本願寺月光蟲です。
じゅんじゅん散歩です。
ちぃ散歩のぱくりです。
ゆうゆう散歩(糞番組)のぱくりです!
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今日は私的な感じの三軒茶屋の紹介。
三軒茶屋は思い出がなにげに多いんですよ。
20代前半は毎週とか週に4回とか行ってたんですが、実はかなり偏っていました。
下北沢に通じる方向は全くいかなかったです。
下北沢から三軒茶屋まではたまに歩いたりしてましたが。
三軒茶屋は世田谷線という魅力的な電車も走っています。
庶民的で人口も多いとは思うのですがなんとなくあかぬけてない感じが良いです。
三茶はあと快晴の日と雨の日でかなり違って見える街かと思います。
て、事で渋谷から電車に乗るわけです。
東急乗換えで行くんです!
そして田園都市線。
そう、そして庶民な街。
だが、ここの駅はどこの出口に出ても景色が変わりません。
そしてどこらへんを散歩したかと言うと・・・・・
栄通り商店街。
いや、ここの通りはものすごく密度が濃いんですよ。
考えてみたら三茶にはじめて行って約20年、酷い時は週に4回も通ってたりもしました。
なんかこう平和と言いますか、でもなんかあかぬけない。
そしてなんだかんだで入れ替わりが早いように思います。
昔友人がライブハウスの開演前の時間つぶしのために入ってたパチンコ屋は健在。
そいつアホで「6万突っ込んだのに1回もボーナス来なかった」とぼやいてたパチンコ屋。
ここも営業長いような。
そうそう、ここの本屋さんも凄く長いんですよ。
しかも昔からあって創業何年なのでしょうか。
昔、某ベーシストがこの店で週刊スパを立ち読みしてそのスパを落として買ったわけなんだけど「本が落ちたのは引力ではなく地底人の陰謀」とか言ってた・・・。
ここの商店街はビルというか建物自体は高くないんですよ。
どこもテナントは埋まってしまいます。
ただ、家賃は高いみたいでありまして入れ替わりが激しい。
そして何といいますか、細かい店がいっぱいあります。
そうそう、三権茶屋のこの栄商店街なんですが、妙に「肉」ばかりです。
焼肉、焼き鳥屋が異常な数あるような気がします。
↑一つの商店街だけでこれだけ、いや、実はもう少しあるんですよ。
ここの住民はそんな焼いた肉が好きなのか・・・・。
そして、街には金融機関があって当たり前。
栄町商店街の少し奥にみずほがあるんですよ。
しかもここもすんごい長くやってる。
もう軽く20年以上はやってるかと。
こういう「あって当たり前だし銀行みたいな機関は使ってもお世話になる意識はない」わけでしょ?
でもね、無人の銀行atmも土地代かかるのも当たり前なんですよ。
実は撤退してるとこ多いと思いませんか?
