道成寺から御坊を歩く
前々から一度訪れてみたいと思っていた道成寺、御坊を独り歩きした
JR紀伊田辺からJR道成寺(無人駅)まで約40分 普通電車に乗り
のんびりツアーを楽しんだ
駅前は無人状態だが、参道に出ると団体バスでにぎわっていた
<道成寺駅ホーム>
<道成寺駅舎>
<参道>
<道成寺仁王門から本堂>
ご本尊は千手観世音菩薩(国宝)
縁起堂で道成寺縁起の写本を広げて
安珍・清姫の絵とき説法と宝仏殿の仏像群の説明を受けた
暫し静謐の時を過ごした
絵とき説法は
道成寺は安珍・清姫の伝説ともう一つ宮子姫の伝承
宮子姫 伝承
宮子姫は髪の毛のなかった女の子が
海から拾い上げた観音様を拝むうち、
髪長姫と呼ばれるほどの美しい黒髪の持ち主として成長
その噂が都に聞こえ文武天皇の妃となり、聖武天皇を生んだ
文武天皇の勅願で大宝元年(701年)に法相宗道成寺を開眼
安珍清姫物語
延長6年(928年に今の福島県白河市から来た安珍坊が
田辺の清姫に追いかけられ、
最後に道成寺の鐘つき堂で清姫が大蛇になり
焼き殺し清姫も自殺したという悲恋物語
<安珍塚>
安珍の亡骸を三重塔の前に葬り安珍塚を作った
清姫の恨みでねじれた木が生えている
<鐘楼跡>
二代目鐘楼は京都妙満寺に奉納されておりここにはない
<三重塔>
<宝仏殿>
国宝および国宝級の仏像二十数体が祀られている
<宝仏殿と稲荷神社>
<念仏堂>
<本堂裏>
<閻魔堂>
<仁王門から参道を望む>
<蛇塚>
境内を出た畑の一角に祀られている
<国道42号線>
道成寺から国道42号線をJR御坊駅間で歩く
<JR御坊駅>
<紀州鉄道>
1928年設立1931年開業の紀州鉄道
JR御坊駅から離れた御坊市街地との2.7kmを連絡する日本有数のミニ鉄道
今は通勤通学と観光鉄道として利用されている
JR御坊駅0番線から乗車
<紀州鉄道学問駅>
<寺内町 旧華岡青洲医院>
紀州鉄道終点の西御坊駅周辺の歴史ロマンが息づく街並みの寺内町
大正・昭和のレトロな建物が立ち並ぶ
今日の万歩計は15,714歩 10kmでした
今回は時間切れで御坊を回りきれなかったので
また、機会を見つけて日の岬あたりまで足を延ばしたい
遅まきながら、今後も元気なうちに和歌山県内を
「歩きゆっくり旅」で楽しみたいと思っております