ついにやってきましたパナソニックスタジアム吹田。西日本屈指のサッカースタジアムということで、行ける時を楽しみにしておりました!
これは3年前にG大阪U-23と戦ったときの写真。あのときは遠くから眺めることしかできなかった吹田スタジアム。
当時のブログに2年後に吹田スタジアムで戦いたいと書いたものの、さすがにそれは非現実的すぎるかなと思っていた。そもそもJ2に昇格できることすら保証のなかった時でもあるし。
せいぜい5年以内に達成できれば奇跡に近いかなと思っていたが、まさか平成のうちに達成できるとは正直思ってもみなかった(笑)3年前の自分にあと3年以内にガンバのトップチームと対戦できるよと伝えたとしても、何だよまたガンバJ2降格するんかよ!としか思わなかっただろうね。
自分たちでつかみ取ったトップチームとのJ1での対戦。3年前にメンバー入りしていた鈴木、岩田、松本、後藤、福森はこの時感じた屈辱な想いを胸に戦ってくれたに違いない。
「ようこそ!」にはいろんな意味が込められていると思っている。サポーターをここに連れてきてくれた選手や監督たちに本当に感謝したい。
本当に近くて素晴らしいスタジアムだった。シュートをミスるとサポーターのところまで飛んで行ってしまうので、選手が謝るシーンが何度かあった。こういった普段では味わえないわずかな気持ちが試合に影響してくるだろうなとは感じていた。
ボルテージが最高潮に高まったところでキックオフ。ガンバはトリニータ対策としてボールを持たせもいいからスペースを無くす作戦に出た。そのため主力のファンウィジョ、アデミウソン、小野瀬をベンチに置き、渡邉、田中、藤本を初スタメンで出場させ中盤でのビルドアップを抑える狙いで来られた。
これまでの敗戦を受けて、小塚などがドリブル突破を試むなどこじ開けようとする動きはみられるが、そうなるとどうしても個の力が勝負の分け目になるので思うような形が作れない。
ボールを保持できるがなかなか決定的な形を作れない中、少ないチャンスをものにする。松本怜からのクロスを阿道が運よくゴールを決め先制に成功する。藤本が徹底的にマークを受けている中、阿道が仕事をやってくれるのは本当に頼もしく感じる。
トリニータとしては狙い通りの形で前半を折り返す。
後半はアデミウソン、小野瀬を早々と投入し、前半から出場したファンウィジョとともにトリニータのゴールへ襲い掛かる。個の力で突破できる力があるだけに、トリニータとしてもクリアするだけで精一杯。高木のセーブでなんとか0に抑えてる感じ。
集中してなんとか守れていたが、ミスが3つか4つ続いて、最後は遠藤が決めて同点にされる。鈴木の足が思わず出てしまったことは悔やんでも仕方ないと思っているし責めることはできないが、一つ言えることはちょうど遠藤がシュート打ったシーンは角度的に真後ろから見ていたが、あれは枠を外れていたので厳密にいえばオウンゴールだった。
天気が良く観戦日和にも関わらずスタンドに空席が目立ったのは対戦相手に魅力が無かったことが影響しているかもしれない。悔しいがそこは否定できない。
それでも専用スタジアムから生み出すガンバサポーターの勢いはすさまじく、トリニータの選手たちにも少なからず影響があったであろう。遠藤のゴールが生まれたのもサポーターの力が多少なりとも関係していたかもね。
吹田出身の福森が憧れの宮本監督の前でプレー。立ち振る舞いがまさに名将そのもの。
その後は攻める姿勢を見せたが一歩及ばず、勝ち点1を分け合う結果となった。
何も手が出ず仕方なく狙いに行った引き分けではなく、最後まで得点に拘りながらも結局奪えなかったための引き分けなので決して悲観はしていない。守備陣はよく頑張ってくれているが、J1相手、ましてや攻撃力が自慢のガンバ相手にゼロに抑えてくれというのも要求が大きすぎる。正直2失点でも仕方ないと思っていただけに、攻撃陣がもう少し期待に応えてくれればと思った。
たらればになってしまうが、流れの悪い時間帯もあっただけに三竿と小手川の投入が早ければもしかしたら結果も変わっていたのかなと思っている。高山も小塚も後半は精彩を欠いていたのは感じていたし、そこに関しては途中出場からの奮起に期待してもよかったのかなと思っている。
ただあくまで残留ということを考えると、リスクを冒して攻めるよりも勝ち点をしっかりと手に入れることが大事なので、まさに試合後のサポーターの反応がすべてを表していると思うけど、この結果で終われたのは決して悪くない。
次のリーグ戦もアウェイで大阪(セレッソ戦)。さすがに2週連続は行けないので来週はDAZN観戦です。ヤンマースタジアムも行ったことが無かったので余裕があれば行きたかったんだけどね・・・。
じゃこの辺で
※OITA TRINITA 1999-2018 All Goals は今回はお休みします。
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