一昨日のブログで、「過去は変えられないが、過去の見方を変えることはできる」と申し上げました。しかし、「そうはいっても、簡単にできるものではない」と思うのが人の心。
ここを精神論で何とかするという方法論もあるのですが、そうではなく、スキルとしてこうやればできるのではないかというものをご紹介いたします。例えばの事例で。
数学のテストで失敗した。その原因が因数分解ができなかったとします。さて、この原因はひとつでよいのか。これをみていくとき、人、モノ、金、情報、時間等、よく企業人が言葉として用いる経営資源、それとPDCA(計画・実行・検証・是正)の掛け算でマトリックスにしてみていくのでする。
具体的には、人について計画段階ではどうだったか。因数分解の問題ができるようになるための計画を自分は作ったか。先生からの計画についての指導はあったか。或は塾の講師はそういう計画を提案してくれたか。つまり、PDCAという四種類に経営資源の五種類を掛けると二十個のマス目ができるわけです。このマス目を明確にしないと、原因探求の抜け漏れが見えなくなるのです。こんな面倒臭いことやりたくないと思うかもしれません。それでもけっこうです。無理して二十個のマス目を埋めることが重要なのではありません。こういうマトリックスで考えることで、かなり視点が広角になるため、ヌケ・モレが防ぐことができると思っております。ためしにやってみてください。過去の見方が変わるかもしれません。
次回は、それでもうまくいかない場合について述べたいと思います。
ここを精神論で何とかするという方法論もあるのですが、そうではなく、スキルとしてこうやればできるのではないかというものをご紹介いたします。例えばの事例で。
数学のテストで失敗した。その原因が因数分解ができなかったとします。さて、この原因はひとつでよいのか。これをみていくとき、人、モノ、金、情報、時間等、よく企業人が言葉として用いる経営資源、それとPDCA(計画・実行・検証・是正)の掛け算でマトリックスにしてみていくのでする。
具体的には、人について計画段階ではどうだったか。因数分解の問題ができるようになるための計画を自分は作ったか。先生からの計画についての指導はあったか。或は塾の講師はそういう計画を提案してくれたか。つまり、PDCAという四種類に経営資源の五種類を掛けると二十個のマス目ができるわけです。このマス目を明確にしないと、原因探求の抜け漏れが見えなくなるのです。こんな面倒臭いことやりたくないと思うかもしれません。それでもけっこうです。無理して二十個のマス目を埋めることが重要なのではありません。こういうマトリックスで考えることで、かなり視点が広角になるため、ヌケ・モレが防ぐことができると思っております。ためしにやってみてください。過去の見方が変わるかもしれません。
次回は、それでもうまくいかない場合について述べたいと思います。