが難しかった。
サクラメガワンダーはし3~4角で手綱が動き、直線入り口の坂付近では伸びかけたが、上ってからは完全に脚色が鈍った。現時点での力差だろう。距離も長かった。
フサイチジャンクは道中、後方で折り合うも、直線で全く弾けなかった。初の左回り、距離、とさまざまな敗因が考えられるが、ここまで負けるとは…
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