中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

新潟記念(GⅢ)展望

2006-08-23 22:20:12 | 見解
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 サマー2000シリーズ第5弾の新潟記念(GⅢ)。昨年の覇者ヤマニンアラバスタに、スウィフトカレント、トップガンジョーの上がり馬、軽ハンデで食い込みを図るニシノナースコールなど、難解な一戦となりそう。舞台は新潟外回り2000㍍。ペースが落ち着きやすいコースだけに、平均ペースの小倉記念で好走した馬の取捨もポイントとなる。

ヤマニンアラバスタ】(54→55)
前走の関屋記念14着は痛恨の出負け。加えて超スローの展開で完全に流れに乗れず。実績のないマイルでこの流れ。致し方ない。昨年のこのレースは緩い流れを後方で余裕十分の追走。直線で馬場のいい大外へ持ち出されると、一気の伸び脚で差し切った。この馬の好走パターンは、滞在競馬で馬体が維持でき、左回りでゆったり追走できること。今回の条件ほどこの馬向きなものはない。今回のメンバーはスロー必至で昨年の再現が狙える。あとは発馬を決めて、昨年から3㌔増の55㌔とメンバー強化に立ち向かう。

オースミグラスワン】(55→57)
530㌔を雄に越す超大型馬。故に器用さに欠けて荒削りな面がある。前走の新潟大賞典は5月開催特有の外差し馬場。4ハロン地点からペースアップする流れで、前崩れの展開が向いたことはあるが、メンバー唯一の上がり3ハロン33秒9の末脚は際立っていた。ここは久々の一戦。大型馬だけにプラスとはいえないが、CWで意欲的に調整されている。ベスト舞台で秋への手応えを掴む。

トップガンジョー】(57→57)
前走のエプソムC1着は下見どころから気合乗り十分の好気配。道中は好位追走。道悪にも脚を取られることなくシッカリとした脚取り。4角でポディションを押し上げ、直線で早めに抜け出すと、マチカネキララとの根競べ。ラスト100㍍地点でライバルを競り落としての勝利。持久力満点の走りだった。馬場状態を察知してロスない立ち回りをした鞍上の好騎乗も光った。昨年の魚野川特別では2番手から長くいい脚を使って追い込んでいる。新潟、府中は4勝と滅法得意としている。あとは実績のない2000㍍で緩い流れになった時にどうか。

スウィフトカレント】(55→57)
前走の小倉記念1着は道中、コンゴウリキシオーの作る淀みない流れを最後方追走で脚をタメる。向こう正面では抑え切れないくらい行きっぷり。そこからポディションを上げていく。小回りだけに大外をマクる戦法も考えられたが、内でジッと我慢。4角から直線にかけても最内を突くと、グイグイ一頭だけ違う伸び脚で一気の差し切り勝ち。久々でも力の違いを見せ付けた。休養前の日経新春杯2着ではテンに若干、行きたがる。ペースアップした坂下でも後方のまま抑えるのに四苦八苦。直線を向いて仕掛けられると、スッと加速して先団へ襲い掛かる。一旦は勝ち馬と鼻面を合わせるも、内へモタれて追えず。もったいなかった。一瞬の決め手は鋭いものがある。GIへ向けて負けられない一戦となる。課題は新潟外回り2000㍍。スロー必至だけに折り合いって鋭い脚が使えるかがポイントに。

ヴィータローザ】(575→58)
前走の小倉記念2着は道中、速い流れを最後方で折り合いに専念する形。3角手前で大外を豪快にマクり、一気にポディションを上げていく。直線で一旦は先頭へ立つも勝ち馬の立ち回りの上手さと決め手にやられた。気性的に間隔が開いたほうがいいタイプ。掛かり癖のある気難しい馬。速い流れでスムーズに行けたことが大きかった。昨年のこのレースは3着。超スローの流れを最後方追走。団子状態から直線で大外へ持ち出して鋭く伸びた。気難しく、馬込みを嫌う性格。その意味では広い新潟は向いている。ただ、流れが緩くなりやすいだけに折り合いが課題。

【サンレイジャスパー】(51→51)
前走の小倉記念4着はコンゴウリキシオーの作る淀みない流れを中団から積極的な競馬。そこから3~4角でポディションを上げていく早めの仕掛け。だが、そこで外のヴィータローザに被される形となり、伸びあぐねる。結果的に最後方のポディションの3頭で決まったように、この馬には厳しい流れだった。前々走のマーメイドSは中団のイン追走。残り4ハロンから速くなる流れを、インでタメるだけタメて直線で外目へ。そこからジワジワ伸びたものの、勝ち馬の強襲に屈してしまった。決め手という点で一息の面はあるが、中団からジワりと脚を使う。メンバーは強力だが、据え置きの51㌔で戦えるのは強み。

