12.5 - 10.9 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 12.2 - 11.9 - 11.0 - 11.6
(35.5-34.5) (59.9-58.8) 2:23.3
まさに衝撃的な勝ちっぷりだった。
すべてにおいて次元の違う走りで、
武豊騎手が「感動した」と言ったのも納得できる。
パドックから若干テンションが高く、何度も尻っぱねをしていた。
スタートもフワッとした出で、皐月賞同様後方から。
道中もクビを上げるしぐさを見せるなど、スムーズと言えなかったのだが、
4角で鞍上が満を持して外に持ち出すと、
グッと反応して一気に前へと進出する。
ラスト1ハロン付近でインで粘るインティライミを楽々と捕らえると、
その後は独壇場。名のごとく衝撃を与える走り。
あれだけの競馬をしながらラスト1ハロンを11.6で駆けるのは脅威的だ。
同世代ではもはや相手にはならない。
このまま無事に秋を迎えてほしい。
そして、三冠達成のあとは古馬との対戦となる。
世界クラスの馬。今から本当に楽しみだ。
2着はスペシャルウィーク産駒インティライミ。
中2週の厳しいローテに加え、ハードな追い切りのため馬体減が案じられたが、
プラス6キロ。これはいい傾向だった。
レースでは好スタートを切ると積極的に前へ。
道中は内々の好位を追走する。
直線入り口で逃げ馬の内に切れ込むと、
早めに先頭に立つ強気の競馬で抜け出すも、勝ち馬に子ども扱いされた。
ただ、十分見せ場を作ったし、待ち味である長くいい脚を使えた。
ダービーでも臆することなく乗った佐藤哲騎手は素晴らしかった。
3着は皐月賞2着のシックスセンス。
プラス12キロを心配したが、パドックを見る限り全く太め感なしだった。
多少、歩様が硬かさを感じたものの、
黒光りする馬体で返し馬では唸るような気配だった。
ディープ同様フワっとした出で、後方からになった。
本当ならディープの前で競馬するはずだったが、
鞍上の四位騎手は慌てず冷静だった。
直線で追い出すと鋭く伸びて3着まで来た。
スタートの出遅れがなければ2着と、もう少し際どかったろう。
一戦毎に馬が急激に力を付けている。
秋が本当に楽しみ。
4着のアドマイヤフジはやはり勝負どころで反応できなかった。
今回はいつもより前目での競馬だったが、肝心のどころで弱みが出た。
それでも、最後はいい脚で伸びてきている。
器用さがなく、反応できない現段階では府中がベストだが、
秋までに体質や気性面で成長すれば他場でも十分やれる力はある。
5着のマイネルレコルトはスタートが今ひとつ。
鞍上が腹をくくって最後方からの競馬。
前走が早めに仕掛けて失速しただけに、
ギリギリまで追い出しを我慢する作戦も脳裏にあっただろう。
直線でインを突くと、5着まで押し上げた。
現3歳勢では力上位を示した形だが、
この距離では思い切った競馬ができないし、
秋は短距離路線を歩ませてほしい。
6着のニシノドコマデモは初の厳しい流れに戸惑った。
勝負どころで手応えが怪しくなると、
鞍上が必死に手綱を押して馬群に付いていく。
本来なら惨敗のケースだが、
大外からジリジリと伸びていた。
ペースに戸惑いながらも、最後まで伸びたのは高く評価できる。
この経験が必ず今後に生きる。秋が楽しみ。
ローゼンクロイツはパドックで落ち着きがあった。
今回もディープをマークしながらの競馬だったが、
直線で反応できず、伸びなかった。
勝ち鞍がすべてスローの瞬発力勝負のため、
今後は厳しいペースでも末が鈍らないことが課題だ。
アドマイヤジャパンはまだ調教が思うように積めない。
それでも皐月賞3着に駆けているように力はある。
今後は決めて強化が課題となる。
ダンツキッチョウはパドックからエキサイトしていた。
好位で競馬するもズルズル後退してしまった。
前走からの急激なペースアップに馬が戸惑ったか。
ダンスインザモアは控える競馬ながら見せ場がなかった。
ノドに不安のある馬で距離が長かったのか。
適距離が1600m~1800mなのかも。
本当に素晴らしいレースでした。無事に秋を迎えてほしいものです。
馬券はワイドが的中!
