授業の導入で、段ボールを提示。
中に何かが入っている。
子どもたちも興味津々。
中身は「埴輪」のレプリカ。
================
・女性の頭の埴輪
・武具をつけた男性の埴輪
・馬の埴輪
・まるまる体一体の埴輪
・家の埴輪
================
などなどを順に提示。
子どもたちは大興奮。
それぞれの埴輪の特徴を指摘する。
その埴輪が出土した場所を教える。
「古墳(大山古墳)」である。
グーグルアースで、大阪府堺市付近を拡大提示。
超巨大な古墳がビル街のど真ん中にある。
そのサイズを、勤務校周辺の地図と照らし合わせる。
子どもたちはその巨大さに驚いていた。
またグーグルアースで、大山古墳の周辺にもたくさんの古墳があることを確認する。
===============
誰が作ったのだろう?
何のために作ったのだろう?
どうやって作ったのだろう?
そもそもこれは何だろう?
===============
子どもたちから沢山の疑問が出る。
それらをまとめて課題とする。
大山古墳の読み取りで生まれた児童の疑問を、教科書や資料で一つ一つ調べていく。
その過程で
・古墳は豪族の墓であること
・豪族が近畿・瀬戸内海地方に古墳を作ったこと
・古墳には先ほどの埴輪がおさめられていたこと
などを調べていった。
前方後円墳の分布の様子(日本地図)資料を読み取っていたとき、
岩手県にも古墳の印が一つだけあった。
「どこだろう?平泉じゃないか?」と地図帳と照らし合わせながら
一生懸命調べている子どもたちの姿がとても嬉しかった。
これらの豪族が沢山集中している地図資料と、
・前時で学習した倭の国の王が争いを続けたこと
・卑弥呼が邪馬台国の王になったこと
という知識を活用して、子どもたちは
「これらの豪族は協力し合ったのではないか」という思考に至る。
そこで、豪族の連合「大和朝廷」を説明する。
この大和朝廷の王が「大王(後の天皇)」という、今の時代につながるルーツを説明すると
子どもたちは一斉に
=============
へーーーーーー!!
=============
と嘆息した。
「朝廷」の意味についても説明する。
これには様々な説があるらしい。
・朝に会議を開いていたから「朝廷」
という(有名な)話を今までの子どもたちには教えていたが、
それはあくまでも一説なのだという。
「朝」という漢字の意味をいろいろ説明しながら、
「朝廷」についていろいろ話し合う。
最後は教科書本文を音読させて終了。
課題に対しての自分のまとめを文章化させるのは今回は断念。
課題に一貫性がなかったのが反省。
やはり埴輪の提示は授業の途中、児童の思考が盛り上がってきたときに
すべきだった。
最初は
「大きな古墳」
のインパクトで攻めると、児童の思考がすーっと45分一本になったと思う。
実物のパワーに頼ってしまったのだが、その分授業が濁った。
反省したが、良い勉強になった。
焦らず、授業は組み立てていかなければならないなぁ。
中に何かが入っている。
子どもたちも興味津々。
中身は「埴輪」のレプリカ。
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・女性の頭の埴輪
・武具をつけた男性の埴輪
・馬の埴輪
・まるまる体一体の埴輪
・家の埴輪
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などなどを順に提示。
子どもたちは大興奮。
それぞれの埴輪の特徴を指摘する。
その埴輪が出土した場所を教える。
「古墳(大山古墳)」である。
グーグルアースで、大阪府堺市付近を拡大提示。
超巨大な古墳がビル街のど真ん中にある。
そのサイズを、勤務校周辺の地図と照らし合わせる。
子どもたちはその巨大さに驚いていた。
またグーグルアースで、大山古墳の周辺にもたくさんの古墳があることを確認する。
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誰が作ったのだろう?
何のために作ったのだろう?
どうやって作ったのだろう?
そもそもこれは何だろう?
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子どもたちから沢山の疑問が出る。
それらをまとめて課題とする。
大山古墳の読み取りで生まれた児童の疑問を、教科書や資料で一つ一つ調べていく。
その過程で
・古墳は豪族の墓であること
・豪族が近畿・瀬戸内海地方に古墳を作ったこと
・古墳には先ほどの埴輪がおさめられていたこと
などを調べていった。
前方後円墳の分布の様子(日本地図)資料を読み取っていたとき、
岩手県にも古墳の印が一つだけあった。
「どこだろう?平泉じゃないか?」と地図帳と照らし合わせながら
一生懸命調べている子どもたちの姿がとても嬉しかった。
これらの豪族が沢山集中している地図資料と、
・前時で学習した倭の国の王が争いを続けたこと
・卑弥呼が邪馬台国の王になったこと
という知識を活用して、子どもたちは
「これらの豪族は協力し合ったのではないか」という思考に至る。
そこで、豪族の連合「大和朝廷」を説明する。
この大和朝廷の王が「大王(後の天皇)」という、今の時代につながるルーツを説明すると
子どもたちは一斉に
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へーーーーーー!!
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と嘆息した。
「朝廷」の意味についても説明する。
これには様々な説があるらしい。
・朝に会議を開いていたから「朝廷」
という(有名な)話を今までの子どもたちには教えていたが、
それはあくまでも一説なのだという。
「朝」という漢字の意味をいろいろ説明しながら、
「朝廷」についていろいろ話し合う。
最後は教科書本文を音読させて終了。
課題に対しての自分のまとめを文章化させるのは今回は断念。
課題に一貫性がなかったのが反省。
やはり埴輪の提示は授業の途中、児童の思考が盛り上がってきたときに
すべきだった。
最初は
「大きな古墳」
のインパクトで攻めると、児童の思考がすーっと45分一本になったと思う。
実物のパワーに頼ってしまったのだが、その分授業が濁った。
反省したが、良い勉強になった。
焦らず、授業は組み立てていかなければならないなぁ。