ダイワレイダース
1年ぶりの実践。3週前の関屋記念に出走予定だったが、爪不安で回避。昨年のこのレースは超スローの競馬。そのため、好位からの競馬ながら掛かってなし崩しに脚を使わされて全く良いところがなかった。前々走の七夕賞1着が道中、中団を追走。3角で馬群のインを馬なりの手応えで進出すると、4角でトーセンダンディに並びかける。直線半ばまで併せ馬の形で競り合い、ラスト1ハロンで突き抜けて快勝。他馬が外を回ったのに対し、同馬は極力ロスのないところを通った。鞍上の好騎乗。荒れた馬場も苦にしなかった。一貫したラップの中で活躍する馬。ここもスローの公算が大きいだけに、折り合えるかがポイントだし、得意の流れではない。それに7月30日~8月12日まで時計を出せなかった影響も心配だ。

サイドワインダー】(57→58)
前走の関屋記念10着は下見からゴトゴトした感じで気配は良くなかった。レースへ行っても、スローの流れが向かなかったこともあるが、直線の脚は往年のものではなかった。2ハロンの距離延長がプラスとは思えないし、58㌔で激変までは…

ニシノナースコール】(56→52)
前走の五頭連峰特別1着はマルタカキラリーの作るHペースの流れを中団追走。直線で外目へ持ち出すと、長くいい脚を使ってグングン伸びて圧勝した。56㌔も関係なかった。昨秋の秋華賞は最内から鋭い脚で追い込んで3着した素質馬。その前の新潟戦では上がり3ハロン32秒9の凄まじい切れ味で一気差し。牝馬特有の切れ味は驚異。新潟の広いコースはピッタリの馬。4㌔減の52㌔なら面白い。

ヤマニンメルベイユ】(55→53)
前走の天の川S1着は平均ペースの流れを2番手追走。直線で楽な手応えで先頭へ躍り出ると、トウショウシロッコとの激しい追い比べ。最後はアタマ差抜け出した。強力メンバー相手に味のある競馬だった。前々走の三春駒特別1着は大幅な馬体減で本調子に一息。それでも、一貫したラップを2番手から押し切り、ニシノナースコールの追撃を振り切った。テンに前へ行けるスピードがあるし、切れる脚も使える。前走で見せた勝負根性も見逃せない。先行馬手薄のメンバーも後押し。

エイシンニーザン】(57→53)
前走の信濃川特別1着は大きいフットワークで中団をゆったり追走。直線で追い出されてからの反応は今ひとつだったが、ラスト1ハロン地点からグイグイ伸びて差し切り勝ち。タメる競馬で変身した。元々、プリンシパルSを制してダービー(7着)に駒を進めた馬。ここは4㌔減の53キロで出走できるし、控える競馬に手応えを掴んだ鞍上とともに不気味な存在だ。

ナイキゲルマン】(57→52)
前走のレースぶりを見る限り、芝の時計勝負では苦しい。

タガノマイバッハ】(56→56)
前走は先行争いが激しく、前へ行けず。ここは先手を奪える公算。それでも往年のスピードになくて…

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札幌記念(GⅡ)回顧

2006-08-22 01:16:28 | 回顧
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2006/08/20 1回 札幌 4日目 晴(良)
09R サラ系3歳以上 札幌記念(G2) ○混○特指(定量) 芝2000
【馬場】Aコース。2週目。

12.7 - 11.2 - 12.1 - 12.6 - 12.6 - 12.6 - 12.2 - 11.6 - 11.4 - 11.3

【展開】確たる逃げ馬不在で、向こう正面で12秒6-12秒6-12秒6と想像以上のスローペース。団子状態からの決め手勝負。

これがGIを目指す馬の決め手だ。出走馬唯一の3歳馬アドマイヤムーンがデビュー地である札幌で見事に復活を遂げた。マイナス8㌔とスッキリした仕上がりで、下見どころから気合い満点。道中は超スローの流れを後方で他馬を見ながらの追走。終始、前のエリモハリアーを射程圏に入れながら4角で外目へ持ち出す。直線で仕掛けられてからはビュッと一気の末脚。瞬く間に差し切った。初の古馬との力関係は何ら問題なかった。一瞬の爆発力が持ち味だけに札幌も良かったし、スローの団子競馬も向いた。天皇賞制覇へ向けて、まずは順調な滑り出しとなった。欲を言えば馬体が増えてほしかったが。