ここはものすごく長くやっています。
そうなんだよね、こういう「銀行」だのって必要すぎるうえに無人だからこそ意識せんけど実は街を形成している重要な要素。
ある日いきなりなくなって「あそこ便利だったんだな・・・」と思うのはコンビニよりも銀行です。
そして忘れてならないのは商店街や住宅街、庶民的な街にはスーパーがあります。
ですが、スーパー業界ってのは、潰れたら設備をそのまま売却するため名前と棚とかインテリアが多少かわるわけ。
だけどスーパーの後はスーパーなんですよ。
で、ここ・・・
元々すーぱーが入れ替わりつつ、時代は何でも売るドラッグストアへ。
いや、ここほんとスーパーが何回変わったんでしょうか、ってな位変わってる気がします。
そしてやはり時代なんでしょうね、ドラッグストアで食品もそろうという不思議な店に。
そもそも商店街ってのは昔から庶民にやさしいディスカウントストアがあるんだけど考えてみてよ。
ディスカウントストアって今は店頭商品だけが安いんだけど中に入ると実はそうでもなかったりする。
元々怪しい商売が成長していて、倒産した会社の商品や借金まみれの会社から現金で商品を安く買いたたいて転売。
その結果ディスカウントが定着したパターンなんだけども。
元々バッタ屋と呼ばれる連中がいてヤクザとも違うし、だけどもまともな仕事ではない、みたいな感じだったんですよ。
ですが、それも時代の波と言いますか、ディスカウントストアですら大手が無理やり入ってきて個人商店的な人たちはみんな撤退。
そういう店の名残だけは残っているんですが、正直昔流行ってたディスカウントストアは今は激安スーパーもドラッグストアもあるのでなんだか気の毒にみえますね。
高円寺とか三軒茶屋だからこそぎりぎり成り立ってるような。
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そして三権茶屋の文化発信地としてはまずライブハウスのヘブンスドア。
実は私が過去20年で一番いったライブハウスかもしれません。
ヘブンスドアってなんかちょっと面白いし腹も立つし不思議なんですよ。
よく言うとミュージシャンはもう自分たちで責任とれば何しても問題なしだったりする懐具合がでかい箱。
名物店長さんは変態で少し変わり者です(笑)
一昔前は凄く濃いバンドばかりで成り立っておりました。
今はまあ時代なんでしょうね、変なバンドで集客見込める良いセンスをもったバンドが減りましたねえ。(まあヘブンスに限った話ではないですが)。
このヘブンスドアで腹が立つのはとにかく狭い。
そして時間をつぶせるようなバースペースもない、そして物販スペースもほんと酷いし狭い。
だが、何故かアルコールの数だけは凄く多いんですよ。
で・・・ヘブンスドア数年目の笑い話を。
ここは商店街の中にあるわけ。
地下にあるんですが入り口はこんな感じ。
すぐ真横の店は焼肉屋。
↑ヘブンスドアの横は今は牛角。
最近歴史も出てきた。ここで営業してかなり長いんだけども、もともとここはゲームセンターだったんですよ。
ヘブンスドアの隣にゲームセンター。
でですね・・・・・・
●開演前にまずは客がゲームもしないのに客がたまる
●開演前にリハーサル終わったバンドマンがゲームもしないのに溜まる
●売れないバンドマンが客と話をするのでゲームもしないのにたまる
●バンドマン、こきたない客がトイレだけを使いにきてゲームをしない
●バンドによっては化粧、白塗り、女性バンドマンは着替えを何故かそのゲームセンターのトイレでやる。もちろんゲームなんかしない。
●ライブが終わると道で話したりしてると夏は暑い冬は寒いのでライブが終わったあともみんなゲームセンターで涼んだりあったまったりしてから帰る。もちろんゲームはしない
●モヒカン、白塗り、変なゴスばかりが道路から見えるため、小中高校生、家族連れが全くそのゲームセンターに行かない。もちろんバンドマンはゲームなんかしない
立地がわりぃよなあ・・・。
で、ここのゲームセンターも別にだまっていたわけではなく、対策を講じはじめる。
入り口の自動ドアに、
「ゲームをしない人の入店お断り」と張り紙するも効果なし
↓
「トイレだけの人お断り」に変えるも効果なし
↓
「ゲームしない人、トイレだけの人お断り」に変えるも効果なし
↓
「ミュージシャンお断り」に変わるも客が俺ただの客だもんと開き直り、効果なし
↓
しまいに
「バンドお断り」とか張り紙をしはじめ、なんといいますか店長?店側の精神状態が気の毒な感じに。
↓
最終的に
「疲れたので閉店します」の張り紙が・・・・・
気の毒すぎたゲームセンターはその後牛角になりました(笑)
閉店間際は怒ってるというよりも病んでる感じになってて気の毒でした・・・・
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三軒茶屋の商店街というのは非常に面白いです。
金持ちと貧乏人が共存共栄できるんですよ。
もし行く場合は探索してみてください。
高円寺、下北沢と違う楽しさがあるかもしれませんよ!!!!