あともう少しだけ

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会話のネタと展開方法

2016-05-08 22:27:10 | コラム

雑談する時に必要なのは相手の話を聞くこと、とは言うものの自分から話を切り出せるネタも持っていて損はないはずだ。そんな考えのもと日々雑談のネタ集めをしてきた訳だが、ここで一度基本に戻ってみようと思う。雑談のネタの基本って何か?「きどにたてかけし衣食住」である。手垢が分厚く塗りたくられているが困ったら基本に立ち返れと言うではないか。自分の知識の穴埋めの意味でも、少しこの言葉について深く掘り下げてみることとする。

まずは最初の「き」。季節・時候についてだ。暑いですね、寒いですね、風が強いですね。この分では田植えも大変でしょう。夜になると寒くなって眠りから覚めてしまいます。などなど。共通した話題としてはこれ以上ない位使いやすい。ありきたりだけど、だからこそ強い。警戒心を持たれていなければの話だが。雨が降って濡れてしまいました。傘は準備しないと駄目ですね。ところで、と本題に入るのは減点かな。安易に使うと話を無理やり捻じ曲げる感じになる。「それでですね」。うん、悪くない。「今日参りましたのは」。あ、頭の中にあるシュミレーションが訪問営業だな。要はどんな切り口でも相手の情報に繋げてそこから話を引き出せばいい。季節と組み合わせるなら、体の具合、農作業、全国行事、地域行事、旅行、季節の家電、レジャー。相手の情報を集めながら会話を続けていく必要がある。相手は何を好むか。インドアか、アウトドアか。家族構成は?ただ話すだけならどこまでも続けられる自信はある。しかし重要なのは、話した内容をしっかり覚えておく必要があるという事だ。以前話した内容をまた同じく進めてしまっては相手の信用を得られない。振出しになる。一度会話した内容をネタにしてさらに踏み込んだ会話をするのも人間関係を気付くための良い手段だ。

話がずれた。季節・時候を用いて会話をするなら、その時々に関する知識を収集していなければならない。少し前だと桜、花見か。今だとゴールデンウィーク何をしてすごしていらっしゃいましたかってとこか。相手によってはずっと家に籠ってたってこともありうるので、その場合は藪蛇か。ずっと仕事です、となったらそれはお疲れ様でした。客商売をされているんですか?って進めてみるか。とりあえず雑談の一番の目的は「ともに楽しい時間を過ごすこと」であるが、それをもう少し掘り下げて表現すると「楽しい時間を共有することで人間関係を深めること」となる。付随して、相手の情報を引き出すという目的も達成できるというものだ。

季節に関する情報として、5月は皐月か。だから何?こいのぼりはあるだろうか。あれば子供の有無がわかる。いや、いなくても飾る所はあるな。相手の家、庭、近所を見れば話すネタは落ちている。季節を話題にするということは、とどのつまり自然について話をするということだ。家庭菜園をしている人ならあえて準備するまでもなくこちらから提供できる情報があるのだけど。花とか鳥とかについて勉強するか。特に花についてはこだわる人は多い。そう、相手のこだわりを見つけられるか否かは特に重要だ。ところで6月はアジサイの月だ。アジサイ園も開園する。去年これについて話を色々してみたが食いつきは良くなかった。話の仕方も勿論重要だけど、相手にとって得になるかどうかも注視すべきポイントだ。純粋に好奇心全開で突き進むのも有効だ。これについては私は得意分野。天気予報のチェックは欠かせない。ひとつの事項について考えただけでも色々身につけておかなければいけない知識はある。思った以上に勉強しがいがあるようだ。


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