2着は紅一点、クイーンSからの連闘となったレクレドール。道中は馬群が密集するなか、中団からレースを進める。ペースの上がった3角で早めに仕掛けを開始。直線入り口ではマヤノライジンとともに先頭へ躍り出るも…。勝ち馬の決め手に夢は崩れてしまった。それでも、苦手としていた決め手勝負を克服したのは大きい。気難しい面があり余程、札幌の水が合うのだろう。

天皇賞へ向けて賞金を加算したかったマチカネキララは残念ながら3着。道中は町スローの流れをスッと3番手のインと絶好位から流れに乗る。ペースが上がり他馬が仕掛けを開始した3角でもジッと動かずに脚をタメる。この辺りは、前走で早めに動いて末をなくした反省か、GIへ向けて脚を測る意味もあったろう。だが、仕掛けられてから思ったように弾けず3着に来るのがやっとだった。やはり、切れ味という点で劣る。エイプリルSのような底力を要求される流れのほうが合っている。

絶好馬場の札幌で変わり身を目指したマヤノライジン。今回は発馬直後に行き脚が付き、スッと4番手の外へ。そこからスムーズに流れに乗ると、3角で早めの仕掛け。直線入り口では先頭へ躍り出て抜け出す。しかし、勝ち馬にアッサリ差されて2着馬にも交わされた。理想の競馬だったことから、この辺りが現状の力か。

勝てばサマー2000シリーズ優勝だったエリモハリアーは4着。道中は無理せず中団。終始、勝ち馬にマークされる形。前走同様、勝負どころで外目を通って仕掛けを開始。直線入り口では前を射程圏に入れるも、勝ち馬にアッサリ被されてジワジワ伸びのがやっとだった。同じ洋芝でも、札幌の高速馬場に替わり持ち味を生かせなかった。

ファストタテヤマもこの超スローの流れでは持ち味の粘り強い末脚を生かすことができなかった。それでも、勝ち馬に続く上がり3ハロン33秒8の末脚は高く評価できる。もっとペースが上がっていれば際どかった。

本命視したグレイトジャーニーは7着。道中は中団馬群のなかで末脚をタメる。折り合いもスムーズで良い感じの追走。だが、いざ追い出されると持ち前の一瞬の決め手を生かすことができなかった。元々、集中力を欠く癖のある馬。鞍上も言うように忙しい追走のほうがいいかも。安田記念で見せた、あの一瞬の脚はGIでも通用すると思っている。マイルGIの流れは大歓迎と来れば、マイルCSでこの狙いたい。

シルクフェイマスはまさかのマイナス18㌔。下見どころからカリカリしており、悪いフェイマスのパターンだった。これではレースで力を発揮できない。まずはリフレッシュして、馬体回復と精神面のケアが必要だろう。7歳馬だが、元気があることはいい。

密かに期待を寄せていたマイソールサウンド。揉まれ弱さがあり、外から被されると競馬をやめてしまう同馬。とても狙いづらいタイプだが、GⅡ2勝の実績はここでは上位。大外枠を引き、先行馬不在で狙い目。道中も理想的に2番手の外目を進み、3角までは本当にスムーズ。だが、4角でマヤノライジンに早めに来られると、そこで競馬をやめてしまった。惨敗続きだが、無視できない力を秘めている。

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日曜日の狙い

2006-08-20 11:09:16 | 最終結論
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札幌9R 札幌記念(GⅡ 芝2000㍍)
◎グレイトジャーニー
○シルクフェイマス
▲マヤノライジン
△アドマイヤムーン
×マチカネキララ
×マイソールサウンド
☆エリモハリアー
【見解】
夏競馬唯一のGⅡ。秋の飛躍を目指す有力馬が揃った。本命はグレイトジャーニー。前走の安田記念8着は向こう正面でゴチャつき、決してスムーズでない競馬。それでも、直線半ばで一瞬の切れ味で先頭争いへ。最後はバテてしまったものの、見せ場は十分作った。集中力に欠け、一瞬の切れ味が持ち味の馬で小回り札幌は理想の舞台といえる。2000㍍も充実した今なら何ら問題ない。〝英雄〟ディープインパクトの併走パートナーとして注目を集めた馬が、自らの走りで魅了する番がやってきた。


新潟11R NSTオープン(OP 芝1400㍍)
◎スターリーへヴン
○シンボリエスケープ
▲スナークスズラン
△ヒシフェアレディ
×フジサイレンス
×ネイティヴハート
【見解】
スターリーヘヴンの大駆けに期待する。1800㍍では息が入らず厳しい競馬を強いられてきた。1400㍍はオーロC3着をはじめ実績十分。ペースに戸惑うことはない。更に逃げ、先行馬の数が少なくスッと2番手を奪えるメンバー構成。久々でいきなり穴を開ける!


