人気ブログランキングご協力ありがとうございます!
サマー2000シリーズ第5弾の新潟記念(GⅢ)。昨年の覇者ヤマニンアラバスタに、スウィフトカレント、トップガンジョーの上がり馬、軽ハンデで食い込みを図るニシノナースコールなど、難解な一戦となりそう。舞台は新潟外回り2000㍍。ペースが落ち着きやすいコースだけに、平均ペースの小倉記念で好走した馬の取捨もポイントとなる。
【ヤマニンアラバスタ】(54→55)
前走の関屋記念14着は痛恨の出負け。加えて超スローの展開で完全に流れに乗れず。実績のないマイルでこの流れ。致し方ない。昨年のこのレースは緩い流れを後方で余裕十分の追走。直線で馬場のいい大外へ持ち出されると、一気の伸び脚で差し切った。この馬の好走パターンは、滞在競馬で馬体が維持でき、左回りでゆったり追走できること。今回の条件ほどこの馬向きなものはない。今回のメンバーはスロー必至で昨年の再現が狙える。あとは発馬を決めて、昨年から3㌔増の55㌔とメンバー強化に立ち向かう。
【オースミグラスワン】(55→57)
530㌔を雄に越す超大型馬。故に器用さに欠けて荒削りな面がある。前走の新潟大賞典は5月開催特有の外差し馬場。4ハロン地点からペースアップする流れで、前崩れの展開が向いたことはあるが、メンバー唯一の上がり3ハロン33秒9の末脚は際立っていた。ここは久々の一戦。大型馬だけにプラスとはいえないが、CWで意欲的に調整されている。ベスト舞台で秋への手応えを掴む。
【トップガンジョー】(57→57)
前走のエプソムC1着は下見どころから気合乗り十分の好気配。道中は好位追走。道悪にも脚を取られることなくシッカリとした脚取り。4角でポディションを押し上げ、直線で早めに抜け出すと、マチカネキララとの根競べ。ラスト100㍍地点でライバルを競り落としての勝利。持久力満点の走りだった。馬場状態を察知してロスない立ち回りをした鞍上の好騎乗も光った。昨年の魚野川特別では2番手から長くいい脚を使って追い込んでいる。新潟、府中は4勝と滅法得意としている。あとは実績のない2000㍍で緩い流れになった時にどうか。
【スウィフトカレント】(55→57)
前走の小倉記念1着は道中、コンゴウリキシオーの作る淀みない流れを最後方追走で脚をタメる。向こう正面では抑え切れないくらい行きっぷり。そこからポディションを上げていく。小回りだけに大外をマクる戦法も考えられたが、内でジッと我慢。4角から直線にかけても最内を突くと、グイグイ一頭だけ違う伸び脚で一気の差し切り勝ち。久々でも力の違いを見せ付けた。休養前の日経新春杯2着ではテンに若干、行きたがる。ペースアップした坂下でも後方のまま抑えるのに四苦八苦。直線を向いて仕掛けられると、スッと加速して先団へ襲い掛かる。一旦は勝ち馬と鼻面を合わせるも、内へモタれて追えず。もったいなかった。一瞬の決め手は鋭いものがある。GIへ向けて負けられない一戦となる。課題は新潟外回り2000㍍。スロー必至だけに折り合いって鋭い脚が使えるかがポイントに。
【ヴィータローザ】(575→58)
前走の小倉記念2着は道中、速い流れを最後方で折り合いに専念する形。3角手前で大外を豪快にマクり、一気にポディションを上げていく。直線で一旦は先頭へ立つも勝ち馬の立ち回りの上手さと決め手にやられた。気性的に間隔が開いたほうがいいタイプ。掛かり癖のある気難しい馬。速い流れでスムーズに行けたことが大きかった。昨年のこのレースは3着。超スローの流れを最後方追走。団子状態から直線で大外へ持ち出して鋭く伸びた。気難しく、馬込みを嫌う性格。その意味では広い新潟は向いている。ただ、流れが緩くなりやすいだけに折り合いが課題。
