ビタミンおっちゃんの歴史さくらブログ

STU48 音楽、歴史 などいろいろ

◎モーツァルトとピアノ 2

2012-11-10 08:10:36 | HKT48 AKB48
◎モーツァルトとピアノ 2

○1760(4歳)
★「ナンネルの楽譜帳」(レーオポルトがクラヴィーア学習用にナンネルに与えたもの)によってクラヴィーアの学習を始めた

○1761(5歳)
最初の作品が生まれる

・K(1a)クラヴィーアのためのアンダンテ ハ長調(8小節からなる)
・K(1b)クラヴィーアのためのアレグロ ハ長調(12小節)

これらの曲は、ヴォルフガング自身が楽譜に書いたものではなく、ヴォルフガングの演奏を聞いたレーオポルトが「ナンネルの楽譜帳」の余白に書き込んだもの

○1762(6歳)
★1.12 最初の旅行に出発(~2月はじめ)…第1回ミュンヘン旅行
・レーオポルト、ナンネルとともにミュンヘンへ旅立つ
・選帝侯マクシミリアン3世ヨーゼフの前でナンネルと2人で演奏

★9.18 一家はザルツブルクを出発し、ウィーンへ向かった(~1763.1.5)…第1回ウィーン旅行
・9.26 リンツに着く
・父レーオポルトの手紙(10.16)によると、リンツ滞在中、風邪をひく(文献で確かめられるヴォルフガングの最初の病気)
・10.6 午後3時にウィーンに到着

・10.13 シェーンブルン宮殿に伺候
 ヴォルフガングは女帝マリーア・テレージアの膝に飛び乗り、首に抱きついて、したたか気のすむまでキスをした

・ヴォルフガングがマリーア・テレージアの部屋に入って、皇子や皇女たちに囲まれていっしょに遊んでいたとき、6歳のマリア・アントーニア公女(のちの王妃マリー・アントワネット)が子犬をはなした
 子どもたちは広間を走りまわり、床はつるつるで、ヴォルフガングは足をすべらしてひっくり返りそうになるところをマリア・アントーニア公女が助けてくれた(転んだところをマリア・アントーニア公女がやってきて助け起こしてくれた、のかも知れない)
・ヴォルフガングはマリーア・テレージアのもとにかけよって、マリア・アントーニア公女の親切心をほめたたえた
・このとき、ヴォルフガングがマリー・アントワネットに「ぼくが大きくなったら、お嫁さんにしてあげる」とプロポーズしたというエピソードは、おそらく後世の創作であろう

・10.21 ヴォルフガングは夜から体調をくずし、10日ほど寝ていなければならなかった
 結節性紅斑だったと考えられている

○1763(7歳)
・1.5 ザルツブルクに帰る