小倉9R 平尾台特別(1000万下 ダ1700㍍)
◎アグネスケイオー
○シルククルセイダー
▲タヤスゼンカイ
△マヤノポペット
×イブキサブデュー
×フミノシンタ

【見解】
Hペース必至のメンバー構成。これならアグネスケイオーにチャンス到来。前走は4角で手綱を引っ張る不利。それでも直線はジワジワと伸びた。昇級2戦目でペース慣れを見込め、前進あるのみ。

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クイーンS(GⅢ)最終結論

2006-08-13 07:53:23 | 最終結論
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〝人馬とも一年前の雪辱へ〟
札幌9R クイーンS
◎チアフルスマイル
○ヤマニンシュクル
▲ブルーメンブラット
△デアリングハート
×レクレドール
×マイネサマンサ
【見解】
時間がないので簡潔に。チアフルスマイルの末脚に期待。とにかく平坦コースは走る。最内枠でうまく馬込みを捌ければ。昨年は直線の不利がなければ勝っていた内容。展開はマイネサマンサが行き、切れ味のないロフティーエイムがピッタリマークなら平均ペース。

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クイーンS(GⅢ)展望

2006-08-10 21:35:48 | Weblog
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夏の北海道シリーズは今週から舞台を函館から札幌へと移す。日曜のメインは真夏の女王決定戦、第54回クイーンS(GⅢ)。

チアフルスマイル
前走の米子S5着は積極的な競馬と不得手の道悪で切れ味をそがれた。前々走のヴィクトリアM8着は実績のない府中で中1週での戦いとなったが、スローの流れを後方から上々の伸び脚を見せた。3走前の谷川岳SではHペースの流れを後方から一気の差し切り勝ち。
とのかく良馬場の平坦コースでは牝馬特有の切れ味を発揮する。昨年のこのレースも直線の不利さえなければ差し切っていた。問題は小回りで馬群をうまく捌けるかという点と展開。鞍上とともに一年越しの雪辱へ。

ヤマニンシュクル
前走のマーメイドS8着は良馬場発表ながら緩い馬場でトップハンデの57㌔。49㌔、51㌔の軽量馬相手では分が悪かった。前々走のヴィクトリアM7着は距離不足のマイルで瞬発力勝負。伸びかけたところがゴールだった。3走前の中山牝馬S1着のような小回りで上がりの掛かる展開を得意とする馬。エンジンの掛かりが遅いタイプだけに平坦コースだと差し届かない可能性はある。展開待ち。

レクレドール
昨年の覇者。近走は状態一息や展開が向かず結果を残せていない。気難しく掴みづらい。昨年は4角を外から豪快にマクッてⅤ。切れ味に欠けて使える脚が短い。その意味では小回り札幌は合っている。昨年のように勝負どころで外目へ持ち出せれば。

デアリングハート
前走のエプソムC4着は極悪馬場。折り合ってはいたが、持ち味のスピードが生かせなかった。前々走のヴィクトリアM6着は前日輸送で下見どころから落ち着いた姿。15番枠から好発を決めると、スッと好位へ控える。前走は折り合いを欠いてオーバーペースとなったが、この日は抜群に折り合っていた。終始、スムーズな競馬で残り2ハロン地点まで持ったまま。この時点で、かなりの手応えを感じたが、追い出されるとジリジリとしか伸びなかった。追っての瞬発力より好位からスピードの持続性を生かすタイプ。昨年のこのレースはHペースで飛ばす2頭を自ら追いかける形となり、後続にも目標にされる苦しい競馬だった。今回も後続の目標にされるとどうか。意外と広いコース向きかも。

マイネサマンサ
前走のマーメイドS4着は発馬直後にハミをグッと噛んで力みながらハナへ。ペース自体はスムーズなものだったが、テンの力みが最後の粘りに影響して差された。前々走のヴィクトリアM10着は急仕上げで体調不十分。致し方ない。3走前の京都牝馬S1着ではスローの逃げに持ち込み、直線で11秒1-11秒3と後続を突き放しての逃げ切り勝ち。折り合いに不安のあるタイプであるが、それ次第では切れる脚を使える。

タッチザピーク
3歳馬。春先はカイ食いが細く、馬体維持に業を煮やした。その意味では滞在競馬の札幌は大歓迎のクチ。前走の桜花賞10着は好位からレースをするも、外から次々と被される苦しい競馬。勝負どころで手応えが怪しくなると、直線であっさり止まってしまった。鞍上によれば「気難しさを出している」と。3走前の紅梅S1着が好位から揉まれずスムーズな競馬で2馬身突き放す強い内容。揉まれなければ能力は高い。距離の壁はあるが、立て直した効果に注目したい。

