ノートは思考の作戦基地

2016-08-25 | 社会科授業ワンポイン...
●ノートは思考の作戦基地
調べ学習時、資料から読み取れたことは
ノートに箇条書きで書かせます。

その際、文頭にそれぞれ番号を振ることで、
意欲付けにも繋がります。

その読み取った情報を基にして授業を進めていきます。

「ノートは作戦基地だよ」と子どもたちには話しています。

書いて自分の考えを整理することで

子どもたちも安心して発言することができます。

切り返しの工夫を

2016-08-22 | 社会科授業ワンポイン...
●退屈な講義型にしないために
 説明中心や一問一答の授業にならないために、
発問を工夫します。
例えば「それってどういうこと?」という
「問い返し」をすることで、
そう考えた根拠や理由を考えさせます。

また、出された意見について
「どちらのほうが正しいと思う?」という
「比較・関連・選択」させることで、
原因と結果、変化等について考えさせます。

がくしゅうのまとめは二文構成

2016-08-21 | 社会科授業ワンポイン...
学習のまとめは二文で書きます。
一文目は学習課題に対してのまとめ。
二文目は学習感想です。
学習感想では、
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「自分がもし◯◯だったら〜」
「これから自分は◯◯を意識していきたい」
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というような文例を示し、学んだ内容に具体的に触れるようにします。
これにより社会に対する当事者意識を持たせます。

大事な言葉は黄色チョーク

2016-08-20 | 社会科授業ワンポイン...
●だいじな言葉は黄色チョーク
黒板に要点をまとめる際、重要語句は黄色で書きます。
すると子どもたちは意図的に授業のポイントを捉えることができます。
重要語句は教科書巻末の「さくいん」コーナーや単元テストを確認し、
事前におさえておきます。
学習のまとめは、その黄色文字の言葉を使って子どもたち自身で書かせます。

なにが見えますか?で全員参加

2016-08-15 | 社会科授業ワンポイン...

一枚の資料から読み取りを行う場面。

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「なにが見えますか」
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と問うことで、上位の子から低位の子まで、
それぞれのレベルで情報を取り出すことができます。

発表に自信のない子も「見えるもの」であれば
堂々と発表することができます。

上位の子は「見えたもの」から分析した内容を発展的に発表します。

資料記号に目を向けさせる

2016-08-13 | 社会科授業ワンポイン...
教科書に掲載されている資料の標題にはそれぞれ、
「ア」や「イ」などのカタカナ記号が付されています。

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「アの資料を見てごらん」
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と言うだけで、どの資料に注目させるかを簡潔に指示することができます。
子どもたちも
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「ウの資料から分かることは〜」
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などと資料記号を基に発言します。
これにより全員の視線を一点に集中させることができます。

ノートに自分が調べたことを書かせる際も、
資料記号を併記させ、「根拠」を明確にさせています。