あともう少しだけ

日々の出来事綴ります。やらずに後悔よりやって後悔。

お正月に甥っ子がやってきた

2015-01-04 13:01:14 | コラム
お正月に甥っ子兄弟がやってきた。弟くんはだんだん自己主張できるようになり、お兄ちゃんはそんな弟をいさめるようになり、ともに成長を感じさせた。そんな彼らのテレビを見ている横顔を見てしみじみ思う。子供の集中力って凄まじいと。話しかけても顔の前で手を振っても無反応。テレビに映るトーマスもしくはアンパンマンに夢中になっており、情報をわずかにも漏らすまいというギラギラの好奇心が目の奥で燃え盛っている。

自分を省みるに、ここまで無心になって何かに集中する事なんて久しくしていなかった気がする。手を伸ばせばすぐ欲しい情報が得られる環境に入り浸り、目的が無くてもぐうたらとネットサーフィンする事に慣れてしまっていた結果、漫然とした意識が蔓延るようになった。この集中力は見習わなければいけない。集中するという事は無駄な思考が入り込まないという事でもあり、言い方を変えれば純粋であるという事だ。ならば質の良い集中をするには、得る情報も選別しなければならない。情報のデトックスである。とりあえずだらだらネットサーフィンをする癖を止めたい。止めたいけど止められない。完全な依存症だ。いっそスマホなんて川に投げ捨ててしまいたい。日常生活に支障がないのなら是非ともそうしたい。今更であるけれど、携帯電話を持つ日常生活は常に束縛されている感じがして好きじゃない。中学校までは携帯なんて広がっていなかったので持たなくてよかったのに。

しかしあの甥っ子たちは、携帯電話が身近にある生活しか知らない。多分そのまま放っておいたら情報過多の波に飲まれる。その防波堤が親なのだろう。ならばその親、そして周りにいる大人も情報の取り扱い方に注意しなければいけない。子は周りを見て育つ。そう考えると、甥っ子の前で寝ころんで無目的にスマホをいじる行為なんぞ言語道断となのだ。子供は純粋過ぎて、見てると自らの歪みが目立ってくる。本当にアリガタイ存在だ。

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