尺八の音が聞こえた所からまた少し車で移動して歩くと何やら古い建物がありました。
お城のような石垣に建てられていました。
建てられた家はそのまま住む人もなく崩れ落ちそれでも門構えだけはまだしっかりしていました。
どんな暮らしをしていたのだろうか。
ここは道の山側ですがかなり急な坂を上がってきました。
お庭を覗くことはできませんでしたがこのモミジの紅葉を見ればかなりの広さがあるんでしょう。
これは一回りしたところにあった石垣です。
一回りして山側を見ると紅葉した木々の下の田んぼにひこばえが黄色くなっていました。
ここにもたわわに実をつけた柿の木がありました。
住む人もなくなった家のわびしさ、もうどれだけもしなくても崩れそうな土塀伸び放題の庭の木々たち。
昔はかなりの家だったのでしょう。
これを衰退というのは酷かもしれないが侘しさだけでないものを感じ、
華やかに紅葉するモミジに往時の栄光の生活の一端を垣間見た気がしました。
投票お願いします