ヒロさんの旅記録

60歳からのバックパッカー、海外行き当たりの旅

7月10日 昆明から桂林へ

2012-07-21 | 中国桂林7/10~7/17

早朝、昆明駅を出発、桂林まで約24時間の
  
の景色が刻々と変化する。
   
カルスト地形である。

列車内、私のベッドから外を撮る。

私と隣席の間に小さなテーブルがある。
上のベッドの人も含めて、持ち物スペースの取り合いだ、相手には遠慮なんて言葉はない。
黙ってると、自分のベッドさえ占領されてしまう。
駄目な時は、はっきりNO。

しばらくして、女性の車掌が来て切符を預かってくれた。
途中下車の場合は、乗り過さないよう切符を預かり、目的地前で案内も含めて切符を返すやり方だ。

昼食に中国製カップヌードルを初めて食べた。
夕食は、列車弁(20元)、これはチョーうまかった。
列車のビールは冷えてない、人民は平気で飲んでるけど。
やっと、途中停車駅の売店で、少し冷えたビールをゲット!

 


7月11・12日 桂林

2012-07-20 | 中国桂林7/10~7/17

11日朝、列車の中
 
間もなく桂林駅、車窓のもすっかり桂林らしくなる。

桂林駅到着

さっそく、上海行きの切符を購入しようと電光掲示板を見たら、10日後まですべて売り切れ
上海行きに限らず、広州行きなど主だったところはすべて売り切れだ。
察するに、学生が夏休みに入り、一気に観光地への交通網が満杯になってる。
この事が、今後の旅に大きく影響を与える。

予定してた宿泊先(Y・H)をやっと見つける
  
中国のY・Hは非常に見つけにくい。
大体が、路地裏の古ぼけたビルの中にある。
左写真だけみると入るのをためらうが、いったん中に入ると雰囲気のある作りになってる。
ホテルの中は、ビリヤードや大きなソファー、バーカウンター、勝手に使っていいキッチンルーム、そして屋上やベランダには洗濯物が干せるなど、長期旅行者をターゲットにした、くつろげる作りになってる。もある。

さっそく市内散策
   
桂林は人口500万強の大都市だ。

市内から見る奇峰・奇岩
残念ながら、我々日本人のイメージする山水画の桂林はここではない、南70㎞離れた陽朔がそれに近い。

12日朝、朝食はやはり饅頭(マント―)、包子

朝食後、両江四湖を散策
    

   
これは必見の価値あり、歩きだと1日かかるけど。

余談だが、旅先でケンタッキーの店舗がよく目につく、マックは無くてもケンタッキーのある町は結構ある。
ここ桂林でも5:1の割合でカーネルお爺さんが強い。
日本と変わらない値段なのに何故だ?


7月13日 桂林から陽朔へ移動

2012-07-19 | 中国桂林7/10~7/17

朝、饅頭(マント―)とゆで卵を食べながら陽朔へ行く。

陽朔到着後、目的の宿へ行ったが明日から予約でいっぱい、今日1泊だけだと言われて、取り合えず1泊だけにした。
人民的夏休みの影響が出始めてる。

チェックイン後、市内散策
  
露店のを食べる。蒸し暑い
 ここ陽朔は観光地として注目を浴びる前、欧米人が多く滞在してた。
大理と同じ洋人街と言われる一画もある。
やはり欧米人も目立つ、中国の観光地の中では1番多いのではないのかな。
でも怒涛の人民観光パワーには負けるけどね