ブルーメンブラット
前走のオークス9着はHペースの縦長の展開を中団のイン追走。折り合いもスムーズで脚をタメられていたが、3角手前で故障馬のアオリを受けて手綱を引っ張る大きなアクシデント。4角で早くもステッキが入ったが、直線で最後まで伸び続けたのは高く評価できる。前々走の矢車賞1着では極悪馬場だったが、好位のインをロスなく追走。直線でも12秒1-12秒4とバテることなく伸び続けて6馬身差の圧勝だった。底力勝負向きの馬で、札幌の馬場は歓迎のクチ。52㌔。

ロフティーエイム
前走のヴィクトリアM11着はスローの瞬発力勝負。実績のないマイルのGIでは荷が重かったし、折り合いも欠いた。前々走の福島牝馬S1着は厳しい流れを引っ張り切りの手応えで好位追走。4角でジワッと先頭へ躍り出るも、内のライラプスに渋太く粘られる。最後は1ハロン12秒7の激戦をアタマ差抜け出した。先行馬に厳しい流れを良く頑張った。前走で示したように瞬発力勝負では分が悪いが、札幌1800㍍ならその心配はいらない。平均ペースの流れで底力を示す。

アズマサンダース
前走のクイーンS16着はスローの流れを最後方追走。直線で伸びの悪い大外へ持ち出しては仕方なし。昨年の京都牝馬S1着では超スローの流れ。それを32秒7と凄まじい切れ味で差し切ったのは、今でも脳裏に焼きついている。マイルがベストなのは確かだが、一応は1800㍍も札幌2歳S2着の実績はある。桜花賞2着、京都金杯先行馬唯一の踏ん張りで4着、京都牝馬S優勝の実績は、ここでも威張れる。B着用。

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関屋記念(GⅢ)回顧

2006-08-08 07:25:16 | 回顧
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2006/08/06 2回 新潟 8日目 晴(良)
11R サラ系3歳以上 関屋記念(G3) ○国際○特指(別定) 芝1600
【馬場状態】夏場で非常に生育が良く、相変わらずの高速馬場。少し内が避けられている。

12.9 - 11.0 - 11.7 - 11.7 - 11.7 - 11.3 - 10.1 - 12.1

【展開】ダイワバンディットとケイアイガードの先行争い。だが、両馬ともガンガン行かず折り合いに専念。そのため4角まで淡々とした流れ。直線入り口から11秒3、10秒1と加速。ラスト1ハロンも大きくバテることなく先行馬有利の流れに。

マイル替わりで古豪カンファーベストが見事な復活を遂げた。道中は淡々とした流れを外目の好位。懸念された折り合いも若干行きたがる面を見せたが、スムーズだった。やはり、淀みないマイルの流れは向いていた。直線入り口で他馬の手綱が激しく動く中、同馬は痺れるような手応え。残り2ハロン地点から追い出されるとビュッと鋭い末脚で伸びる。左右にヨレる面は見せたが、最後まで衰えることなく駆け抜けた。凄まじい瞬発力。老いてますます盛ん、気性的に久々はむしろプラスであった。ロスなく誘導した江田照Jの手綱さばきも光った。

2着も人気薄のダイワバンディットが入った。好発を決めるとスッと先団へ。内のケイアイガードの直後に控え、楽なペースで進む。直線でも余力たっぷりに二の足を使って抵抗。勝ち馬には及ばなかったが、スローの先行策で2走前の再現を果たした。叩き4戦目、直線のWで破格時計を出して体調も抜群だった。

3着のテレグノシスは道中、後方のインで末脚をタメる。直線入り口ではインで仕掛けを待つ。そこから外目へ持ち出されると、ジワジワと懸命な伸び脚を見せる。だが、この流れで58㌔を背負っていてはここまで限界だった。展開の不向きが悔やまれる。GI馬の底力は示せた。

4着には逃げると思われたローエングリン。しかし、発馬直後に控えられると、後方に控える作戦。直線で馬群がバラけたところを最内へ。そこからビュッと切れる脚で一気に先団へ。ゴール前で脚色が止まったものの、馬場の悪い最内を通ってこの内容。見せ場たっぷりであった。展望でも書いたように精神面を考えれば思い切った荒治療が必要だった。今後も控える競馬をするだろうが、縦長の展開が理想。

5着は上昇馬のワディラム。道中は最内枠発走を生かして中団のインで脚をタメる。折り合いもスムーズで直線入り口では勝ち馬と同じ位置取り。だが、そこから切れ味の差を見せ付けられてしまう。この馬としては、もう少し流れが速くなってほしかったか。

