いちご農家の祖父の家では、どんぶり一杯のいちごに砂糖と牛乳をたっぷり入れて食べてます。聞くと50年ほど前に、この地域でいちごの露地栽培が流行ったらしく、当時のイチゴは酸っぱかったからそうやって食べてたんだとさ。ハウス栽培が広まって露地栽培農家がどんどん姿を消していく中、祖父は今も露地かつ無消毒でいちごを栽培しています。これって結構とんでもないことなのです。
株分けというかランナー分けを続けて半世紀、独自の品種改良(?)を重ねてきた彼のいちごは滅茶苦茶甘くて、私はそのまま食べるのが一番おいしいと思ってます。けど祖父は頑なにこのスタイルで食べる。うん、本人がそれでいいなら何も言わない。
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