花巻祭り撮影 反省

花巻の神輿を撮影してきた。たくさんの神輿と巨大な山車が見事だった。だがしかし、とことん思った。夜の祭りの撮影は難しい。動くものが対象なのでシャッタースピードはあまり下げれない。絞りを開放しても光が足りない。ISOをギリギリまで上げて何とかなるが、当然画質は悪くなる。祭り特有のじんわりとした光を残したいので、ストロボは使いたくない。一部はこだわりというか我がままだけど。そして何より困ったのはホワイトバランスの設定だ。炎や街頭など、色んな色が混ざってうまく見たままの色で表現できない。画面が緑色ないし黄色っぽくなる。NIKONは黄色くなりやすいのは知っているが、これはどうにもならん。いっそ蛍光灯モードにすると青みがかった色が出て雰囲気は出るけど、祭りの華々しさが表せない。いっそ印象的な写真を狙ってスローシンクロやシャッタースピード遅くしてズームリングをぐりぐり動かしたりなどしてみたけど、どれもいまいち。どうせなら色々試してみたかったな。

あとフルサイズの一眼レフは人混みでは機能しづらい。エントリークラスのカメラ、もしくはミラーレスの方が使いやすいかもしれない。祭りのようなイベントの肝は何と言っても構図＝場所取りだ。大きいカメラだと少し不利に働く。あと正直人がたくさんいる中で、プロでもないのにあんなデカいカメラ振り回すのは恥ずかしい。sonyのミラーレスが気になっているけど、金に余裕ない。使いやすさによっては買うのもありなんだよね。NIKONのミラーレスはあまり惹かれない。今あるレンズが使えるってのはとてもいい点なんだけど。

いや、道具は道具として、今回見つかった課題を何とかしなければいかんのだ。思い通りのホワイトバランスを設定できない場合どうしたものか。RAWで撮って後でいじくりまわせばいいのはその通り。でもそれは邪道というか、何か違う。できれば現場で写真作りを完結させたい。後で何とかなればいいや、の姿勢だとうまくなれる気がしない。変にこだわらずストロボ使ってみるか。今までこういう場面いくつかあったけど、なんやかんやでストロボ無しでいい写真撮った事ほとんど無いし。もっと勉強しないといかん。