東京で行われた観戦会のほうに参加してきました。いつもよりも会場が広く、ジェイリースさんの協力でハーフタイムに景品が当たるじゃんけん大会も行われました!
日曜の夜で条件はさほど良くありませんでしたが、ざっくり200人くらいいたと思われます。
試合について、トリニータはこれまでと変わらず繋いで繋いで自分たちのリズムを作っていく。直近の対戦相手ではそこから激しいプレスをかけて引っかけるような狙いをしてきてトリニータの目指す形を潰してきたが、浦和は水曜にACLで韓国まで行き雨の中戦い抜いた状態で大分入りしたのもあり、そこまで激しくプレスをかけようとしなかった。
前半は後藤や藤本の惜しいシュートもあり、トリニータが優位な展開が続いた。得点こそ奪えなかったが、狙いははっきりと見えていたので後半への期待は大きかった。
その後半でしっかりと期待に応えたのが藤本であった。小塚からのドンピシャのタイミングから出たボールを華麗にトラップし、西川のポジションを見て冷静に流し込み先制。
これまで得点が奪えていないプレッシャーもあったかもしれないが、心折れずに裏を狙い続けた結果が千載一遇のチャンスを生み出したと思っている。そこでしっかりとモノにするから大したもんだよ。
とりあえずホームゲームではあるが浦和レッズの大観衆の中で勝つという目標を達成した藤本。おそらくインタビューでは埼スタのイメージだと思われるので、10月での活躍に期待したい。
そして途中出場となった小林成豪。これまで出番のなかった悔しさをぶつけ、ホームのトリサポに挨拶するかのごとく放たれたミドルシュート。これはさすがの西川も触ることもできずゴールに吸い込まれ追加点。無駄のないドリブルからの弾丸シュートは、ニッシならぬメッシそのものでしたね。西弘則も似たようなシュート決めてましたが。
時間がたつごとに疲労感が増し、連戦の浦和としては反撃に出たくてもなかなか足を踏み出せない状態。これも前半からパスで揺さぶりをかけつづけた結果というのもあるし、今日の試合に限っては高山が比較的高いポジションをとれていたので、対面していた橋岡も手を焼いていたし、途中から宇賀神を入れて交代枠を使わせたのも大きかった。
成豪のフィットに注目が集まりがちだが、個人的に高山が攻守に顔を出す機会が増えたことにも注目したい。ここから三竿とともに左サイドが活性できれば更なる武器になると思っている。
湘南出身の男は夏になると活躍する傾向があったりするのかな。そうなると7月の成績が良くない片野坂トリニータにとってはすごく頼もしく思える。2016年就任から7月の成績は4勝5分6敗だが、その中にはYS横浜に負けたのもあるし昨年の甲府戦もあるしで、年間通してもワーストゲーム候補があるから余計に印象を悪くしてるイメージがある。しかもホームゲームでは藤枝戦しか勝利していないので尚更鬼門感がある。
そして忘れてはならないのが、湘南出身の男は三平もそうだが、平塚出身のあの男、いや漢がいること。ここからの巻き返しに期待したい。
そして試合終了。東京の会場は大盛り上がりでハイタッチの嵐だった。
浦和からしてみれば条件的にフェアではなかったかもしれないが、ここはしっかりと勝ち切ったトリニータを褒め称えたい。
屈せずに裏を狙い続けた藤本や、チャンスが来なくても腐らずチャレンジし続けた成豪が結果を出し実を結ぶことで、ほかの選手もあとに続いてくれると期待している。
前半戦を5強入りでフィニッシュできたのはサプライズ以外何物でもないが、あくまで我々の目標は"J1残留"であり、目標の勝ち点45までは単純計算で5勝1分しないと達成できない。1巡して対策は練ってくるだろうと思われるだけに、ここからの5勝はそう簡単には掴ませてくれないと思っている。
OITA TRINITA 1999-2018 All Goals【2008年】
この年もホーム浦和戦は2-0で勝利していたなとしみじみ。
第3位 深谷友基(第8節横浜FM戦)
「どうした深谷!?」と高松が突っ込むのも無理もなく、どうしてそこに深谷がドリブルで持ち込んだのかいまだに謎であるゴール。
こうして見ると、当時も今と同じくCBがスカウティングしづらいくらい駆け上がっていたなと感じる。
第2位 金崎夢生(第4節G大阪戦)
まさに魔法をかけたようなゴールシーン。イメージできていたとしてもプレーで実現させるには簡単にはいかないはず。このアイデアの豊富さには夢を感じましたね。夢生だけに。
第1位 ウェズレイ(第1節清水戦)
開幕戦から見せつけたウェズレイの豪快ゴール。開幕前は前評判がいまいちで期待する声が少なかったが、それを吹き飛ばすかの如く決めた一撃。ここから旋風が巻き起こると言われてもいいくらい勢いをもたらせてくれた。
記念すべきナビスコカップ制覇の年!ベストゴールは対象外としていますが、決勝の高松のゴールはまさに感動でしたね!
年間24失点はいまだ破られていない最少失点記録となる。トリニータサポーターにとっては最高の一年になったであろう!
そしてふと感じたのが、第10節新潟戦の金崎や第12節東京V戦のエジのように、PA外からのゴールが多かった印象。そこがシャムスカ時代のトリニータを支えていたし、今のトリニータには足りていないところともいえる。
(と、試合前にあらかじめ編集していましたが、小林成豪がその前提を覆すゴールを決めてくれましたね。。。)
次は横浜戦。雨予報が出ているがチケットは買っているので参戦する方向です。ニッパツ三ツ沢なので濡れること必須ですが、とりあえず風邪だけには気を付けます。
(ニッパツ三ツ沢はこれで3度目ですが、3回とも雨という不運。。。)
じゃこの辺で
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