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2022年は客観的な予想を心がけます。

共同通信杯回顧(G3)

2012-02-12 23:48:24 | 回顧
12.9 - 11.9 - 12.5 - 12.8 - 12.5 - 12.1 - 10.9 - 11.0 - 11.7=1:48.3

(37.3-37.4-33.6)

ゴールドシップは3番枠から気合いを付けてポディションを取りに行く。鞍上としてはイン有利の馬場とスロー必至のメンバー構成でディープブリランテが先行している以上、テンから置かれたくはなかった。その甲斐あって4番手のインを取れたものの、出して行っている分だけ行きたがる素振りを見せる。それは許容範囲の程度だったし、ペースアップした4角からはむしろズブさを見せる。坂上で右ステッキが連打されても反応は鈍い。ようやくラスト1ハロンからエンジンが掛るとグングン加速する。ゴール前で左手前に替えてもうひと伸びすると、どこまでも突き抜けそうな手応えを残しながらフィニッシュした。ペースを考えれば、いつもどおり後方に構えていたら間違いなく差し損ねていただろう。鞍上のファインプレーだ。

 ディープブリランテは残念な結果となってしまった。2番枠から3,4度手綱をシェイクさせて先手を奪うと、今度は手綱をがっちり抑えてペースを落とす。先行馬不在のメンバー構成なだけに自然とハナに立たされ、前に壁を作れずに掛ってしまう。3角までは行きたがる素振りを見せて力む。4角からハミを取り自然とペースアップすると、直線は大きなフットワークで一旦は後続を突き放す。だが、ラスト1ハロンからテンに掛った代償で脚色は鈍り、勝ち馬にあっさりと差されてしまった。大トビで行きたがる気性で、それほど瞬発力はないタイプと見る。いかにもパワータイプ。行きたがる気性は事前に把握しているのだから、何故発馬後に手綱を押したのか?先行馬不在でスローは必至なだけに、押せば掛るのは分かっている。出して行っているのなら中途半端に抑えず、飛ばして後続になし崩しに脚を使わせる手もあった。折り合いを意識するなら、発馬後に手綱を押すべきではなかったし、意図的に発馬を遅らせる手もできた。岩田の手綱から明確な意思を感じ取ることができなかった。


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2 コメント

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Unknown (Jr.)
2012-02-13 21:40:04
お疲れさんどす

(2つの意味で?)毛色の違う2強対決東京ラウンド。ゴールドシップに軍配があがりましたね。
末脚の持続力では、やはりゴールドシップに分がありますね。

ディープブリランテ・・一瞬の爆発力は凄いですし、中山ラウンドなら逆転のチャンスはありそうですが、仰る通り跳びも大きいので、合わないんですかね?そうなるとNHKマイルが適鞍かな~。もし朝日杯に出てたら、アルフレード以上に衝撃的な勝ち方をしてたんじゃないかと妄想しちゃいます。
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Unknown (のり)
2012-02-15 15:22:22
ご無沙汰してます!

跳びは大きいけど、おっしゃるとおり皐月賞はぴったりな感じですよね。

下手に抑え込むよりスピードの持続力を生かした方がいいと思います。

マイルなら相当なパフォーマンス見せてくれそうですね!
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