【サンレイジャスパー】(51→51)
前走の小倉記念4着はコンゴウリキシオーの作る淀みない流れを中団から積極的な競馬。そこから3~4角でポディションを上げていく早めの仕掛け。だが、そこで外のヴィータローザに被される形となり、伸びあぐねる。結果的に最後方のポディションの3頭で決まったように、この馬には厳しい流れだった。前々走のマーメイドSは中団のイン追走。残り4ハロンから速くなる流れを、インでタメるだけタメて直線で外目へ。そこからジワジワ伸びたものの、勝ち馬の強襲に屈してしまった。決め手という点で一息の面はあるが、中団からジワりと脚を使う。メンバーは強力だが、据え置きの51㌔で戦えるのは強み。
【ダイワレイダース】
1年ぶりの実践。3週前の関屋記念に出走予定だったが、爪不安で回避。昨年のこのレースは超スローの競馬。そのため、好位からの競馬ながら掛かってなし崩しに脚を使わされて全く良いところがなかった。前々走の七夕賞1着が道中、中団を追走。3角で馬群のインを馬なりの手応えで進出すると、4角でトーセンダンディに並びかける。直線半ばまで併せ馬の形で競り合い、ラスト1ハロンで突き抜けて快勝。他馬が外を回ったのに対し、同馬は極力ロスのないところを通った。鞍上の好騎乗。荒れた馬場も苦にしなかった。一貫したラップの中で活躍する馬。ここもスローの公算が大きいだけに、折り合えるかがポイントだし、得意の流れではない。それに7月30日~8月12日まで時計を出せなかった影響も心配だ。
【サイドワインダー】(57→58)
前走の関屋記念10着は下見からゴトゴトした感じで気配は良くなかった。レースへ行っても、スローの流れが向かなかったこともあるが、直線の脚は往年のものではなかった。2ハロンの距離延長がプラスとは思えないし、58㌔で激変までは…
【ニシノナースコール】(56→52)
前走の五頭連峰特別1着はマルタカキラリーの作るHペースの流れを中団追走。直線で外目へ持ち出すと、長くいい脚を使ってグングン伸びて圧勝した。56㌔も関係なかった。昨秋の秋華賞は最内から鋭い脚で追い込んで3着した素質馬。その前の新潟戦では上がり3ハロン32秒9の凄まじい切れ味で一気差し。牝馬特有の切れ味は驚異。新潟の広いコースはピッタリの馬。4㌔減の52㌔なら面白い。
【ヤマニンメルベイユ】(55→53)
前走の天の川S1着は平均ペースの流れを2番手追走。直線で楽な手応えで先頭へ躍り出ると、トウショウシロッコとの激しい追い比べ。最後はアタマ差抜け出した。強力メンバー相手に味のある競馬だった。前々走の三春駒特別1着は大幅な馬体減で本調子に一息。それでも、一貫したラップを2番手から押し切り、ニシノナースコールの追撃を振り切った。テンに前へ行けるスピードがあるし、切れる脚も使える。前走で見せた勝負根性も見逃せない。先行馬手薄のメンバーも後押し。
【エイシンニーザン】(57→53)
前走の信濃川特別1着は大きいフットワークで中団をゆったり追走。直線で追い出されてからの反応は今ひとつだったが、ラスト1ハロン地点からグイグイ伸びて差し切り勝ち。タメる競馬で変身した。元々、プリンシパルSを制してダービー(7着)に駒を進めた馬。ここは4㌔減の53キロで出走できるし、控える競馬に手応えを掴んだ鞍上とともに不気味な存在だ。
【ナイキゲルマン】(57→52)
前走のレースぶりを見る限り、芝の時計勝負では苦しい。
【タガノマイバッハ】(56→56)
前走は先行争いが激しく、前へ行けず。ここは先手を奪える公算。それでも往年のスピードになくて…
人気ブログランキングご協力ありがとうございます!
