9月4日()
心臓に毛が生えている、、いえ!知人からは鉄条網仕様と絶賛される図太い神経のまだむではございますが(
複雑、、、)初体験にはドキドキわくわく致します。
人生20プラス20ウン年!(ま、紛らわしい、、、)
やっと出会えたこの感動を皆様に!是非お伝えしたいの~
え?何と出会ったのか?と聞いて下すってありがとう!実は、、まだむ、生まれてはじめて、、ハヤシライスを召し上がったのぉーーーーー!
あら?反応薄いわ~ハヤシライスよっ!ラーメン、オムライスについで日本人の代名詞と言っても過言ではない!あのハヤシライスざんすよっ!
あ、、そう、、皆様はとっくにお召し上がりで、、
いや~美味しかった 感激で舌が震えましたわっ!
市販のルーで作ってもこの旨さ!洋食屋さんで食べたら、、、どんだけぇ~~?!(2丁目の名言、、使ってみたざんす、、ぐふ)
食わず嫌いの無いまだむがなぜ?今まで手を出さなかったのか?
と深く考えなくとも理由はこんなとこでしょうな
★まだむの我儘母が自分の嫌いな牛肉の入ったハヤシライスを食卓に出さなかった★
ええ、そうに決まってます!(きっぱり)
アブドラザ・おっかーのやりそうな事でございます。
まあ、おっか~の年齢(80歳代)では牛肉は乳臭いなどとおっしゃって、嫌う人が多いからだが、しか~し!食べ盛り!育ち盛りのご息女と働き盛りの父上に牛肉を出さないとは何事だっ!
そういえば、、、カレーは豚肉だったわ~それも脂身がどっちゃりついた豚肉の厚切り、その上あまり煮込んでいないから脂身がしっかりとしていて、、、このカレーにおとなしい長女がどれだけ悩まされたことか!
ねえ?姉上~?覚えていらっしゃる?
幼少時代回想、、、、(姉上6年生、まだむ保育園年長さん)まだむ姉は焦っていた、、、白い、、今日のは白い部分が大きすぎる、、、
そっと汁の中にその塊を沈めるまだむ姉、、、平静を装いながら必死にその塊をどう始末するべきかと考えあぐねていた。まず、全部食べたフリをして、そっと塊を口にしのばせ、おっかーに背中を向けてから塊を手に吐き出す、、そして紙につつんで学校に行ってから捨てる、、、
よしっ!これしかないわっ!あと2分で作戦決行よ!
と、まだむ姉が必死に作戦をねっていたその頃、、、、隣に座っていたかわいらし~まだむがすでに作戦に着手していることも知らずに、、、、嗚呼、、また脂だ、、ちっ!(ちらっ ←姉上の皿を見た音) ぐふ、、、姉上も食べられないらしいわ~(ちらっ) おーっと!沈めましたね、、、
もしや、、捨てる気か?まずいっ!そんなことされたら、、、
まだむだけ怒られるじゃないのぉーーー(ウィ~ン←思考能力フル稼働の音)
あ!ひらめいた。死なばもろともーーー!
では、早速作戦開始、、、ムシャムシャ(オェ←まずさを表現) ぱくぱく (オェ)
「母上、このカレーおいしい~!豚肉もおいしー!」
「そう?豚の脂も残すんじゃないよっ!」
「残さないよ~だっておいしいも~ん」(オェ&涙目)
「(姉上の名前)!脂残ってるよっ!妹がちゃんと食べてるのにぃー残すんじゃない!」
その後、、、まだむ姉はおっかーのきびし~い監視のもとすべての豚脂身を涙目で食べるはめになり、作戦は海の藻屑のごとく消え去ったのであ~る。
人生山あり谷ありだわぁ~けっけっけ
30年後、、、、とある日本の喫茶店で、、、
昔話しに花を咲かせている仲良し姉妹「もうあのおっかーの厳しさにはまいったわよね~」
「そうそう!全部食べろって言うならちゃんと煮込むとかさ~」
「だよね~ほら!姉上の苦手だった豚の脂なんかひどいもんだったよね~?」
「食べるまで見てるから逃げられないしさぁ~」
「あ、、ところであの時はすまなかったわね、罠にはめちゃってぇー!ぐふ」
「え?何の話し?」
「だから~カクカク シカジカで~カクカク シカジカだったじゃーん あはははは!」
「し、し、知らなかった。嵌められてたなんて、あんたってほんと悪魔的、、、」
「なんだ、、気がついてなかったのか、、じゃあさ、あの件はどうよ?」
と散々過去の悪行を申告し姉上にショックを与えるデビルな妹であった。 ←姉上に同情した方は迷わずぽちっ!とお願いしますぅ~
いつも応援ありがとうございます!
★あとがき★
悪魔的と実の姉に賞賛され、ご機嫌でございます。
さて、ほんとにほんと、生まれてはじめて食べたハヤシライス。その存在はもちろん知ってはいたし、まずいとは思っていなかったのだが、「辛くないカレー」という思い込みから、だったらカレーにしなきゃ損!といつも食べなかったのです。食わず嫌いが大嫌いで、巷ではゲテモノと呼ばれる食材もすんなり受け入れて来たまだむが、これを食べていなかった!ことにはだーりんも目を丸くして驚いておりました。これってワインとかフランスパンとも合うお味、、この発見も嬉しいが
なにより!おっかーの呪縛からひとつ解き放たれた気分で最高ざんすっ!