流行り廃り

インフルエンザが流行っている。今日ついに家族もやられてしまった。どういうことだか、予防接種を受けていたのにＡにかかったらしい。普通商品の効果が無かったら返金されるものだが、病院という権威の前ではこの論理が通用しないのがもどかしい。かくいう私も昨日から少しだけ喉が痛い。余程のことがない限り病院も薬も利用したくないけど、インフルエンザかどうかの判断は自分ではできないので非常に遺憾ながら病院へ行って診察してきた。

結果、陰性。のどが少し赤いだけだった。今仕事が忙しいので休まなくてすむのはよかった。しかし問題は診断料だ。初診料込で2000円超。1分もかからない診断でこれは絶対高い。技術料的なことを差し置いても高い。ケチといわれようが引かれようが何度でも書いてやる。高い。今シーズンはもう怪我以外では絶対医者に行かない。

値段はとにかく、興味を引いたのは患者の多さだ。診察待ちの間、暇なので周りを見ていたけど（悪趣味）、インフルエンザの検査をする人が多かった。私が最初来た時3人くらいだったのに、帰る頃には10人超になっていた。狭い個人病院であの数はなかなか大変だろう。下手に病院に行ったら悪化しそうだ。

流行に乗るのは好きだが、こんな負の流行に付き合いたくない。病院は病気にかかった後の対応しかしない。そもそも病気にならないようにするのが大事で、自衛の意志が肝要になる。とりあえず明日からはマスクをして通勤しよう。そう言えばどこかの飲食店で「店員がマスクをしていて失礼だ」というクレームがあったらしい。詳細はわからないが、それが本当ならクレーム主はインフルエンザで1週間寝込めばいいと思う。