サマー2000シリーズ第5弾の新潟記念(GⅢ)。昨年の覇者ヤマニンアラバスタに、スウィフトカレント、トップガンジョーの上がり馬、軽ハンデで食い込みを図るニシノナースコールなど、難解な一戦となりそう。舞台は新潟外回り2000㍍。ペースが落ち着きやすいコースだけに、平均ペースの小倉記念で好走した馬の取捨もポイントとなる。
【ヤマニンアラバスタ】(54→55)
前走の関屋記念14着は痛恨の出負け。加えて超スローの展開で完全に流れに乗れず。実績のないマイルでこの流れ。致し方ない。昨年のこのレースは緩い流れを後方で余裕十分の追走。直線で馬場のいい大外へ持ち出されると、一気の伸び脚で差し切った。この馬の好走パターンは、滞在競馬で馬体が維持でき、左回りでゆったり追走できること。今回の条件ほどこの馬向きなものはない。今回のメンバーはスロー必至で昨年の再現が狙える。あとは発馬を決めて、昨年から3㌔増の55㌔とメンバー強化に立ち向かう。
【オースミグラスワン】(55→57)
530㌔を雄に越す超大型馬。故に器用さに欠けて荒削りな面がある。前走の新潟大賞典は5月開催特有の外差し馬場。4ハロン地点からペースアップする流れで、前崩れの展開が向いたことはあるが、メンバー唯一の上がり3ハロン33秒9の末脚は際立っていた。ここは久々の一戦。大型馬だけにプラスとはいえないが、CWで意欲的に調整されている。ベスト舞台で秋への手応えを掴む。
【トップガンジョー】(57→57)
前走のエプソムC1着は下見どころから気合乗り十分の好気配。道中は好位追走。道悪にも脚を取られることなくシッカリとした脚取り。4角でポディションを押し上げ、直線で早めに抜け出すと、マチカネキララとの根競べ。ラスト100㍍地点でライバルを競り落としての勝利。持久力満点の走りだった。馬場状態を察知してロスない立ち回りをした鞍上の好騎乗も光った。昨年の魚野川特別では2番手から長くいい脚を使って追い込んでいる。新潟、府中は4勝と滅法得意としている。あとは実績のない2000㍍で緩い流れになった時にどうか。
【スウィフトカレント】(55→57)
前走の小倉記念1着は道中、コンゴウリキシオーの作る淀みない流れを最後方追走で脚をタメる。向こう正面では抑え切れないくらい行きっぷり。そこからポディションを上げていく。小回りだけに大外をマクる戦法も考えられたが、内でジッと我慢。4角から直線にかけても最内を突くと、グイグイ一頭だけ違う伸び脚で一気の差し切り勝ち。久々でも力の違いを見せ付けた。休養前の日経新春杯2着ではテンに若干、行きたがる。ペースアップした坂下でも後方のまま抑えるのに四苦八苦。直線を向いて仕掛けられると、スッと加速して先団へ襲い掛かる。一旦は勝ち馬と鼻面を合わせるも、内へモタれて追えず。もったいなかった。一瞬の決め手は鋭いものがある。GIへ向けて負けられない一戦となる。課題は新潟外回り2000㍍。スロー必至だけに折り合いって鋭い脚が使えるかがポイントに。
【ヴィータローザ】(575→58)
前走の小倉記念2着は道中、速い流れを最後方で折り合いに専念する形。3角手前で大外を豪快にマクり、一気にポディションを上げていく。直線で一旦は先頭へ立つも勝ち馬の立ち回りの上手さと決め手にやられた。気性的に間隔が開いたほうがいいタイプ。掛かり癖のある気難しい馬。速い流れでスムーズに行けたことが大きかった。昨年のこのレースは3着。超スローの流れを最後方追走。団子状態から直線で大外へ持ち出して鋭く伸びた。気難しく、馬込みを嫌う性格。その意味では広い新潟は向いている。ただ、流れが緩くなりやすいだけに折り合いが課題。
