記念すべきNHK総合での中継。全国の皆様にトリニータのサッカーをアピールしたかったけど、序盤から悪いところが出てしまいました・・・。
相手は首位FC東京。普通に戦っても技術の差で厳しい戦いになると思われるが、2週間の準備期間の中で対大分対策をしっかりとやってきたという印象でした。
先制されたシーンも、高萩のパスが高木の判断を迷わせるようなところに送り込んだことで生まれたもの。永井のスピードも頭に入れてはいるが、高いポジショニングをとっていたため行けると思えば出らざるを得ないという高木のポジションを頭に入れた、絶妙な1本のパスだった。
相手を食いつかせるのがトリニータのサッカーの特徴だが、まんまと食いついていった形となった。
コーナーキックで失点したシーンもスカウティングしていたと思われる。ニアに入られたのもトリニータのウィークポイントを突かれた形だし、その後のコーナーキックでもニアに入られてピンチになりかけたし、しっかり準備してきた結果だと思われる。
プレスのかけ方にしても、ただ単純にかけにいくのではなく、逃げる方向を制限させるような追い方をしていたのが特徴。トリニータもうまくかいくぐっていたが、パスが流れたときには相手のプレスが入っていたのでクリアで逃げるしかない状態だった。後半は運動量も落ちてきたからトリニータが主導権を握ることができたが、前半は思い通りにやられてしまった印象だった。
FC東京のプラン通りに進められたがトリニータも何もできていないわけではなく、決定的なチャンスも多く作れてはいた。だが最後の精度が乏しく、頭を抱えるシーンばかりになってしまった。
後藤と小塚のところで1本でも決まっていれば試合の流れは変わっただろうから、本当に悔やまれる。やってるサッカーの方向性は間違ってないのは首位相手での内容を見て感じ取れるが、あとは選手のクオリティを上げていくしかないと思う。
クオリティを補強で埋めるのか、選手の成長で埋めていくのかの見極めが必要になる。今日の結果により16位以下になる可能性は実質消えたので、来季もJ1で戦えることになる。残り試合で来季も必要だと思わせるように、選手のアピールチャンスはあと4試合となる。
OITA TRINITA 1999-2018 All Goals【2016年】
今日の試合はトップチームのFC東京と対戦できたが、当時はU-23との対戦しかさせてもらえず悔しかったですね(残りのホームゲームのG大阪、C大阪にも言えることですが)。
第3位 清本拓己(第11節藤枝戦) ※コメント抜粋
落ち着いたトラップからの豪快ミドル。動画でしか見れていないのが残念。是非ともリアルタイムで見たかった。
第2位 オウンゴール(第26節盛岡戦) ※コメント抜粋
オウンゴールではあるが、ゴールまでの過程が素晴らしすぎたので2位にランクインさせてみた。
姫野のボール奪取から始まって、伊佐→姫野→山口真司と流れるようにパスが回り、最後は中央に入った松本昌也に合わせるも、運よくオウンゴールになった。奪ってからの切り替えが早く、まさに狙い通りの攻撃になったのではないだろうか。
第1位 後藤優介(第17節藤枝戦3点目) ※コメント抜粋
現地で観戦できてませんでしたが、生で目撃してたら失禁ものでしたね(笑)得点した時間帯も素晴らしいし、八反田からのパスも絶妙だし、そして幾度となくゴールを外し続けてきて監督を頭抱えさせてきた後藤がハットトリックという、まさに盆と正月が一気にやってきたようなゴール。シュートそのものも素晴らしかったですね。
この年はスカパーが放映権を持っていた時で、今のようにJ3は中継されていなかったのでゴールシーンを確認するにはJ3リーグハイライトしかなく多くのトリサポが不満を感じていたであろう。(あの番組自体はかなり好きだったんだけどね・・・)
ただそういった状況もあってか、スタジアムでしか試合内容を確認できない状態であったので観客数が落ちずに1年でJ2復帰することができた。
決して戻りたくないリーグだが、後藤が覚醒するきっかけを作ってくれたので決して無駄な1年ではなかったと今だから言える。
次のG大阪戦は東京である観戦会に参加してきますので、勝って盛り上がれるように応援してきます!
じゃこの辺で
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