本願寺月光蟲です。
今日は誰も読んでないブログな上にさらに私的な話を交えますので読まなくても大丈夫。
自分の記録なだけ。でも1%は同じ感性な方の目に止まれば良いと思うので。
私は大人になった今でも学校というものが嫌いだ。
小学校時代はまだしも、中学、そして高校生になるともう地獄も良い場所でありました。
苛められてたわけでもない、自虐的な中2病だったわけでもない、体育がとにかくめんどい、寒いので着替えるのが嫌だ、朝起きたらアメとか雪が嫌だ、そして何より先生と言われる人種が嫌いだった。
ナンでかというと、今は問題になる体罰が凄まじかったのもある。
今の20代にしてみたら考えられない体罰が横行していた。
だが、私の上の世代は案外体罰は受けてないんだよ。暴走族だのヤンキー全盛期で校内暴力が酷かったからだ。
こいつらが学校で暴れまわったせいで「新入生時に鍛えよう」みたいな空気が私たちの世代に。
管理教育のはじまりであり、毎朝校門指導と称しての制服チェック、靴下チェック、死語じゃなくても「はきはきしろ」とかわけわからない理由で竹刀で殴られる。
空気を読むわけだが、それもロックじゃない(笑)
だからもう、とことんさぼったし、休んで、遅刻早退は当たり前。
学校はごはんを食べに行く場所。
授業中は昨日のラジオを朝まで聞いてたから寝てるだけ。
勉強は試験前だけ。
もう、犯罪も犯してないし、校則も建前で守ってたが反抗的な空気でよく殴られてた。
そりゃ恨むから色々仕返しもしたがここで書くと今の時代暇人が炎上しにくるので書かないでおく。
そんな私だったけど、以外にもなりたい職業は教師でありました。
金八先生世代だったんだけども、アレはクールじゃなくみえた(ようは外見)。
指導方法も面白かったとは思うんだけど、なんか放課後や夜中に生徒迎えに行くとかがなんとなく嘘っぽかったり(まあドラマだしw)
で、先生になろうと真剣に思った時期が半年位あり「真面目に勉強しよかな」とか思ってた矢先に学校の年下を観てたら「馬鹿だなあ、がきだなあ」と思えてきて、「子供相手にすんのめんどくせえな」と思ってすぐ挫折。
だが、良い先生は必要だとは思ってたりする。
今の時代親もおかしいと言われる世の中だが、その親を育ててきたのは当時の教師なわけでしょ?
そりゃ、仕返しに無理難題ふっかけるよ、理不尽に体罰だけで対応してきてた時代の親ばかりなんだし。
て、事で漫画の話。
「ガキ教室」は素晴らしい学園漫画、
とにかく、主人公の片桐センセは元ホスト、元ホームレス、性格は明るく軽すぎる。
時代に合せた子供社会の問題解決案がいくら漫画だとはいえ、gtoなんかよりもずっと現実味がある。
塾の教師が今は怖い時代だというのもきちんと描いている。
↑いるよなあ、こういう悪羅悪羅系予備校教師。大抵元は教師で体罰や女子生徒への強姦だので首なタイプ。
だが主人公片桐はこうだ(笑)
↓
自分の意見に忠実で子供に強要しないんだよな。
そのいい加減さが漫画とはいえマジックを生むという素晴らしい漫画に。
ちゃらくてナンも考えないから親にいきなりきれたりする。
こんな生徒にもよくわからない説得の方法で解決。
↑こんなガキ、確かに昔からいるよなあ。
でもいい加減な対処しつつも子供の味方になれる空気の主人公である。
設定が凄く緻密な漫画なんだよ。
これは漫画だからこういうキャラクターの先生がまかり通るわけだが、こういう指導方法もあり、な内容が描かれているように思う。
ようは作者の小沢先生が子供の心を理解しているように思います。
お勧め。
でも連載終わったので5巻が最終巻です。。。。うう・・・・
今日の1冊 ガキ教室 全5巻[最終巻]小沢としお(著)
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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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