市内散策後、レンタル(20元)で福利古鎮へ行く
 途中の景色

福利古鎮へ到着
  
古い家、人間模様、生活が垣間見られる。
   
静かな街だ、中国は殆どの町でこのようなオールドタウンがある。ずーと残してほしいな
古鎮の外れに、このような景色に遭遇


山、川、草原、動物など全て絵になる。

地元の食堂街で昼食
  
好きなだけ具を選べるおかゆと、餅のようなものを食べた。
脂っこい食事に疲れたり、食欲がない時はおかゆに限る。

夕方、陽朔に戻る。灕江岸に行く
 
私は、滞在中、毎夕ここにきて夕暮れのひと時を過ごす。
陽朔市内で、最も景色の美しい場所、灕江の向こうに見える奇峰群。
ここでも、冷たいビールを確保するのは至難だ。
できるだけ多くの店を回る、冷蔵庫の中のビールを直接、自分で触って確認する。
これが結構、嫌がられる、駄目だと思ったら次の店に行く。
冷蔵庫の奥まで確認して、結局は1本しか買わない。
どこかの店のおじさんが分からない中国語でブツブツ言ってたな、なんとなく分かるけど。
しかし、ビールは冷たくなきゃだめだ。

夕食、若者が好きなファーストフード的な店を見つけた。
豆腐(日本豆腐と書いてた)炒め定食のようなもので、脂っこくないヘルシーな感じ
従来の中華料理に代わって、ヘルシーな料理が若者を中心に好まれるようになってきてるようだ。
中国を長く旅してると、このようなあっさりした食事は有難い。

 


7月14日 陽朔2日目・遇龍河サイクリング

2012-07-18 | 中国桂林7/10~7/17

朝、新たな宿を探す、市内中心から少し離れたY・Hを見つける。
ここに3泊することにした。
宿決定後、レンタル自転車で遇龍河沿いをサイクリング、遇龍河は灕江の支流だ。
この時、発覚したのだが、実は昨日レンタル代金を10元ぼられたのに気付いた。
昨日20元、今日10元、勧誘するおばちゃんの裁量だ。
強かなおばちゃんばかりだ、交渉は要注意、言い値の3分の1から4分の1が妥当かな。
しつこさも尋常じゃない、中国語が分からないのに、平気で中国語で喋べり続ける、
こちらも負けじと、日本語でしゃべり続けたら、変な顔して去って行った事もあった。

さて気分転換にサイクリングだ
  
このような道路を走る、どこ行っても桂林だな
 古い家並みもある
欧米人も多い
竹のいかだでの船遊びや川下りを楽しむ
  

高田鎮へ向かう
 
高田鎮は大したこと無いので、早々と引き返す。
 

陽朔へ戻る
  
洋人街を散策、シャレたカフェやレストランが多い。

夕方、灕江沿いに行く
 
昨日とは違った夕暮れの景色

 


7月15日 陽朔3日目・興坪鎮

2012-07-17 | 中国桂林7/10~7/17

朝、灕江沿いの興坪鎮へバスで行く。
 途中、バスからの景色

興坪鎮到着
  
古い家並みの中、人々の生活が垣間見れる。
写真の子供のような大五郎カットはよく見かける。チャン
  

途中、ビール休憩

灕江沿いに行く。
今日もう一つの目的は、中国20元札に描かれてる山水画のもとに行くことだ。
川沿いに近づくにつれて、勧誘のおばちゃんが次から次へと近づいてくる。
当初、400元と言われたのを粘って100元にした。
  
交渉成立、さっそく小舟に乗って目的地へ行く。
20元札を片手に写真を撮りまくる。
観光船が多くて邪魔だ、邪魔だ退けの連発!
  
後で、写真を整理すると陸地から撮ったこの写真が1番ちかい、皮肉なもんだ!
観光船が邪魔だ。

陽朔へ戻る。
  
夕方、灕江沿いの、いつもの場所へ
雲がかかって、また違った景色だ。

ホテルが停電になった。
ドミトリーの8人部屋で、エアコンが効かなくなると、ヒジョーに蒸し暑い。
同室のフランス人女親子は平然としてる、我慢できなくて、もう1人の日本人と共にケンタッキー店へ逃げ込んだ。
しかし、中国人客のけたたましい声に耐えられなく、私だけ早々と宿へ戻った。
この旅行中、男女同部屋のドミトリーは結構ある、男はいいけど、女はどうかなと心配するのは、もしかして私のような日本人だけかもしれない。