一文一文をしっかり読ませ、
児童の読解における「抵抗と限界」部分で発問すること
を基本に、国語授業を流しています。
前回は、○×を活用した発問について書きました。
当然、それ以外でも様々な発問の形があります。
当然、難解語句でも、読み取りの足を止めます。
事前に(一人勉強などで)熟語の意味調べは、させますし、
その場で国語辞典をつかって、読み取りもさせます。
しかし、
ただ、難解語句のみをしらべさせることはしません。
=====================
普段の授業であればスルーしてしまう語句
=====================
ついてもしっかり調べさせ、その場で、検討します。
例えば『海の命』
主人公の太一と対峙するのは、巨大なクエです。
さて、クエとは漢字で、どう書くのでしょう?
そして、漢字もあるのに、なぜ、カタカナ表記なのでしょう?
これを、「クエ」という言葉が出てきたときに、問います。
(野口先生の講座で、10年近く前に学びました)
これは、教師が問わないと、
児童は(多分卒業するまで、もしくは一生?)
わからない事です。
それには、教師の教材研究が必要です。
その、教材研究により、45分の指導に、しっかりとした芯と、深みが
生まれるのだと思います。
※
ちなみにクエは、「九絵」と書きます。
=======================================
「九絵」という名の由来は体側にある縞模様。
これを時とともに変化させ体に九つの絵を描き出すと言われる所から来ています。
クエは釣り上げる事が非常に難しく熟練された漁師の業を必要とします。
大型になればなるほど釣り上げるのは困難となり、
市場に上がるのは稀です。その事から「幻の魚」と呼ばれています。
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↑この話を、教師が知っているか、知っていないかだけで、
授業の深みも変わってくるような気がします。
児童の読解における「抵抗と限界」部分で発問すること
を基本に、国語授業を流しています。
前回は、○×を活用した発問について書きました。
当然、それ以外でも様々な発問の形があります。
当然、難解語句でも、読み取りの足を止めます。
事前に(一人勉強などで)熟語の意味調べは、させますし、
その場で国語辞典をつかって、読み取りもさせます。
しかし、
ただ、難解語句のみをしらべさせることはしません。
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普段の授業であればスルーしてしまう語句
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ついてもしっかり調べさせ、その場で、検討します。
例えば『海の命』
主人公の太一と対峙するのは、巨大なクエです。
さて、クエとは漢字で、どう書くのでしょう?
そして、漢字もあるのに、なぜ、カタカナ表記なのでしょう?
これを、「クエ」という言葉が出てきたときに、問います。
(野口先生の講座で、10年近く前に学びました)
これは、教師が問わないと、
児童は(多分卒業するまで、もしくは一生?)
わからない事です。
それには、教師の教材研究が必要です。
その、教材研究により、45分の指導に、しっかりとした芯と、深みが
生まれるのだと思います。
※
ちなみにクエは、「九絵」と書きます。
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「九絵」という名の由来は体側にある縞模様。
これを時とともに変化させ体に九つの絵を描き出すと言われる所から来ています。
クエは釣り上げる事が非常に難しく熟練された漁師の業を必要とします。
大型になればなるほど釣り上げるのは困難となり、
市場に上がるのは稀です。その事から「幻の魚」と呼ばれています。
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↑この話を、教師が知っているか、知っていないかだけで、
授業の深みも変わってくるような気がします。