あともう少しだけ

日々の出来事綴ります。やらずに後悔よりやって後悔。

地団太踏んでも進まない

2016-08-03 21:08:28 | コラム

本気で話をしようとすると目が怖くなる。にわかに殺気立つ。会話をするうえでこの癖は不利に働くことこの上ないのだけど、どうしてもそうなる時がある。控えなければいけないが難しい。どういう時にそうなるか。怒っている時。さらに言うとこれ以上そいつに頭を下げるつもりが無いとき。安っぽいプライドかもしれない。これ以上引いてたまるかって感じが腹の底からふつふつと沸いて出ているのにそれを抑えろと言われてもね。怒らない」のが組織にとって良くないならば怒るし、そうでないなら怒らない。ただし注意はする。しかしその注意も馬耳東風ならば意味はない。怒って相手を自分の意に沿わせようとしている時点で未熟なのだろう。理路整然と批判すればいいのか。どんなに相手がやる気なかろうと、一から説明して一切の憤慨の念を与えることなく「分かった」と言わせればいいのか。無茶な。もしそれが出来たとして、それによって出てきた自分の苛立ちをどうしろというのだ。抑えろと?ふざけるな。こちらは極々当たり前の業務内容を指示しただけだ。それで何故必要以上に頭を下げる必要がある。相手が年上だから?笑わせるな。年上なりの仕事振りをこちとら全く見せてもらっていない。助けてもらってもいない。彼はただこちらが指示したことを期待未満最低限以上に行っているだけだ突然に休みを取るから一層性質が悪い。将棋の歩だっていきなり盤上から消えはしない。成って金になる訳でもない。本当にどうすればいい。人を駒扱いすることがいいとは言えない。ただ日ごとに仕事を割り当てるからには得意分野、苦手分野、性格を把握しなければいけない。シンプルなデータとしてまとめなければいけない。事あるごとにエラーを起す人材は困るのだ。どんな思いで仕事を依頼していると思っている。何か問題があったら全て私が責任を負うのだ。絶対に失敗できない。まともなフォローも得られない。その中で突き進まなければいけない。悪い冗談だ。他人事だったら苦笑いで済むけれど、あいにくと自分事だ。真面目にやる気がない随分年上の人間(勤続年数も上)を動かす方法って何だろう。何をすればいい。少し負荷を上げるとすぐに不調を訴え、辞める気もなくやる気もない人材をどう扱えばいい?ずいぶんと難しい命題を得たものだ。去年が懐かしいよ全く。露骨に不機嫌な態度をとってはいけないし。職場の雰囲気を悪くしてはいけないのだ。ああ、考えることだらけ。でも考えたくない。確実に解決策のある考え事ならどんなに楽なものだろう。あるかどうかわからないけど、とりあえず解決策を考えなくてはいけない。もっと単純に考えなくては。できる事は少ない。余計な事をしない様に、ゴールから考えよう。そこから足りないものを逆算しよう。それにしてもきつい。毎日毎日駒落ち将棋。少しは勝てる見込みのある盤面を与えてください。どうにもならなかった場合の責任は誰がとるんですか。そればかりは「現場で何とかしろ」は通じないんですよ?毎日出来る限りのことを詰め込んで効率よく業務をこなしているはずですが、終わりませんね、色々。お願いされる仕事量の方が多いんですよ。人手が足りないですよ。わかる人、技術のある人が少ないんですよ。何より責任者が少ないんですよ。アリジゴクの真ん中に置き去りにされたかのごとく、部署内の厄介ごとが集まってくる。「そちらで対応してください」が使えない。中間管理職の仕事ですらない。自ら進んで方向を示さなければいけない。待て待て待て。何をどうすればいいのだ。どう心がけて動けばいいのだ。そろそろパンクするぞ。パンクしたら替えはいないぞ。やれるものならやってみろ。いくら愚痴っても現状は好転しない。では何をすれば好転する?集団を統率するには知識が必要だ。「あの人なら頼りにできる」を積み重ねることで信用、信頼につながる。くそ、ここに至っても結局すがろうとするのは個の力だ。でも、それが無ければ皆奪い取られる。生き場所が無くなる。居場所を確保する為には、力が必要だ。何かを頼るのは必要だけど、最後に残るのは自分自身の力だ。今自分にできることは何だ。このくそったれな状況を少しでもマシにする方法はなんだ。何を求められ、何を果たせばゴールとなるのだ。考えろ。自分で考えるだけの経験はしてきたはずだ。もっと単純に、もっと淡々と。雑音を消せ。状況を改善する為にやれることはなんだ。今、この状況は成長するチャンスなのだ。頭先までどっぷり浸かれ。とことん味わえ。機会と闘え。家でまで仕事について考えるのは嫌なことだろうよ。でもここで考えないと仕事中もっと嫌な思いをすることになる。みんな中途半端になる。それが一番恐れるべき事態だ。些細なことで波風立てるな。感情を支配しろ。目標に向かって淡々と。間違いなく。最短距離を突っ走れ。やる事だ多すぎるのなら、削れ。削れないなら分けろ。それでいて尚やらなければいけないことがあるなら、処理できるように工夫しろ。創意工夫できない人間に居場所はない。怒りまで含めて、解決する為のモチベーションに昇華させていけ。いつかこの苦境を乗り越えた時に、胸を張って「俺は成し遂げた」と言えるようにとことんやりあってやる。こんな組織に潰されてたまるか。


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