(35.5-34.5) (59.9-58.8) 2:23.3
まさに衝撃的な勝ちっぷりだった。
すべてにおいて次元の違う走りで、
武豊騎手が「感動した」と言ったのも納得できる。
パドックから若干テンションが高く、何度も尻っぱねをしていた。
スタートもフワッとした出で、皐月賞同様後方から。
道中もクビを上げるしぐさを見せるなど、スムーズと言えなかったのだが、
4角で鞍上が満を持して外に持ち出すと、
グッと反応して一気に前へと進出する。
ラスト1ハロン付近でインで粘るインティライミを楽々と捕らえると、
その後は独壇場。名のごとく衝撃を与える走り。
あれだけの競馬をしながらラスト1ハロンを11.6で駆けるのは脅威的だ。
同世代ではもはや相手にはならない。
このまま無事に秋を迎えてほしい。
そして、三冠達成のあとは古馬との対戦となる。
世界クラスの馬。今から本当に楽しみだ。
2着はスペシャルウィーク産駒インティライミ。
中2週の厳しいローテに加え、ハードな追い切りのため馬体減が案じられたが、
プラス6キロ。これはいい傾向だった。
レースでは好スタートを切ると積極的に前へ。
道中は内々の好位を追走する。
直線入り口で逃げ馬の内に切れ込むと、
早めに先頭に立つ強気の競馬で抜け出すも、勝ち馬に子ども扱いされた。
ただ、十分見せ場を作ったし、待ち味である長くいい脚を使えた。
ダービーでも臆することなく乗った佐藤哲騎手は素晴らしかった。
3着は皐月賞2着のシックスセンス。
プラス12キロを心配したが、パドックを見る限り全く太め感なしだった。
多少、歩様が硬かさを感じたものの、
黒光りする馬体で返し馬では唸るような気配だった。
ディープ同様フワっとした出で、後方からになった。
本当ならディープの前で競馬するはずだったが、
鞍上の四位騎手は慌てず冷静だった。
直線で追い出すと鋭く伸びて3着まで来た。
スタートの出遅れがなければ2着と、もう少し際どかったろう。
一戦毎に馬が急激に力を付けている。
秋が本当に楽しみ。
4着のアドマイヤフジはやはり勝負どころで反応できなかった。
今回はいつもより前目での競馬だったが、肝心のどころで弱みが出た。
それでも、最後はいい脚で伸びてきている。
器用さがなく、反応できない現段階では府中がベストだが、
秋までに体質や気性面で成長すれば他場でも十分やれる力はある。
5着のマイネルレコルトはスタートが今ひとつ。
鞍上が腹をくくって最後方からの競馬。
前走が早めに仕掛けて失速しただけに、
ギリギリまで追い出しを我慢する作戦も脳裏にあっただろう。
直線でインを突くと、5着まで押し上げた。
現3歳勢では力上位を示した形だが、
この距離では思い切った競馬ができないし、
秋は短距離路線を歩ませてほしい。
6着のニシノドコマデモは初の厳しい流れに戸惑った。
勝負どころで手応えが怪しくなると、
鞍上が必死に手綱を押して馬群に付いていく。
本来なら惨敗のケースだが、
大外からジリジリと伸びていた。
ペースに戸惑いながらも、最後まで伸びたのは高く評価できる。
この経験が必ず今後に生きる。秋が楽しみ。
ローゼンクロイツはパドックで落ち着きがあった。
今回もディープをマークしながらの競馬だったが、
直線で反応できず、伸びなかった。
勝ち鞍がすべてスローの瞬発力勝負のため、
今後は厳しいペースでも末が鈍らないことが課題だ。
アドマイヤジャパンはまだ調教が思うように積めない。
それでも皐月賞3着に駆けているように力はある。
今後は決めて強化が課題となる。
ダンツキッチョウはパドックからエキサイトしていた。
好位で競馬するもズルズル後退してしまった。
前走からの急激なペースアップに馬が戸惑ったか。
ダンスインザモアは控える競馬ながら見せ場がなかった。
ノドに不安のある馬で距離が長かったのか。
適距離が1600m~1800mなのかも。
本当に素晴らしいレースでした。無事に秋を迎えてほしいものです。
馬券はワイドが的中!