TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

修造チャレンジ2日目~(1912)

2010-09-14 20:54:52 | tennis
 修造チャレンジ二日目は、午前中はやはり基本練習。きのうストロークの技術を丁寧に時間をかけてやったので、今日は、やや昨日より動きを多めに行いました。そして、そのあとボレーの基本練習。これはもう、本当に基礎の基礎からやりました。この年代で、こういった基礎の技術をしっかりできるようにしておかないと、あとからでは取り返しがつきません。


 午後は、予想どおり総当たり戦をしました。明日からの高年齢の子たちの合宿への生き残りをかけての戦いです。自分の運命は自分で切り開くしかありません。


 Tせいは、後半の合宿に残りたくてしかたなかったのか、本日の試合はダメダメでした。勝ちたい勝ちたいが先行しすぎて、のびのびとしたクリエイティブなプレーができていませんでした。当然負けたくないという、先日のチリッチのような試合をしましたので、ほとんどの試合で負けました。


 でも、私の頭の中では「負けても、ボブさんや修造くんの頭に強烈に印象の残るようなチャレンジングな試合をすれば、後半の合宿に残れる可能性も出てくるのに!!」という考えでしたから、これはダメだなという感じでした。


 3試合負けたところで、↑上の考えを伝えたり、はげましたりしようかな?とも思いましたが、昨日の桜井さんの言葉を思い出しました。

答えなんていくつもあるもの。大事なのは自分でさがせるか。

 ここで、私が答えを言ったら、せっかく桜井さんたちががんばってやっている事を無駄にするなぁ!と思い、選手本人に答えを探させることにしました。ですから、途中、すれちがった時に「いいプレーしていけよ」しか言いませんでした。



 それがよかったかどうかは、全くわかりませんが、なんと、最後のミーティングでの発表で、Tせい、後半の合宿に残れるということになりました。びっくりです…。
 ま、残れなかったとしても、そこでどうしてか考えるチャンスをもらえるわけだし、残れてもよりいい刺激を受けることができるし、どっちにころんでもOKだったんですけどね。

残ったのはHやしDいきくん/Jぺい/Sょうま/Hかるくん/Nるくん/Yすけ/Sみさわくん/Tせいの8人です。明日からはもっときびしいですよ~。


 ボブさんが、この2日間で伝えたかったこと。

GOOD TEQNIQUE が必要。特にラケットにしっかり乗っけていくスピン。

HOW TO DEFEND どのように守るか、ニュートラライズしていくか?

正しい攻撃…ただ強く打つだけが攻撃と思っている人が多い。アンチッチは背は高かったがパワーのない選手だった。日本人選手とやる時は強く打つとそのパワーを逆に利用されるから、強く打たなかった。で、変化をつけて、相手のパターンを崩して勝っていた。スピードを使うとか、使われるとかいった事を考えること!ネットの高い所を通して相手を後ろに下げるとか、自分がコートの内側に入っていくとか。

ブレイブ=賢さとも関係がある。エースが取れない時に無理打ちするのは勇気じゃない。勇気というのは、正しい選択、正しい攻め方。


昼間の練習の時に出た話し

1)相手を後ろへ追い出す
2)角度をつける
を常に考える

相手が今何をしているのか、常に観察すべき

相手が攻め込んできてもニュートラライズする

相手のいやがる事を見つけ、そこをねらう

攻め込まれているのに、ただ逃げ球を打ち続けるのではなく、そこからペースをかえて劣勢→有利に変化させる事を学ぶべき






ノートと筆記用具持って見学!学校よりこっちの方が大事?!!
























3本指のピース!



 今日は夕食と、そのあとスタバでお茶しながらI塚コーチとたくさんおしゃべりしました。I塚コーチは本当にすごいコーチで、テニスの話しをしていると、本当に勉強になりますし、その他の話しでも盛り上がり、とても楽しい時間を過ごし、リラックスできました!!
 明日は昼まで見て、夕方のクラブのレッスンに間に合うように戻りま~~す。


雨で順延になっていたUSオープン男子決勝はナダルがジョコビッチを下して、男子で史上7人目の生涯グランドスラム達成ですか。7人すべてわかる方います??
コメント
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