研究授業(2)

2012-09-16 | 研究授業への思い
長研時代
尊敬する上司先生から

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「授業の事後研では
 この授業は◎◎方式の方が~
 いや○●学習の方が~
 と、それぞれの研究団体のPRで
 貴重な90分が終わってしまうときがある。
 あんたなら、どうする?」
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と訊ねられた事がありました。

うまく答えられず戸惑っていると
上司先生は

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子どもたちに
「思考力・表現力・判断力等が身に付いたのか?
その1点だけに絞って、話し合いを行えば良い
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と話されました。

様々な指導法を交流し合いながら、
ベストの方法を探っていくのはもちろん大切なことです。

しかし短時間で、それを行うのはやはり難しいとも思いました。

それよりかは、やはり上司先生が仰られたように
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「児童に力がついたのであれば、
 それは結果的によい指導法だった」
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というとらえで、

方法ではなくて、まずは結果や事実について、
目を向けた事後研究会を行いたいと思いました。

研究授業(1)

2012-09-16 | 研究授業への思い
過去、
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授業準備でいっぱいいっぱい
もうこれ以上絞ってもアイデアが出ません・・・
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というくらいに追い込まれて、そして
必死になって取り組んだ研究授業は
なんとか流すことができました。

逆に
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「こんなもんでいいか」
「余力をのこして取り組もう」
「(授業を)提供しよう」
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という傲慢な意識をもって臨んだときは、
だいたい失敗しました。
(手応えがありませんでした)



20代から30代前半にかけて
自分の取り組みは、前者の方でした。

しかし、30代中盤から現在にかけて、
ちょっと後者の意識のほうが強くなってきていました。

いろいろな要因要素があるのですが、
一番に「真摯さ」「謙虚さ」が失われてきているのかなぁ
ということを反省しました。

地区社研の仲間がいま社会科の研究授業に取り組み、
そして自身も11月に校内全体研究会(授業提供)を控え、
研究授業についていろいろ考える3連休になっています。