◎「幸福論(第2部)」より 1
★「幸福論(第2部)」(ヒルティ 岩波文庫)より少し抜き書き 1
・ひとのために何かしてやりたいと望む者だけが、恐怖をも、また過度の愛情をもいだくことなく、あるがままの人間を真に知ることができる
・人間についての完全無欠な知識を期待してはならない
自分自身を決して知らないか、あるいは、せいぜい晩年になっていくらかわかるに過ぎず、しかも他人とまったく同じな個人は1人もないのが普通だからである
・子供たちが両親よりも祖父母の方になつくことが多いのは、祖父母の愛情の方が無私だと感じるからである
・ある人を本当に知るには、その人が働いているとき、すなわち、男子ならばその職業で、女性ならば家事で働いているときが1番よい
また、男女ともその人柄が最もよくわかるのは、彼らが困難や心配事におちいっている場合であり、逆に最もその人がわかりにくいのは、社交場、特に温泉地や夏の避暑地などである。そういう場所での知り合いは、あとで間違いだったとわかることが多い
・最も容易に人間を見わけるには、その人が生涯の努力の真の目標と考えているものを知ればよい
・人間を知るには、苦難というものが必要である
・人間の最も悪い性質はうまれつきの不誠実である
・心の底から卑しい人間の明らかな特徴は、忘恩である
・あなたはあるがままの自分をあからさまに示すがよい
・子供や動物から好かれないような人は信用できない
・1度も大きな苦痛や、自我の大敗北を経験せず、うち砕かれたことのない人は、なんの役にも立たない
・結婚生活7年にして、その時なおその労に値いすると思われるならば、結婚式を厳かに行なうべきだ
★「幸福論(第2部)」(ヒルティ 岩波文庫)より少し抜き書き 1
・ひとのために何かしてやりたいと望む者だけが、恐怖をも、また過度の愛情をもいだくことなく、あるがままの人間を真に知ることができる
・人間についての完全無欠な知識を期待してはならない
自分自身を決して知らないか、あるいは、せいぜい晩年になっていくらかわかるに過ぎず、しかも他人とまったく同じな個人は1人もないのが普通だからである
・子供たちが両親よりも祖父母の方になつくことが多いのは、祖父母の愛情の方が無私だと感じるからである
・ある人を本当に知るには、その人が働いているとき、すなわち、男子ならばその職業で、女性ならば家事で働いているときが1番よい
また、男女ともその人柄が最もよくわかるのは、彼らが困難や心配事におちいっている場合であり、逆に最もその人がわかりにくいのは、社交場、特に温泉地や夏の避暑地などである。そういう場所での知り合いは、あとで間違いだったとわかることが多い
・最も容易に人間を見わけるには、その人が生涯の努力の真の目標と考えているものを知ればよい
・人間を知るには、苦難というものが必要である
・人間の最も悪い性質はうまれつきの不誠実である
・心の底から卑しい人間の明らかな特徴は、忘恩である
・あなたはあるがままの自分をあからさまに示すがよい
・子供や動物から好かれないような人は信用できない
・1度も大きな苦痛や、自我の大敗北を経験せず、うち砕かれたことのない人は、なんの役にも立たない
・結婚生活7年にして、その時なおその労に値いすると思われるならば、結婚式を厳かに行なうべきだ