忘備録 ~四国中央市に暮らす~

忘備録か備忘録か どちらでもいいらしい

公益通報制度の手続きをとらず?

2024年11月18日 | 朝日新聞

11月18日朝日朝刊一面トップ

「兵庫知事 斎藤氏再選」

「・・・斉藤氏は内部告発された後、公益通報制度の手続きをとらず・・・」

斉藤知事は内部告発された後 公益通報制度の手続きをとらなければいけなかったのに そうしなかった

本当なの?

何も知らないまま記事を読むと 斎藤知事は悪い知事となる

でも自分が最近知りえた情報は違う

 

3月12日 兵庫県西播磨県民局長の男性が内部告発 

兵庫県警、国会議員、県会議員、報道各社の計10箇所に匿名で送付

これは いわゆる3号通報(外部通報)で 保護を受けるには真実相当性が必要

そして告発の中身は

これを受けて斉藤知事が告発内容について調査を指示

結果 真実相当性はないと判断(内部通報者保護の対象にはならない)し 5月7日に懲戒処分

停職3か月 処分理由は

・長期にわたっての人事データへの業務外アクセス

・特定の職員の顔写真の撮影、保存

・不正に取得したデータの持ち帰り

・14年間 勤務時間中に業務外の行動 等

 

懲戒処分は5月7日

局長は処分がでる前の4月4日に 2回目の内部通報

今度は県の公益通報窓口に通報 これは1号通報で真実相当性は不要 告発者は必ず保護されないといけない

 

「斉藤知事は内部告発された後 公益通報制度の手続きをとらなければいけなかった」

という今朝の朝日新聞の記事は 2回の内部通報のどちらをさして書いたのかよくわからない

初回の3月12日の内部通報は 告発先が外部であり 真実相当性もない と県が判断し懲戒処分としたが 朝日の見解は違うんでしょう

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。