TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

台風(870)

2007-05-04 00:52:51 | tennis
 今日は殺人的忙しさの1日でした。朝から海方面へ出かけ、県中学生大会のダブルス男女2会場をかけもちで見て、そのあと午後からクラブへ帰って、埼玉は野口コーチの彩テニスクラブと選手クラスの対抗戦。そのあと、ちびっこのクラスのレッスン。なんか、あまりの慌ただしさに、みんなが帰ってシーーンとなった瞬間、台風が去ったあとのような感じがしました、ははは。そして、ここちよい疲れ。

 明日は、けっこう修羅場の試合があります。中学生大会の女子シングルス予選の残りと、男女ダブルスのベスト16、ベスト8以降の関東出場か否かの関わる重要な戦いです。優勝を狙うSのダブルスはどうなるか?、初の関東出場をかけたSポンのダブルスはいかに!?シングルス本戦出場を目指す女の子たちはどうなる??そしてそして、高校生もインターハイ県予選シングルスの2回戦以降があります。デビルYは1年目でどこまでいけるのか??

 と、いうわけで、明日は体を3つに割らないとにっちもさっちもいかない、大変な日です。「縦に3つに割ったら、痩せていいね」なんて言ったのは誰?!?!(←Miho)



きのうの続きを少々。クレー射撃日本代表監督のインタビューをした立谷泰久氏の文章より

「日常生活の中に射撃のトレーニングが隠されている」

 私は選手に、日常生活の中でも射撃につながる練習はできると言っています。たとえば、駅で電車を待っているときに、通過する急行電車や新幹線の中の乗客の顔を見る訓練をしなさいと言います。逆に自分が電車に乗っているとき、瞬時に駅名を読めとも言います。また、飛んでいる鳥がビルの陰に飛び込む瞬間にそのビルの大きさ(幅)と鳥の速度を瞬時に計算して、次にビルからさっきの鳥が姿を現すタイミングを心で読むようにしなさいということも言います。日常の中には、強くなる・うまくなるために、できることはたくさんあるのです。(寺西コーチのこの話をうかがって、インタビューアーの立谷の師匠である長田一臣・日体大名誉教授のあることを思い出した)
 長田氏のところには、「オリンピック選手になりたいので、メンタルの訓練をお願いします!」という選手が多数来ていた。長田氏には、その選手たちに最初に聞くことがあった。「君は、日常生活の中でどれくらい競技のことを考えている?」。「えーっと…」と、モゴモゴしている選手を見ながら続けざまに、「じゃあ、信号待ちをしているとき、どうしている?」。「???」(選手)。「赤信号に集中して、青に変わったら、パッと反応する。そういうことをしなければ、オリンピック選手にはなれないよ」と付け加える。「徹底的に体力と技術のトレーニングをやって、日常生活のすべてを競技に注ぎ込んで、『もうすべてのことをやりました。でも心が…』となったらまた来なさい」と長田氏。寺西コーチと長田先生が重なった。
コメント
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