ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

韓国映画についてどうでもよい事を・・・

2013-02-19 00:26:10 | 日記
本願寺月光蟲です。

韓国映画が何気に好きだったりします。
特に暗いやつね。

韓流ドラマや韓流スターが日本に定着している現在、レンタル屋には様々なドラマが出ている。
韓流のコーナーは凄まじく拡大が早かった気がします。
そして「韓流ってなんだかんだいっても爽やかな空気」なドラマが多いようなイメージが。
不倫だの三角関係だのドロドロとしてても結局は純愛的なストーリー。
そして、あっちの芸能界の裏側はわからないですが徹底したプロ根性と言いますか(日本の場合素人のにおいのが売れる、ロリコンがおおいから)。

話がずれましたが、韓流のドラマの影響により新大久保なんかはすっかり韓流の街に。
で、そこらへんのエリアには韓流グッズ、そして色んな役者やアイドルのグッズなんかも。

私も数本ドラマを観まして「ああ、、おもしろなあ」と漠然と思うのにあたったりしました。

で、韓国のドラマはそんなイメージなわけですが、実は映画はほんと凄い。
私の場合少し偏るんだけども・・・・。

韓国の映倫と言いますか、韓国のテレビ、そして映画の倫理基準は結構厳しい。
だからテレビドラマは必然的に恋愛やらコメディが多いわけです。
子供も観ているからね。

だが、これが映画になると凄いんだ。
私の場合だが・・・・とにかくバイオレンス映画ばかりを観るようになっている。
ホラーもね。

韓国もアメリカと同じように年齢制限が細かいのかな?そんな感じなため、ある意味でいうと年齢層さえあげれば日本より面白い描写ができる。

そして、私の思い込みなんだけども、韓国の映画事情や歴史を考えると「そら、こういう絵になるわなぁ・・・」と思い込んでいる理由があります。
韓国映画ははスクリーンクォーター制度というものがあります。
わかりやすく言うと、「韓国で撮った映画は国外に出すまでに最低でも●●日は韓国でしか上映しちゃダメ」という決まり。
とりあえず韓国映画は韓国で上映しない限り輸出できない仕組み。
これ、アメリカや日本での映画業界にすこぶる評判が悪い。
例えばハリウッドの場合、「日本先行公開」だとか「世界同時公開」とかやってたりするわけで、これはこれで立派な経営戦略なんだけども韓国やフランス映画の場合コレができない。
ようは「自国の文化」を大事にしているとも言えるね。
まあ、アメリカの映画産業はこれを貿易の自由や税金の問題も絡めてたりする。
日本もかなり前はこの制度だったみたい。

だが、この制度はある意味良い面のが多いと私個人は思ったりします。
映画の定義なんぞむつかしい事はわからないですが、自国の文化を大事にする気持ち、韓国映画業界人のプライド等を感じたりします。

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韓国の場合政治問題で色々過去揺れてたみたいで、もともとは政府が出資して映画を作ってたわけだが、92、3年あたりから企業が普通に金を出して作れる体制になった。
これはある意味凄い事だろう。
政府が金出して作る映画に基本的にろくなもんはないように思う。どこの国でも(笑)
北朝鮮の映画みたいになるのは当たり前だしなあ。

で、92,3年あたりから韓国映画のパワーは凄い。
そらそうだろう(笑)

年齢制限が厳しいため、割り切って18禁にしちゃえば日本のスポンサー程うるさくないし、なおかつ映画といわれる「商売」「文化」「芸術」なんてまだまだ手探りだろうし。

私が好きなのは韓国のバイオレンス映画だ。
ナンでそんなに好きなのかと言うと、それは多分私が日本人だからだ。

韓国のバイオレンス映画の舞台は大抵田舎で自然が多い場所が多いのだ。
ようは犬神家の一族みたいな空気の映画が多いんだよね。(空気ね、あくまで空気)。
だが今は韓国も栄えてるわけで、面白い空気が画面に出ている。
妙にスタイリッシュな画面にみえるものが凄く多いのだ。

そして、「韓国人てすぐ怒るの?」みたいなイメージが日本人にあるわけだが、実際バイオレンスなシーンは日本で言うとVシネマや北野映画に近い。
拳銃よりも素手での暴力は陰惨であるし、とにかく生々しいバイオレンス映画が多いのだ。
その反面素晴らしく爽やかなものはテレビドラマで描かれているのかもしれない。
そう考えると極端な国だなあとか思ったり。

韓国のバイオレンス映画は昔の日本映画をスタイリッシュにしている感じがして好きだったりします。
土着的な空気?というのかなあ。

韓流ドラマ好きな方はぜひバイオレンス映画も観てみると良いかもです。

おまけに韓国のバイオレンス映画の代表みたいなモノの予告をあげておきまふ。
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映画『黒く濁る村』予告編


長年音信不通だった父親の死を知った息­子が、山奥の村で封印されたある秘密に迫る様子を描写する。主人公を演じるのは、『グ­ッドモーニング・プレジデント』のパク・ヘイル。村長を、『彼とわたしの漂流日記』の­チョン・ジェヨンが熱演する。次から次へと暴かれていく村の真実に身震いする。


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映画 チェイサー 予告編


元刑事のジュンホ(キム・ユンソク)が経営するデリバリーヘルスで、ヘルス嬢が次々と失踪するという事件が起こっていた。ジュンホは彼女たちに渡した高額な手付金を取り戻すため捜索を開始する。 やがて、出勤したミジン(ソ・ヨンヒ)の相手の番号が、それまでに失踪した嬢達が最後に仕事をした相手と一致していることがわかる。ジュンホは単身、男の自宅へと向かっているというミジンの下へ急ぐ。
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母なる証明 Trailers

知的障害のある息子・トジュンを、母親はつねに心配していた。トジュンには悪友・ジンテがおり、トジュンが轢かれかけた議員のベンツに復讐した際、協力したジンテからバックミラーを破損させた責任を転嫁されたことから、母親は彼との絶交をトジュンに勧めるほどであった。ある日、トジュンはナンパしようとした少女に逃げられた。その翌日、少女は死体となって発見され、トジュンは殺人容疑で逮捕された。息子が殺人など犯す筈がないと信ずる母は、警察や弁護士に追いすがるが、その努力も無駄と知り、自らの手で事件を解決しようと奔走する。
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映画『哀しき獣』予告編

借金返済のため、危険を顧みず韓国に密入国­した韓国系中国人が、ある殺人事件に関与したことで味わう奈落の底のような人生をダイ­ナミックに描き切る。どこまでも孤独な男をハ・ジョンウが体当たりで演じ、まるで野犬­のような悪の権化をキム・ユンソクが怪演する。怒とうの暴力の奥深くにひそむ人間の悲­しいさがや業の深さに、りつぜんとする。

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