あともう少しだけ

日々の出来事綴ります。やらずに後悔よりやって後悔。

対話 制限時間

2014-11-09 21:53:26 | コラム
「やっぱりね、グダグダやっていてはいかんのですよ」
「はい、選択と集中は何事においても基本です。何の話かはわかりませんが」
「このブログの記事作成にかける時間だよ!思いついたこと適当に書いて進めて煮詰まったら放っておいてまた書いて、なんてこんなペースじゃ時間がいくらあっても足りません!書く時間が長くなれば作業が億劫になって毎日続けることができない、お分かり?!」
「書かなければいいじゃないですか」
「随分と情け容赦ない事言うではありませんかぁ。世知辛い世の中に生きているんですよ?色々吐き出してみたい事柄と言うものがあって、それは飲み会とかお話とかそういうものでは消化しきれない、だからこそのこのブログなんでそこの所理解していただきたい!」
「初耳です」
「今考えました!」
「いい加減ですねぇ・・・。それで、グダグダしてはいけないのはわかりました。具体的にはどうするおつもりですか?」
「記事作成に時間制限を設けます」
「それだけ?」
「うん」
「それは駄目です」
「否定早っ」
「駄目です」
「一度言えばわかる」
「詰まる所貴方は何かを書きたいからこのブログを続けている、つまり欲望がブログ継続の原動力となっている訳です。時間制限を作るとやらなければならないという義務感が発生します。そしていつかその制限を達成する事自体が目的となってしまうでしょう。ご自身の受験勉強時代を思い出してください。効率の悪い勉強ばかりしていて、いくら内容のある勉強をしたかではなく、何時間勉強をしたのかに主軸を置いていたではありませんか。結果勉強時間に見合う成績は残せませんでしたよね?」
「じゃあどうすればいい訳だ?」
「取りあえず時間制限を設けるのはいいんです。ただテーマを事前に考えましょう。貴方机の前で唸る時間が長すぎます。書きたい事は日中に思いついたらメモするなりなんなり溜めといてください。書きたい主軸を設定しといて文章量を設定し、そこからかかる時間を逆算しましょう」
「そこまでやると疲れるなぁ」
「趣味で終わらせたいんですか?」
「うーん。トレーニングの意味もあって始めたんだけど」
「そうでしょう。目的は明確だったはずですね。ではそうしましょう。時間も残り少ない事ですし」
「?今日は時間制限してないよ?」
「言ってたじゃないですか。32歳までに」
「あ~あ~、作家になる」
「夢は追わなきゃ損ですよ」
「夢に時間制限を設けよ、って昔読んだビジネス書に書いてあったけど、やっぱ読んだだけではわからんな」
「実感を伴わない知識はむしろ枷になりがちです」
「頭でっかちになって背伸びをしたらそりゃ転ぶよね」


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