ビタミンおっちゃんの歴史さくらブログ

STU48 音楽、歴史 などいろいろ

◎超バカの壁

2015-11-04 23:20:13 | 発想
超バカの壁

★「超バカの壁」(養老孟司、新潮新書)よりほんの少し

○新奇なことをやろうとするのではなく、普遍性を目指したほうが、結果的に先取りになっていることがある

わざわざオンリーワンとか声高にいうことは、他人に認めてほしいという、確信のなさの裏返しである

個性というのはあるに決まっている
 自信があればいちいち口に出すこともない

 自分の価値があることをわかっていれば、別に人に認めてもらわなくてもいい

○言葉を意識する1秒前に、脳はもう動き出している
 意識してからしゃべっているのではなく、その前に脳が動いている

○極限状況でまともな人間として生きるのは難しい

○自分の考えが100%正しいということはないだろう
 せいぜい60~70%だろう

○哺乳類については、男より女性のほうが安定している
 女性は生物学的に男より強く、より現実に適応している
 男性は極端である

 女性は無駄なことを好まない
 コレクターは基本的に男の世界で、切手とか、余計なものを集めるのは男が圧倒的に多い

○女性は頑固で、男はロマンチックである


「○○がすべて」という考え方はだいたい怪しい


 

◎ヘタウマ

2015-11-01 10:58:12 | とりとめもないこと
ヘタウマ

ヘタウマ

○ヘタ(下手)というのは技術がうまくないことをいうのだろう

 ヘタウマは一見ヘタに見えるけれど、何か味がある、魅かれるものがある

○うまい順にそのまま並べると(どれがいいかとかは抜きにして)

・ウマウマウマ
・ウマウマ
・ウマヘタ
・ウマ
・ヘタウマ
・ヘタ
・ヘタヘタ



○ウマウマウマ

 ほとんど、練習らしい練習をしていないのに、超絶的にうまい超天才

 練習もせずにうまくなることがありうるのかどうか、それは疑問ですが、もしかしたらそういう天才がいるかも知れない

常人がいくら努力しても到達できないレベルにいる人


○ウマウマ

 少し練習しただけで、素晴らしく上達する、素質がある人
 もしくは、すごい努力を重ねた結果、うまくなった人
 うまい人の中でもトップクラスにいる人

・このレベルまでは、常人が努力することで到達しうる


○ウマヘタ

 技術的にはすごくうまいけれど、人に感動を与えるものが少ない
 うまいけれど、好きになれない、何かいやみを感じる

・例えば、歌唱力はすごいけれど、聴いても何も魅力を感じない歌手がいる


○ウマ
 努力を重ねた結果、ふつうにうまくなった人



ヘタウマ

・技術的に見ればうまくないにもかかわらず、魅力や感動がある
・練習してもなかなか上達しないけれど、熱意はあり、努力している

その人にしかない、感性、世界観をもっている

本当は技術的にヘタではないのだが、表面的にはヘタに見える
・ウマウマにもなれるけれど、あえてヘタな姿を見せている

・教科書的ではない、常識にとらわれない自由な発想がある


○例えば、歌唱力はそれほどだけれど(失礼しちゃうわ)、すごく魅力的で味のある歌をうたう、女優や俳優がいる


○例えば、娘の結婚式に父親が一生懸命練習して、ピアノ演奏を娘にプレゼントした

 両手ではひけなかったんだ

 それで
 片手で、2、3本の指で弾いたんだ

 速くはひけなかったし
 ミスタッチもいっぱいした
 緊張して真剣な表情だった
 なんとか弾き終わって
 娘にむかって
 少しはずかしそうに
 微笑んだ