気を抜くとすぐ部屋の中が汚くなる。「部屋が汚い」というパターンも色々あるけれど、私の場合本が溢れかえる状態を指す。取り出したものをすぐ元の所に戻さない悪癖が元凶だ。本が読みかけのまま積読の山の一角と化していく。これらを解消するには本を読み終わればいいだけの話なのだ。しかし不思議なことに1冊読み終わる頃には本が2冊程増えている。質量保存の法則がこの部屋では通じない。最近本棚に空きが無くなった。あいにく新しい本を置く場所も無いし、そもそも本の重みで床が抜けそうで気が気でない。最近流行りの電子書籍を活用すればいいのかもしれないが、多分あの形式にすると読まなくなる。有効な方法がある訳でもないので当分はこのままだ。
それにしても春は良い季節だ。ほのぼのとして過ごしやすい。気分が晴れやかになる。緑が息吹く、生命の季節だ。雑草が生える季節だ。虫がわく季節だ。ああ気分が滅入ってくる。具体的には部屋の中で大きめのクモを捕獲しなければいけない。放っておきたい気もするけど、あいつらは何故か知らんが人のふくらはぎを狙って刺してくる。皆さんはクモに刺された経験がおありだろうか?種類にもよるだろうけど、うちのはアブに刺されたのと同じ位腫れる。夜寝てる時にベッドに入り込んでくるので防御も不能。だから容赦する訳にはいかん。虫はクモだけに限らない。部屋を汚くしていたらそこを拠点として増殖してくる。そう考えると部屋を清潔に保つのもモチベーションが上がるというものだ。特にここ数日は随分暖かい気候が続いた。自室から見える外の景色にも、蚊がプンプン飛ぶようになった。裏にある池と言う名の水たまりのせいだ。そこからボウフラが発生しているのは自明の理である。即刻埋め立ててしまいたいのだが、親がそれを許さない。いっそのこと池に殺虫剤を混ぜてしまえばいいのに。もしくは自然にやさしくボウフラを食べる生物でも放そうか。
人が住みやすいということはその他の生物も住みやすいということだ。人だけに都合の良い環境を求めるなんてそれは我がままというものだ。けどそんな我がまま嫌いじゃない。せめて自分の部屋だけはそんな我がままが通るように、虫一匹入らない綺麗な環境を整えておこう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます