12.1 - 10.4 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 11.7=1:08.3
【馬場】A→ B一週目。3メートル仮柵も内の馬場荒れて外差し馬場。雨上がりの良馬場でパワー要す。
【展開】タメ逃げのモズスーパーフレアと前走行き過ぎたセイウンコウセイがすんなり2番手で平均ペース。馬群も密集した為に時計の掛かる馬場での決め手勝負。
シヴァージはコース1本、坂路2本、55秒台2本で好仕上がり。最終追いは福永騎手を背に見た目以上の時計が出た。13番枠から好発を決めると馬任せで中団外追走。4角手前からさらに外へ持ち出す。手応えよく直線は馬場の良い7分所へ。坂上でグーンと伸びて33秒7の切れ味で差し切り勝ち。外差し馬場と全体時計が掛かるのが向いた。外枠発走から馬場の良い外へスムーズに出した鞍上の好騎乗。
ライトオンキューは久々も坂路で絶好の動きを見せて仕上がっていた。2番枠から気合いを付けて好位追走。無理に出さずに馬任せでもよかった。馬場状態を考えれば4角から直線はもっと外へ進路を取るべきではなかったか。馬場の悪い3分所へ持ち出して早め先頭の所を差された。もう少しタメてメリハリのある競馬を。枠順と通ったコースの差があった。負けて強し。
ラウダシオンはそんなにいい発馬ではなかったが、押して好位の外。その後は久々のスプリント戦も戸惑うことなくスムーズに追走。4角で手応えは悪くなったが、直線でスムーズに手前を替えるとジリジリ伸びてきた。左回りは合う。連続スプリント戦で更に追走が楽になって脚が溜まれば。
リバティハイツは前半から気合いを付けて中団馬群。前走の位置取りが悪くなった反省を生かせた。3角で少しゴチャついて位置取りが悪くなったのは悔やまれるが、直線は力強く伸びた。時計の掛かるスプリント戦が合っている。
モズスーパーフレアはスムーズにハナを奪えたしこの馬にしては楽なペース。それでも直線早々に手応えが怪しくなって失速。高松宮記念は楽逃げで勝っているだけに前傾専門タイプとも思えない。ハンデと仕上がり途上が影響か。
クリノガウディは若手騎手騎乗で前半から出して行って掛かる最悪なケース。時計の掛かるパワー馬場は得意なだけにもったいなかった。
コントラチェックは発馬で行き脚つかずポジションが悪くなり終始、馬場の悪い内を通らされた。直線も馬場の悪い所に持ち出さざる得ず伸び切れなかった。
トゥラヴァスーラはガツンと掛かった。スパッとは切れないので好位でなだれ込む形がベスト。外枠で前に壁を作らなかった。