今日、家族で大熊町の自宅に一時立入してきました。
昨年庭門口は除草されていましたが、ところどころ草が茂っていました。
家の中は手つけられない状態で、本当に震災当時のままです。
ネズミのフンだらけで、臭いがひどかったです。
家回り等写真撮ってきました。
仏壇の写真も撮り、仏壇賠償の添付写真になります。
庭は一部、スイセンやつつじが少し咲いていてきれいでした。
門口の脇には、大きなふきが出ていました。
畑の隅に、イノブタがタケノコの芽を食べたらしく
土を掘って荒らされていました。
気づいたところで三カ所ありました。
普通の餌はないのだから、畑の植物はきっと生きる為に必要かなあ。
埃を吸わないように防護服完全に着て見て歩きました。
帰りにお墓に行き、先祖様におがんできました。
大熊町は他に数人一時立入している姿を車の中から見ました。
ある家は玄関ガラス割られてすごい状態でした。
3年過ぎた町は静かですが、原子炉からの放射能は出るばかりです。
蓋をしていないのですから。
線量計は、2マイクロシーベルトでした。
地域によっては高いところがあります。
水田跡地に除染のゴミが重ねられて、
緑のシートで覆われていました。
この状況はいつまで続くのでしょうか。
沈んだ町にちがいないと思います。
ふるさとは諦めています。
今の生活が大切だから、マイペースに歩こうと思います。