実践の整理

2011-02-21 | 授業記録
1月、拙ブログにメッセージを頂いた。
「板書記録を詳細な解像度で見ることができるように」というお願いだった。

自分よりも若い先生。
メールのやり取りをさせていただきながら、
その文面、対応の丁寧さに感銘を受けた。
「きっと力のある先生なんだろうなぁ」と思った。

1月はいろいろな仕事を抱えているので、2月以降に・・・
とお返事を差し上げていたが、その間の読書から、
「板書」について反省することが多々あってしまい(苦笑)・・・。


でも、こうやって下手な板書を一年近く垂れ流し続けてきた責任をとる意味でも
恥をしのび、まとめてアップすることにした。

あくまでも自身の反省のためのアップである。
(参考にはならない!ということは重ねて申し上げておきます。)

ただ、
こうやって板書全体の写真だけを春~現在まで並べて見てみると、
自分自身いろいろ気付くことが多かった。
確かに、5月と2月の板書は全然違う。
記録を取り始めたから板書構成が変わったのかもしれない。
(文字は丁寧に書くようになった。確かに。。)

今後の授業改善に役立ちそうな反省点、修正点をたくさん見つける事ができた。
それだけでも価値はあったのかもしれない。

まぁ、何にせよ、「記録する」ということは大切な事だいうことを実感。
今回の経験を生かして、残りの社会科授業、そして来年度の授業を頑張ろう!


実践の整理をする機会を与えてくださった先生に、ただただ感謝である。

日本とつながりのある国調べ(1)

2011-02-09 | 授業記録
課題を
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
日本とつながりのある外国を
調べる計画を立てよう
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
と設定した。

先日お話しいただいたALTのフィル先生とのやり取りを想起。
どんな観点で、「日本とアメリカ」のつながりについて話し合ったかをまとめる。


それらが、調べ学習の「観点」になる。

この単元定番の世界地図を広げ、
日本とつながりの深い国について振り返る。

そして、その中から、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「自分が調べてみたい国」「興味ある国」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
をピックアップする。


今回出たのは
-------------
アメリカ
-------------
中国
-------------
韓国
-------------
オーストラリア
-------------
ブラジル
-------------
ヨーロッパ諸国
-------------

これらの国を、子どもたちに振り分けた。

そして、その国で、どんなことをメインで調べたいかをまとめさせた。
(導入で示した「観点」が役立つ)


そして、調べる方法を発表させてから、いよいよ調べ学習開始。

今回は大量に集めた書籍を基に、調べる。
付箋を渡し、興味のあるページには徹底的に貼らせていった。

子どもたちもこのスタイルにはだいぶ慣れている。
スムーズに流れていった。


本当は、最初に一カ国だけでも全員で授業をして
ーーーーーーーーーーーーーーーー
・調べ学習の方法を知る
・体験活動をする。
・まとめ方のパターンを覚える
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ということをさせる予定だった。

しかし、前回、ALTを招待して、アメリカの暮らしについて上記の内容に近い事を既に行ったので、
今回は一気に調べさせた。

このまま複線型の授業を進め、発表時に
教師の「思考促しアイテム」をそれぞれ提示し、
さらに探求活動を深めることができたらと思っている。




板書はだいぶシンプルにした。
先日お世話になった学習会、そして最近読んだ本で、「板書」について考え直す事が多くなったからだ。

結論は
「今までの板書は、あまり良くなかった」
ということ。
(だからといって、今回のが良いというわけではないが・・・。)


修正を図っていきたい。

理想は、、、本当に遠いなぁ。