6着のペールギュントも最後方からの競馬。鞍上がレース前から断言していたように、道中下手に動かず直線勝負へ賭ける。大外からしっかりとした脚どりで迫るものの、如何せん流れが遅すぎた。今日は追い込み馬の脆さを露呈する形に。復活は近い。

ニューベリーは道中、淡々とした流れを好位の外目、勝ち馬と同じ位置取り。だが、切れる脚のない同馬にとって痛恨の瞬発力勝負。直線入り口から残り1ハロン地点にかけて、それがモロに出てしまった。

ヤマニンアラバスタは発馬で痛恨の後手。流れを考えれば致命的であったし、ただでさえ忙しいマイルの流れ。これでは力を発揮できなくて当然。叩いて新潟記念に期待。

サイドワインダーも例によって後方から。流れが向かなかったこともあるが、直線の伸び脚は今ひとつだった。年齢的なものもあって歩様が硬かった。

エムエスワールドは好位から競馬を進めたが、今回は瞬発力の差を見せ付けられた。

ケイアイガードは最内枠発走から押し出されるようにハナへ。展開的にはスローのタメ逃げの形となり、楽であったが、直線でアッサリ失速してしまった。馬が戸惑ったのか、状態が本物ではなかったが。

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日曜日の狙い

2006-08-06 10:37:11 | 最終結論
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〝マイルで古豪復活の時〟

新潟11R 関屋記念
◎カンファーベスト
○ペールギュント
▲サイドワインダー
△ワディラム
×ケイアイガード
×テレグノシス
☆ヤマニンアラバスタ

【見解】
真夏のマイル王決定戦にGI馬テレグノシスをはじめ豪華なメンバーが揃った。狙いは人気薄のカンファーベスト。前走の新潟大賞典13着は大外枠発走のため、前に馬を置けず掛かってしまった。これでは力を発揮できない。元来、掛かり癖のある同馬。マイルは初めてだが、それを考えればプラスに働く可能性は高い。7歳馬で衰えを懸念する声もあるが、前走の行きっぷりを見ても分かるとおり元気ハツラツである。流れに戸惑わずに好位を進めれば。気性的に鉄砲が利き、普段から坂路を2本乗られて運動量は豊富だ。


〝発馬を決めて上昇気流に乗る!〟

小倉10R KBC杯
◎メイショウポパイ
○サンライズキング
▲エドモンダンディス
△ゼンノストライカー
×エーピーフラッシュ
×アンドゥオール

【見解】
メイショウポパイを本命視。前走の桜島特別1着は先行馬に厳しい流れを先行して押し切る強い競馬。それまでは発馬で後手を踏んで力を出し切れなかったうっ憤を晴らした。今回はオープンへの挑戦となるが、前走の好時計での押し切り勝ち、2㌔減の55㌔なら通用すると見た。


小倉9R フィリピンT
◎シールビーバック
○トーワクリスタル
▲オリエントチャーム
△マストビートゥルー
×シルクネクサス
×エギソースノート

【見解】
芝替わりでシールビーバックを本命視。前々走のマーメイドS5着は50㌔の軽ハンデではあったが、先行馬に厳しい流れを踏ん張った。1000万下なら力は上。

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関屋記念(GⅢ)展望

2006-08-03 21:57:57 | 見解
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夏のマイル王決定戦第41回関屋記念(GⅢ)。GI馬テレグノシスをはじめ、昨年の覇者サイドワインダー、上がり馬ワディラムなどいいメンバーが集まった。舞台は新潟。梅雨明けでパンパン馬場での戦いとなりそうだ。

ワディラム
この夏最大の上がり馬となるか。前走の米子S1着は道悪。道中はDサマーの作る淀みない流れを中団のインから追走。終始、引っ張り切りの痺れる手応え。最内枠から経済コースを立ち回り、直線で力強いフットワークで駆け抜けた。51㌔の軽量、立ち回りが良かったこともあるが、道中の手応え、追ってからの反応は充実の証だ。以前は使い減りする典型的な馬で、調子を落としていた。しかし、休養明けの前々走をプラス18㌔で登場すると、前走でもそれをキープ。本格化を迎えた。今回は新潟への輸送が課題となるが、それをクリアすれば楽しみ。3㌔増の54キロ、鞍上替わり。