【サンレイジャスパー】(51→51)
前走の小倉記念4着はコンゴウリキシオーの作る淀みない流れを中団から積極的な競馬。そこから3~4角でポディションを上げていく早めの仕掛け。だが、そこで外のヴィータローザに被される形となり、伸びあぐねる。結果的に最後方のポディションの3頭で決まったように、この馬には厳しい流れだった。前々走のマーメイドSは中団のイン追走。残り4ハロンから速くなる流れを、インでタメるだけタメて直線で外目へ。そこからジワジワ伸びたものの、勝ち馬の強襲に屈してしまった。決め手という点で一息の面はあるが、中団からジワりと脚を使う。メンバーは強力だが、据え置きの51㌔で戦えるのは強み。
【ダイワレイダース】
1年ぶりの実践。3週前の関屋記念に出走予定だったが、爪不安で回避。昨年のこのレースは超スローの競馬。そのため、好位からの競馬ながら掛かってなし崩しに脚を使わされて全く良いところがなかった。前々走の七夕賞1着が道中、中団を追走。3角で馬群のインを馬なりの手応えで進出すると、4角でトーセンダンディに並びかける。直線半ばまで併せ馬の形で競り合い、ラスト1ハロンで突き抜けて快勝。他馬が外を回ったのに対し、同馬は極力ロスのないところを通った。鞍上の好騎乗。荒れた馬場も苦にしなかった。一貫したラップの中で活躍する馬。ここもスローの公算が大きいだけに、折り合えるかがポイントだし、得意の流れではない。それに7月30日~8月12日まで時計を出せなかった影響も心配だ。
【サイドワインダー】(57→58)
前走の関屋記念10着は下見からゴトゴトした感じで気配は良くなかった。レースへ行っても、スローの流れが向かなかったこともあるが、直線の脚は往年のものではなかった。2ハロンの距離延長がプラスとは思えないし、58㌔で激変までは…
【ニシノナースコール】(56→52)
前走の五頭連峰特別1着はマルタカキラリーの作るHペースの流れを中団追走。直線で外目へ持ち出すと、長くいい脚を使ってグングン伸びて圧勝した。56㌔も関係なかった。昨秋の秋華賞は最内から鋭い脚で追い込んで3着した素質馬。その前の新潟戦では上がり3ハロン32秒9の凄まじい切れ味で一気差し。牝馬特有の切れ味は驚異。新潟の広いコースはピッタリの馬。4㌔減の52㌔なら面白い。
【ヤマニンメルベイユ】(55→53)
前走の天の川S1着は平均ペースの流れを2番手追走。直線で楽な手応えで先頭へ躍り出ると、トウショウシロッコとの激しい追い比べ。最後はアタマ差抜け出した。強力メンバー相手に味のある競馬だった。前々走の三春駒特別1着は大幅な馬体減で本調子に一息。それでも、一貫したラップを2番手から押し切り、ニシノナースコールの追撃を振り切った。テンに前へ行けるスピードがあるし、切れる脚も使える。前走で見せた勝負根性も見逃せない。先行馬手薄のメンバーも後押し。
【エイシンニーザン】(57→53)
前走の信濃川特別1着は大きいフットワークで中団をゆったり追走。直線で追い出されてからの反応は今ひとつだったが、ラスト1ハロン地点からグイグイ伸びて差し切り勝ち。タメる競馬で変身した。元々、プリンシパルSを制してダービー(7着)に駒を進めた馬。ここは4㌔減の53キロで出走できるし、控える競馬に手応えを掴んだ鞍上とともに不気味な存在だ。
【ナイキゲルマン】(57→52)
前走のレースぶりを見る限り、芝の時計勝負では苦しい。
【タガノマイバッハ】(56→56)
前走は先行争いが激しく、前へ行けず。ここは先手を奪える公算。それでも往年のスピードになくて…
人気ブログランキングご協力ありがとうございます!