なかへじ美術館
平成10年(1998年)に熊野古道 近露王子(ちかつゆおうじ)の近くに
中辺路町立美術館として設立されたが
平成17年(2005年)市町村合併で田辺市となり
田辺市立美術館の分館として再スタートした
展示室周辺は全面ガラス張りになっているので
中辺路の美しい景観を絵画のように鑑賞できる
設計はブリッカー賞受賞の妹島和世氏と西沢立衛氏の作品
紀伊田辺駅から新宮行きバスに約1時間強乗り
なかへじ美術館前で下車
<なかへじ美術館前バス停>
<美術館ゲート>
<美術館正面>
今回は特別展「没後20年 脇村芳太郎のコレクション」展を見に行った
脇村氏(1990-1997)は田辺市出身の元東京帝国大学教授
神奈川県立美術館、東京都美術館をはじめ多くの美術館の運営に関与
脇村奨学会を設立して南紀出身の人材育成育成に努め
主に和歌山県出身作家の作品をコレクションしていた
脇村家は熊野の山林業資産家
<美術館裏面:ガラス張りの交流スペース側>
<美術館裏面側 光景>
早春には美術館裏側の日置川に霧が発生して幻想的な情景になるそうです
<ガラス張りの交流スペース>
<近露王子バス停>
<近露王子>
<野長瀬家の枝垂れ桜>
春には花見で賑わう一角
<古道歩きの里 ちかつゆ>
平成22年(2010年)にオープン
古道歩き案内所、お土産屋、食事処、A coop などがある
古代から中世にかけて熊野三山信仰が高まり
上皇 法王が100回も巡礼した熊野古道
「蟻の熊野詣」と言われる位、庶民も含め多くの参詣で賑わっていた
今は外国人グループの古道歩きが盛んで
平日にも関わらず行きのバスで2組一緒でした
このルートの路線バスドライバー 英語が結構達者でした
東京からの若い日本人女性一人歩きにも出会いました
私も10年前だったら歩けたと思いますが、もう 山道は無理です
今日の万歩計は13,276歩でした