監督日記

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人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)

2009-10-09 21:06:20 | 小ネタ
今、諸般の事情で人生を悩んでいるあなた方だけにブログを書きます。

人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)って知ってますか?

以前にも書いた事あるネタですが。
ネットより拝借

簡単にこのことわざの意味は、

中国の北の方に占いの上手な老人が住んでいました。
さらに北には異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。

ある時どういうわけか、その老人の馬が北の国のほうに逃げていって
しまいました。近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。

ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が北から良い馬をたくさんつれて
帰ってきました。そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、
老人は首を振って言いました。

「このことが禍(わざわい)にならないとも限らないよ。」

しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。
近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

1年が経ったころ北の人たちが城塞に攻め入ってきました。
城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。
そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くは戦いで
死んでしまいましたが、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。

この話は、中国の古い書物「淮南子(えなんじ)」に書かれています。

「人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは日本で言う人間
(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味です。

「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味。

総合すると、「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍へ、
また禍から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである。」という事です。

だから、良い時もあれば、悪い時もある。
流れに身をまかせて行きましょう。
大丈夫、君なら。必ず立ち直れる。
コメント
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