TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

うれしい話(245)

2005-11-02 13:57:15 | tennis
また、同じ月曜日、TGテニスクラブでのお話です。

このクラブは以前から、仲良くおつきあいさせていただいているクラブで、そこのコーチから、とてもうれしい事を聞きました。

話し少しさかのぼります。2~3年前でしょうか、私が以前いたクラブで、おもしろい企画をたちあげました。サーブがまだ入らない、試合の点数の数え方もまだわからない…子でもだいじょうぶ…コーチが横からボールを出してくれたところから試合がはじまるし、点数もコーチが数えてくれる。という「超スーパー初心者大会」なるものを作り、年3回、多くのちいさな子供たちにメダルを獲得させる、という企画でした。本当の正式な試合に出られるようになる前から、テニスの競技性にふれることができ、楽しさを伝えられるのではないか、低年齢の競技人口をふやせるのではないか、などなどの目論見でした。
 いずれ、他のいろんなクラブや、あるいはテニス協会主催の大会が、これを手本に開催されるようにならないものか?などの気持ちもありました。

 そうしたら、です。おじゃましたTGテニスクラブではクラブ内イベントで、これをやっていました!!なんとうれしいことでしょう!大会名は…えーと…動物の名前がついていましたねぇ、カンガルーだっけ??(いかん、物忘れが)

 県のジュニア委員会でもやってくれないかしら、ねえ、じろうさーん!!

 写真は10歳男子ベスト4によるダブルスマッチ練習前にぱちり。

追伸:大島コーチのコラム「魂」読んでください、みなさん!
コメント (7)
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自分よりヘタな人との練習(244)

2005-11-02 13:36:37 | tennis
 月曜日にお線香をあげたあとTGテニスクラブへおじゃましました。その時のお話。

 私の現在の教え子Hは、もと教え子Kが現在このクラブのアルバイトコーチをしているので、ここにおじゃまさせてもらって、この日、コーチたちの練習に混ぜてもらえることになったのです。はじめ、HとKしかおらず、2人で練習を始めました。すると、何分か後に千葉県の一般男子チャンピオンで全日本選手権のA予選を真近にひかえたMさんが現れました。そして同時に現れた若い女子のアルバイトコーチと半面で打ち始めたのです。Mさんと打っている女のコーチは実力からいえばMさんには全くかないませんし、ラリーをしていても、当然ミスが多くなります。(とはいっても彼女、とっても本気、真面目モードで集中していましたので誤解のないように)でも、Mさんは、そんな事まったく関係なく、1球1球にものすごく集中して、試合と全く同じ表情でボールを打ち続けています。そして、ほとんどミスしないのですが、時々ミスすると、ひどく、自分に対して怒る感じの声をあげます。30分たち1時間たっても、もくもくと同じ状態で集中してラリー練習が続きます。

 よく、ジュニアの選手は、自分の練習相手が自分よりヘタで、先にすぐミスるからとか、そんなことを理由に、集中できないとか、上達しない、とか考える場合があります。

 私も現役時代(実力はたいしたことなかった)、週に1回だけ、自分よりもすごく実力が上の方と練習させていただきつつ、それ以外の毎日は自分よりも下の人と練習していました。自分よりも下の人との練習でも、自分の考え方1つで、とても上達できることがわかっていましたから。そして、そこでできるようにした事が、格上の方との打ち合いでどれくらい通用するのかと、試したものです。

 前の日にも、まったく同じことを白子の試合会場で先輩選手に指摘され、わかりかけていたHにとっては、さらにいい確認ができたのではないでしょうか!

 写真はkids tennis cup4より。
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