ペールギュント
前走の米子S3着は苦手の道悪ながら復活を印象付ける内容であった。道中はDサマーの作る淀みない流れを最後方追走。4角で外目へ持ち出し、直線で猛烈なスパート。ビュッと鋭い末脚で一完歩毎に前へ迫ったが、僅かに届かず。ただ、メンバー唯一の上がり3ハロン34秒9の脚は十分なものだった。前々走のエプソムC14着は極悪馬場で仕方なし。昨秋から今冬にかけては喘鳴症の影響で本来の力が鳴りを潜めた。その後、手術に成功し、上記で述べたように前走で復活の兆しを見せた。舞台は外回り新潟。この馬の決め手を生かすには絶好の舞台といえよう。梅雨明けで天候の心配もいらない。時計の速い決着だと追い込み切れない懸念も。

サイドワインダー
前走の米子S4着は道悪。道中はDサマーの作る淀みない流れを後方で末脚をタメる。直線で外目へ持ち出すも、Pギュントに外から被される形に。それでも、ジワジワ末脚を伸ばしたが届かなかった。昨年のこのレースは、スローの直線勝負を上がり3ハロン32秒6の凄まじい切れ味で差し切っている。平坦コースに良績を残している。新潟マイルはベスト舞台。叩き3戦目でどこまで状態を持ち直しているか。昨年同様の切れ味勝負の流れなら。

テレグノシス
古豪GI馬が夏競馬に矛先を向けてきた。前走の安田記念9着は例によって最後方待機。直線でゴチャつく内を嫌って大外へ。いつもならそこから息の長い末脚を繰り出すのだが、この日は今ひとつの反応。スローの展開ではあったが、同馬はこの流れでいつも活躍している。調教で伸びやかな動きを見せていただけにどうしたのか。前々走の京王杯SC3着も最後方から。勝ち馬がまんまと逃げ切る流れを伸びの悪い大外へ持ち出すロスがあり、そこから長くいい脚を発揮して迫るも3着まで。だが、馬場、通ったコース、それらが不向きだったことを考えれば負けて強の内容といえる。勝ち鞍すべて左回りのように無類のサウスポーは周知。初の新潟は勿論、大歓迎のクチ。GⅢなら格上。スローのほうが戦いやすい。

ケイアイガード
前走の大阪城S11着は状態一息のだけに仕方ない敗戦。前々走の京阪杯8着では好位のインをピタリ追走するも、直線で早々と手応えが怪しくなり失速。3走前の毎日王冠3着はスローの流れに乗じて好位へ。そこから淡々と流れに乗り、追って頭の高い走法ながら粘り強い脚で応戦した。昨年のこのレースは中団からの切れ味勝負に屈して伸びきれず。広いコースでの好走パターンは、スローの流れを好位から粘ること。鉄砲駆けするタイプ。

ダイワレイダース
約11ヶ月ぶりの競馬。前走の新潟記念は超スローの競馬。そのため、好位からの競馬ながら掛かってなし崩しに脚を使わされて全く良いところがなかった。前々走の七夕賞1着が道中、中団を追走。3角で馬群のインを馬なりの手応えで進出すると、4角でトーセンダンディに並びかける。直線半ばまで併せ馬の形で競り合い、ラスト1ハロンで突き抜けて快勝。他馬が外を回ったのに対し、同馬は極力ロスのないところを通った。鞍上の好騎乗。荒れた馬場も苦にしなかった。一貫したラップの中で活躍する馬。新潟ならマイルのほうが戦いやすいのは間違いない。好位から持続性を生かす。時計勝負も問題ないタイプだろう。問題は仕上がり。一週前にビシッと追われたが、休養期間を考えれば急仕上げは否めないか。

ヤマニンアラバスタ
今年もこの馬の季節がやってきた。前走のヴィクトリアM12着はマイルの瞬発力勝負で適性の差が出た感。内を通った馬断然有利の馬場で、大外を通ったのも響いた。昨夏の新潟記念1着では超スローの流れを中団からゆったり追走。直線で矢のような伸び脚で差し切り勝ち。馬体減りするタイプで滞在競馬の新潟は勿論、夏が大好きだ。新潟記念は勝つべくして勝ったレース。この馬も無類のサウスポー。今年も早々新潟入厩で長目を乗られている。仕上がりは問題ないだろう。ゆったり競馬が得意だけにあとはマイル適性だけ。

ローエングリン
実力馬の復活なるか。前走の安田記念は後ろのBOゲームに突っつかれる展開で息を入れることができず。悲劇の天皇賞で精神的ショックを負ってから後ろに馬がいると気にしてレースに集中できていない。離し逃げか最後方からの思い切った競馬で活路を見出したいところ。

