抱負のような何か

頭からつま先まで集中するという機会が少なくなった。仕事場では色んな作業を同時進行したり、横から入ってくる用件など相まって、あまり長い時間同じことを考える機会がない。

一口に集中と言っても、そのやり方は様々だ。体を動かしながら集中するのが一番健全な気がする。机の前で唸りながらしかめっ面で考えるのは受験勉強の頃で飽きた。こうやって文を書く時は肩肘はらずぶつぶつつぶやきながら作業をしている。楽しい時間だ。書きたい内容が無条件かつ定期的に沸いてくればさらにいい。何を書こうか考えるのもまた楽しみのひとつだけど。

楽しいことだけじゃ人生うまくいかず、でも楽しくなければ人生辛い。辛くとも、満足という対価を得られるのなら構わない。私にとって、何をしたら満足なのだろう。写真、文章、運動。何でもいいけど、結局認めてもらいたいのだ。自分の居場所を作る為の技術として確立したい。それを仕事に活かしていきたい。

遊びにしろ仕事にしろ真剣に、かつ勝ちにいくのが大切。部活をやっていた頃は負けが混んでいた。もう負ける気はない。逃げるつもりもない。だったら勝つしかない。勝つ為にはどうすればいいか。結果を時間内に出す努力。仕事にも必要なことだ。決められた方法を愚直に繰り返して少しずつ結果を出そうなんて馬鹿のやること。面倒な手順を省くには何をすればいいか。それを考えるのが知恵者だ。私は知恵者になりたい。

知識を集めて昇華させて、それを日々繰り返して。そうすれば、ちょっとは満足のできる人間になれるのではないかと思う。