ニューベリー
前走のマイラーズC4着はスローの流れを中団前目の位置取りからジリジリ伸びて強豪馬相手に善戦した。前々走のダービー卿CT8着は最内枠発走から好位のインを奪う。一貫した流れで高速決着。この馬には不向きな条件だったか。3走前の京都金杯2着では、2番手からチョロッと脚を使い完全に抜け出すも、内へモタれて勝ち馬に差されてしまった。適度に時計の掛かる良馬場向きの馬。切れる脚はないが、先行してからの粘り強さが持ち味。課題は〝前日輸送〟。

エムエスワールド
前走の米子S7着は初の古馬相手で道悪。非力なこの馬には厳しかった。今回も直線の長い新潟で好走のイメージはわかない。好走と凡走を繰り返しており、今回は走る番だが。

カンファーベスト
前走の新潟大賞典13着は先行馬総崩れの流れを先行。しかも、大外枠発走のため前に馬を置けず力みながらの道中。これでは力を出せなくて当然。折り合いに難のある馬でジッと末脚をタメられないと脆い。芝のマイルは初挑戦。ペースの違いにさえ戸惑わなければプラスに働く可能性が高い。気性的に久々はむしろ歓迎。

フジサイレンス
1200~1600㍍がベストの馬。前走は距離が長かった。ここ数走は力を出し切れていないが、タメて切れる脚を使った東京新聞杯の末脚が今でも忘れなれない。この中間は意欲的な調整も目に付く。

アルビレオ
使える脚が一瞬しかなく仕掛けどころが難しいタイプ。京都金杯のようにタメれば良い脚を使って伸びる。直線の長い新潟で仕掛けを我慢できるか。攻めで破格の時計をマーク。

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小倉記念回顧

2006-08-01 23:24:20 | 回顧
【馬場状態】夏の小倉らしく高速馬場。

12.4 - 10.9 - 11.4 - 12.4 - 11.9 - 11.7 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 11.8

【展開】例によってコンゴウリキシオーがハナ。前半3ハロン34秒7と早めのラップで入り、2角で12秒4と落とす。だが、そこから11秒台後半の淀みないラップで、尚且つ後続から突っつかれて息の抜けない展開。差し馬に漁夫の利。高速決着。

梅雨明けの盛夏。休み明けのスウィフトカレントが鮮やかな差し切りで重賞初制覇を成し遂げた。道中は最後方追走で脚をタメる。向こう正面では抑え切れないくらい行きっぷりでポディションを上げていく。小回りだけに大外をマクる戦法も考えられたが、内でジッと我慢。4角から直線にかけても最内を突くと、グイグイ一頭だけ違う伸び脚で一気の差し切り勝ち。鉄砲も全く関係なかったし、元来、掛かり癖のある同馬。それを考えれば距離短縮、リキシオーの作る速い流れは大歓迎であった。前崩れの競馬で展開が向いたことは確か。今後は緩い流れへの対応がポイントに。

古豪ヴィータローザが休み明けでも地力の高さを証明した。道中は最後方で折り合いに専念する形。3角手前で大外を豪快にマクり、ポディションを上げていく。直線で一旦は先頭へ立つも勝ち馬の立ち回りの上手さと決め手にやられた。気性的に間隔が開いたほうがいいタイプ。勝ち馬と同様に掛かり癖のある気難しい馬。今回は速い流れでスムーズに行けたことが大きい。

3着は準オープン馬ニホンピロキース。この馬も上位2頭と同じく、折り合いに難がある。道中は速い流れを最後方で折り合いに専念。タメるだけタメて4角で一気に外をマクる。直線でジワジワ差を詰めた。展開が向けばGⅢでもやれた。

サンレイジャスパーにとって厳しい競馬になった。道中は速い流れを中団外目から。3~4角でジワッとポディションを上げていく強気の競馬。だが、そこで外からヴィータローザに一気に被された。完全に出し抜けを食らった形。直線でジワジワ伸びたものの痛かった。

コンゴウリキシオーはテン2ハロン目から10秒9、11秒4と早めのラップを刻む。2角で12秒4とペースを落とすも、そこから11秒台後半の淀みないラップを刻み、終始、サイレントディールに突っつかれる苦しい展開。直線で余力が残っておらず、失速してしまった。時計も速すぎたか。鞍上によれば「左に張るところがあるので左回りのほうがいかも」とのこと。

1番人気のメイショウカイドウは3連覇を飾ることができなかった。道中は速い流れを3番手のイン追走。前走と同様に引っ張り切りの手応え。しかし、4角でズブさを見せると、直線で全く反応せず。595、先行馬総崩れの流れ、レコード決着、坂路閉鎖でコース追い、ではさすがのコース王者でも苦しかったか。

サイレントディールは流れの落ち着いた2角で一気に2番手へ。だが、如何せんペースが厳しすぎた。だが、道中の行きっぷりは評価できる。